理学療法士でも、年収300万円くらいの人は、全理学療法士の40%程度もいるそうです。
理学療法士は、やりがいのある仕事だとはいえ、さすがにそれは少なすぎやしませんかね。
学校に3年も4年も通って、大変な思いをして取った国家資格。
その結果が年収300万円ですか・・・。
ちょっと安すぎると思いますよ。
専門職でしょ?
理学療法士の平均年収は407万円くらいです。
年収300万円くらいの皆はやばいですよ、すぐに転職したほうが良いです。
年収300万円台は少ない…年齢別の手取り額や割合は?
30歳代の正社員で年収300万円台は一般水準より少ない
最も多いであろう30歳代の一般的な職業の30歳代の平均年収は444万円で、30歳代の理学療法士の平均年収は399万円です。
300万円台となると、初任給の水準なのでメチャクチャ低いと言わざるを得ません。
月の手取りにすると20万円前後になるので、一般大卒の初任給程度とあまり変わらない位の水準ですよ。
もしも出世や昇給があったとしても、40代で年収400万円を超えるのはなかなか難しいかもしれません。
30歳代でも年収300万円台の理学療法士は、一生懸命努力をしても平均年収に達しない可能性が高いです。
だって、現時点で平均年収よりもかなり低い給料なんです。
そんな職場で働き続けても、今後給料がグッと上がるなんて考えられないと思いませんか?
それどころか、出世や昇格が無かった場合、ずっと給料は上がらないことも。
大切な30歳代の時期を無駄に5年、10年と過ごすのはとてももったいないと思いませんか?
1~3年目理学療法士の20歳代の年収は319万円
理学療法士の初任給は319万円が平均です。
一般的なサラリーマンは344万円なので、それよりは少なくなる傾向にあります。
その原因は賞与(ボーナス)です。
理学療法士の初年度のボーナスは「寸志」といってお年玉くらいのお金しか貰えません。
私の初めてのボーナスも1万円でした。
でも3年目にもなると、年収の水準はグッと上がり、388万円に到達します。
たった3年で年収が319万円から388万円に上がる理由は、ボーナスが理由です。
3年目だと、だいたい年間60万円くらいボーナスが貰えますから。
3年目の理学療法士が目指すべき年収は400万円以上
3年目の理学療法士は400万円以上の給与水準が妥当です。
だって、平均年収が388万円なので、それより多く貰っている理学療法士だって当然います。
私も、3年目の時の年収は350万円くらいでした。
それでは本当にクソみたいな生活しかできないですし、ほかの病院で理学療法士として働いている友人は380万円くらいもらってましたから。
だから3年目で年収400万円を狙うのは当然です。
平均より良い生活をしたいと思いませんか?
もちろん、お金が高いほど良いというわけでもないですし、給料が少なくてもやりがいのある職場はたくさんあります。
それでも、生きていくにはお金が必要。
やりがいだけでは安定した生活はできません。
実際に私は3年目で転職し、年収は350万円から420万円に上がりました。
やっぱりお金は大切だと思うんですよね。
年収300万円台なら、転職すべき理由
年収300万円台だと貯金ができない
年収300万円だと、毎月の手取り額は大体20万円前後です。
国が調査した、一人暮らしで毎月かかる生活費の平均は16万3,762円だそう。
興味があれば以下のサイトを見てください。
家計調査報告(家計収支編)2019年(令和元年)平均結果の概要 (stat.go.jp)
手取り20万円で16万3,762円の出費ですよ?
残りがたったの3万6000円。
これは最低限残るお金であり、実際はもう少しお金が出ていくと思います。
賃貸アパートの場合、2年に1度の更新手続きや、万一病気になった時の医療費などでほぼ貯金が出来ない状態となります。
例え36,000円を12カ月貯めても43万2000円、それを10年続けても、432万円・・・。
10年頑張ってやっと新車が買えるレベルですね。
結婚とか子供とか育てられるんですかね。
現実は厳しいです。
年収300万円で、働くというのはかなり厳しいんです。
30歳代になれば結婚もするかもしれませんし、40歳からは介護保険料も増えるし、年齢を重ねると医療費もかかるし親の介護も・・・
「いい職場だから」「やりがいがあるから」「転職が面倒だから」という理由で年収300万円で生きている人はかなり厳しいと思います。
年収300万円だと将来が不安すぎる
理学療法士が年収300万円だとヤバイ大きな理由は「将来が不安になるから」です。
例えば結婚。
年収300万円では1人暮らしや実家暮らしならなんとかなるかもしれませんが、結婚して世帯を持つには少し厳しい金額です。
結婚すると
- 結婚式200万円
- 出産100万円
- 子供養育費2000万円
- 老後の資金2000万円
が必要になってきます。
年収300万円でこれを賄うのは本当にシンドイと思います。
貯金なんてまともにできませんから。
将来の事を考えるなら、年収300万円ではとても無理です。
共働きだったとしても、世帯年収は600万円にしかなりません。
年収300万円は日本の平均でみてもかなり低い
年収300万円というのは、どの年代で見てもかなり低い給料です。
dodaの調査では20代の平均年収ですら341万円なんですよ。
30歳代だと437万円。
もしあなたが30歳代で、まだ年収が300万円だったら、平均年収437万円と比べて137万円もの開きがあります。
これはかなり厳しいですよ、10年で1370万円の差ですから。
せめて平均年収を貰ってもいいんじゃないですか?
今の時代、年収400万円前後なら経験3年以下でも可能です。
一番まずいのは「面倒くさい」「やりがいがある」「この職場が好き」というくだらない理由を盾に給料が上がらない今の職場で働き続けること。
だって本当にその職場で「やりがいがある」「職場が好き」と思って充実した毎日を過ごしているなら、こんな記事にたどり着くはずがありませんから。
心のどこかで「給料が少ない」と思っているんじゃありませんか?
理学療法士の年収は450万円あれば安定する
年収が450万円あれば、比較的安定した生活ができます。
手取りは25万円くらいになるし、一人暮らしなら貯金や資産運用など将来の蓄えを増やしておくことができます。
家庭を持ったとしても、年収450万円で3人家族で生活している人は多くいるので何とかなるでしょう。
年収300万円は本当に将来的にキツイですよ。
退職金が多いとか、10年後には年収がグッと上がるとか、本当に年収が安くてもその仕事をやりたいというのであれば別ですが、やぱりお金はあるに越したことはないと思います。
最低でも400万円、できれば500万円くらいはあったほうが生活は楽ですし、将来的にも少し安心できます。
年収300万円しかもらっていない人は、すぐにでも年収を上げる為の行動をしたほうが良いです。
だって年収300万円の生活は苦しくないですか?不安じゃないですか?
今すぐにでも転職活動を開始し、給料が高くて働きやすい職場をリサーチすべきです。
理学療法士なら、転職するだけで年収が30~50万円くらい簡単に上がります。
しかも人間関係も改善され、残業もなくストレスのない職場で働くことができます。
今の職場で不安だと感じる人は、ぜひ転職サイトに登録してどんな求人があるのか確認だけでもしてみてください。
転職サイトは無料ですし、多くの情報があるので転職活動に有利に働きます。
実際【PTOTキャリアナビ】という転職サイトを使ってみたので、こちらの記事も読んでみてください。

年収が300万円台なら転職を検討する
転職することで、現在の職場とは違う経験を積むことができ、条件によっては高い給料を貰うことができます。
特に3年目を過ぎると即戦力としてみなされ、年収はグッと上がります。
理学療法士として転職を検討する際は、
どのサイトも、キャリアアドバイザーによる求人紹介・転職相談などのサポートが受けられます。
非公開求人も多くあるので雇用条件の良い求人を探すことができます。
転職で給料を高めるのは一番手っ取り早いです。
転職を考えている方は、ぜひ転職サイトをご利用ください。