理学療法士のボーナスはいくら?賞与カットされる職場は将来性ゼロ!

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理学療法士のボーナス(賞与)について詳しく知っている人は少ないと思います。

 

みなさんボーナスってどれくらい貰えればいいと思っていますか?

実際に周りの理学療法士は幾らぐらい貰っているのか気になりますよね。

 

今回は、理学療法士が実際に貰っているボーナスの金額と、ボーナスがカットされる(減額・またはゼロ)場合の対処法をお伝えします。

 

理学療法士のボーナスはいくら?

賃金構造基本統計調査|厚生労働省によると、理学療法士のボーナス(賞与)は以下の通りです。

 

PTのボーナス金額(年額)
  • 2017年:63万9,900円
  • 2016年:70万1,200円
  • 2015年:63万9,900円
  • 2014年:60万9,900円

 

ちなみに一般企業は以下の通り。

 

一般的なサラリーマンのボーナス(年額)
  • 74万7,156円

 

理学療法士のほうが少ないように思えますが、そこまで驚くような差はないと思っていただいてOKですね。

 

新人理学療法士のボーナス(賞与)は出るのか?

新人理学療法士は夏のボーナスは出ませんが、寸志という形で数万円出る場合が多いと思います。

冬のボーナスは全額出るので安心してくださいね。

 

新人のボーナスの平均金額は35万6,000円(年額)だそうですよ!

何か自分にご褒美を買っても良いですけど、貯金しておいた方がいいきがしますね。

 

ちなみに2年目以降は60万円くらい貰えるので楽しみにしておいてください。

理学療法士1年目は夏のボーナスはなし?賞与について知っておくべき4つの事
貰ったボーナス、少なすぎでショックを受けていませんか?1年目の理学療法士は夏のボーナスが出ません。それはなぜ?新卒の賞与について、知っておくべき4つのこととして解説します。

 

理学療法士のボーナスカット!そんな職場は将来性ゼロ!

さて、近年になって「ボーナスがでない、または減らされる」といった理学療法士の話を耳にするようになってきました。

 

厚生労働省の発表ではボーナスは90.1%の人が貰っているということなので、ボーナスの出ない職場はちょっとヤバいんじゃないの?と思ってしまいます。

 

特に介護・福祉系はボーナスが出ない傾向にあるようですね。

こちらの記事で詳しく調査しています!

介護士の給料が安い理由はボーナスがないから。福祉系の職員の満足度は0%らしい。
介護・福祉関係の職員はボーナスが支払われない人が多いそう。しかも、支払われたとしても満足している人が誰もいないとか。介護・福祉業界はこれからどうなってしまうのか?闇に迫ります。

 

ボーナス(賞与)の出ない職場は去るべき

ボーナスがなぜ支給されるか知っていますか?

ボーナスは、あなたの働く職場が任意で業績や働きに応じた支給であり、べつに法律で「ボーナスを支給しなさい!」と言ってるわけじゃないんです。

 

だからボーナスが出なくても、何の問題もないんですね。

実際、ボーナスなしで月収を高くしている職場もいくつもありますから。

 

 

ただ、問題になるのは「いままで出ていたのに急にカットされた!」という場合。

 

働き方が変わっていないのに、ボーナスがカットされてしまうということは「業績が悪化している」ことの裏返しであると考えます。

ボーナスが60万→50万→40万とゆるやかに下がってく場合は100歩譲って良しとしましょう。

 

ただし60万→0になってしまうのはどう考えてもヤバイです。

明らかに経営難で、訪問看護ステーションや個人経営のクリニックに多い気がしますね。

 

こういった職場は「ボーナスをもらってから辞めよう」と考えるのでなく、さっさと転職して逃げたほうがいいです。

そのボーナスすら出ない可能性もあるし、減らされたボーナスを得るより次の職場で次のボーナスに向けて働いたほうが100%良いですから。

 

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ボーナスが急にでなくなった職場の体験談

私がむかーしバイトしていたクリニックは、賞与は10万円ほどあったそうです。

ある時、賞与が無くなりその数か月後に事務員やリハ助手が解雇されていきました。

もちろん、私も解雇。

その3週間後、そのクリニックはつぶれてしまいました。

 

その昔、私がある中古車販売店でバイトしているときにお金持ちのおじさんがベンツを売りに来ました。

買取金額は200万円ほどだったのですが、店長と客との話を聞いていると、従業員のボーナスが払えないから車を売って、ボーナス費用に充てる。

と言っていました。

 

あの社長、今頃どうなってるんだろう…?

 

まとめ:理学療法士はボーナスが出て「あたりまえ」ではない!

理学療法士のボーナスの平均金額は63万円ほどですが、それがあたりまえではないという事を知ってください。

もちろん、それより多く貰えるに越したことはないのですが、どちらかというとボーナスが前年より減らされるとヤバいです。

 

そういった職場は、経営難になっている可能性があるので、転職をするほうがいいと思います。

自分ひとりで頑張っても経営は傾いたままでしょうからね。

 

早めに「ヤバさ」を感じ取って、周りのスタッフが辞める前に行動していくほうが無難だと思います。

【稼げ】理学療法士と金
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