理学療法士の平均年収は407万円です。

でも新人の理学療法士の年収は350万円ほどです。
そんな理学療法士が2回転職をすると、どれくらいの年収になるのでしょうか。
そんな疑問にお答えします。
理学療法士が転職を2回すると年収はどう推移するのか?
理学療法士が転職を2回すると、年収の推移は以下のようになります。
- 初年度年収:320万円
- 1回目転職:360万円
- 2回目転職:420万円
初年度の年収は320万円
私は横浜市の整形外科クリニックに入職しました。
当時の月収は22万円(総支給)です。
そこに手当や交通費が入り、総額24万円くらいでした。
そこから保険料や年金が引かれ、手取りは19万円くらい。
でもボーナスが無かったので、全く稼げず嫌になり1年位で辞めてしまいました。
年収は320万円くらいでしたね。
1度目の転職は2年目!年収は360万円
1度目の転職はもう一度整形外科クリニックにしました。
2年目の時点で
- 基本給:16万円
- 賞与:1か月
- 総支給27万円
というなんともブラック臭プンプンの職場に入職。
総支給27万円という所にひかれましたが、今でもこの職場は失敗だったと思っています。
横浜市のある地域の患者層も悪く、給料も安かったため3年目で辞めました。
当時の年収は360万円です。
そんな時を思い出しながら書いた記事がこちら



2度目の転職は回復期、年収は420万円
2度目の転職は整形外科はもう嫌だったので回復期にしました。
一般病院ですが、ボーナスが4か月分出るのが嬉しくて、クリニックを辞める直前は毎日年収の計算をしていた気がします。
- 基本給:24万円
- 賞与:4か月
- 総支給:27万円
仕事量もグッと少なくなり、凄くラクに仕事をしていたのを覚えています。
この時の年収は420万円で、3年目にして理学療法士の平均年収を超えました。
この転職のエピソードはこちらの記事に詳しく書いています。



理学療法士10年目の年収は490万円
2度目の転職で満足した私は、そのまま同じ職場で勤めています。
業務改善や理事の運営改革があり、昔より多忙になりましたが普通の仕事内容だと思います。
定時で帰れますし、有給も消化できますし。
何より、10年働くことで
- 毎年5,000円の昇給
- 主任になり基本給アップ
を得ることが出来ました。
この職場に着いたときは24万円だった基本給も、今では27万円+αとなりました。
1度目の転職で手にした「総支給」を今では「基本給」で手にしているわけです。
総支給は34万円程度ですが、賞与も合わせると年収490万円となっています。
2020年の夏の賞与も満額出ました
2020年、夏の賞与はコロナの影響でどうなるか不安でしたが、無事に満額出ました。
総支給額は58万円です。



これが多いか少ないか分かりませんが、私は満足しています。
一般的サラリーマンよりは少ないでしょうけどね。
理学療法士の収入はそこまで多くありませんし、今後もあまり変わらないと思います。
10年も働いて「たった490万円」と思う方も居るかと思いますが、これが理学療法士の現実なんです。
もっと年収を上げたいのであれば、一番の近道が転職です。
私は
もう8年以上続けています。
今の職場に不安や不満があるなら、一度転職サイトを覗いてみてください。
意外と良い給料の仕事がありますから!