訪問リハは給料が高いって本当?稼げる理由と仕事内容を徹底解説!

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「毎日残業ばかりで給料も上がらない…」

「もっとお金を稼ぎたい!年収を上げたい!」

そんな悩みを抱える理学療法士が、いま最も注目しているのが『訪問リハビリ』です。

 

実は訪問リハは非常に稼げる職場であり、ライフワークバランスも取りやすい非常に恵まれた職場。

訪問リハビリに転職するだけで、年収100万円アップ&残業ゼロも夢じゃありません。

 

この記事では、訪問リハが理学療法士の転職先として人気の理由を徹底解説します。

ぜひ訪問リハビリに仕事場を移すきっかけにしてください!

 

 

訪問リハビリが理学療法士に人気の理由

病院勤務に限界を感じた理学療法士が訪問リハビリに転職を考えている理由はこの4つです。

 

🏆 理学療法士が訪問リハに惹かれる4つの魅力

  • 病院より圧倒的に稼げる(年収500〜600万円も現実的)
  • しっかり休めてプライベートが充実(日・祝休み+長期休暇あり)
  • 人間関係のストレスが少なく、自分のペースで働ける
  • 需要が右肩上がりで、今後も安定して仕事がある

これらを解説していきます。

 

病院より圧倒的に稼げる

訪問リハビリの給料はかなり高く、東京都内では年収600万円を超える求人もあります。

 

訪問リハビリはインセンティブが1件(1時間)当たり3,000~4,000円つきます。

月に100件(1日5件)の訪問をコンスタントに続ければ月収は40万円以上、年収500万円は楽勝でクリアしていきます。

 

また、病院で働く理学療法士は、運動器Ⅰであれば20分で1,850円分を算定できます。

でも訪問リハビリは、20分で3,070円分を算定できます。

つまり訪問リハビリは、病院と比べると同じ時間のリハビリをしたら、病院の倍の金額を算定できるんです。

だから給料は高いんです。

勤務先 平均年収(目安) 特徴・ポイント
病院 400〜450万円 昇給が少なく、ボーナス込みで安定型。残業の有無で差が出る。
老健 380〜450万円 医療より給与はやや低め。リハビリよりも生活支援・介護連携が中心。
デイサービス 350〜430万円 日勤のみ・残業少なめでワークライフバランス重視。パート勤務も多い。
訪問リハ 450〜650万円(件数・歩合制で変動) インセンティブ制度あり。件数をこなせば年収600万円超も可能。

 

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しっかり休めてプライベートが充実

訪問リハビリは、基本的に日曜日と祝日がお休みです。

「訪問リハビリ(訪問看護ステーション等)の理学療法士・リハスタッフの年間休日数」の目安は、おおよそ120日前後であり、理学療法士の休日の平均(110日)を大きく上回ります。

 

病院と違い、しっかりと日・祝がお休みになるので、年間の休日数は多くなります。

リハビリが予約制であることも、休日をしっかりと取れる理由の1つです。

勤務形態 年間休日の目安 特徴・傾向
病院勤務 約105〜115日 シフト制が多く、祝日は勤務になることも。休日出勤が発生するケースもある。
介護施設勤務 約110日前後 日勤中心だが、土日いずれかの出勤が必要な場合も。年末年始の休みは短め。
訪問リハビリ勤務 約118〜125日 完全週休2日制(土日祝休み)が多く、年間休日120日前後が主流。ワークライフバランスを取りやすい。

 

人間関係のストレスが少なく自分のペースで働ける

訪問リハビリは個人で利用者の自宅に行きリハビリすることが目的です。

それ以外の仕事は書類業務こそありますが、委員会活動などは特にありません。

また、自分一人での訪問は同僚や上司もいないので気楽です。

 

突発的な休みでも、利用者への連絡は必要ですが入院患者と違って1日くらい休んでも大丈夫なので比較的休みやすいのも特徴。

残業もほとんどありませんし、訪問リハビリは思っている以上に働きやすいんです。

 

需要が右肩上がりで今後も安定して仕事がある

訪問看護ステーションを中心とした訪問リハビリ分野は年々需要が増加しています。

年度 利用者数(人) 備考
2015 89,100 在宅リハ拡大前後の水準
2016 92,700 緩やかに増加
2017 99,400 高齢化で需要増
2018 107,600 請求事業所増加
2019 115,700 法改正により拡大
2020 118,900 コロナ影響で在宅ニーズ増
2021 131,100 年々右肩上がり
2022 135,200 最新推定値
2023 134,000 増加傾向続く
2024 137,000 今後も拡大予想

厚生労働省「介護給付費等実態統計」より作成)

 

このように、毎年増えているのがわかります。

団塊世代が後期高齢者となり、少子高齢化が進む中で国は在宅医療を推し進めています。

まだまだ在宅分野は人手不足な状況が続いており、大手企業や運営母体がどんどん訪問リハビリ分野への進出をしています。

 

今後の高齢者向けサービスの市場規模は2025 年には101.3兆円規模になると見込まれています。

参考|MIZUHO

 

まさに需要に対して供給が間に合っていないのが現状。

さらに訪問リハビリに従事している理学療法士の数は、理学療法士協会の統計で、119,525人の会員数の内、訪問リハビリに従事している人数は1,527人とされています。【統計情報|日本理学療法士協会

たったの1.2パーセントしかいないみたいです。

 

だから訪リハスタッフは希少価値が高いです!

 

これから在宅や地域包括支援、介護予防の重要性が高まっていく中で「訪問リハビリをしたことがある」という理学療法士の希少性はかなり高いです。

これからますますこの分野の重要性が叫ばれていきますので、今から訪問リハビリに移って基礎を築いておくというのは、アリだと思います。

 

訪問リハビリのメリット

訪問リハビリのメリットまとめ

  • 年収500〜600万円も可能(歩合あり)
  • 日曜・祝日休みでプライベート充実
  • 人間関係のストレスが少ない(単独業務)
  • 在宅リハのスキルが身につく
  • 働き方の自由度が高い(直帰・直行OK)

 

訪問リハビリのメリット解説

訪問リハビリで働くと大きなメリットがあります。

 

まず、給与面では歩合制があるため、努力次第で年収500〜600万円も十分可能です。

大きく稼ぎたいという理学療法士には最適だと思います。

 

また、勤務は基本的に日曜・祝日が休みで、夏季休暇や年末年始休暇も確保されているため、プライベートの時間をしっかり確保できます。

年間休日数も病院より多いので、子供がいる人や自分の時間が欲しい人には強くお勧めできます。

 

また、利用者の自宅を個別に訪問する単独業務が中心となるため、人間関係のストレスが少なく、自分のペースで働ける点も魅力です。

さらに、在宅でのリハビリを通して環境調整や生活動作の観察など、実践的なスキルが身につきます。

勤務形態も柔軟で、直行・直帰が可能なステーションも多く、自分の生活リズムに合わせた働き方が実現できるのも大きなメリットです。

 

私が働いていたステーションでは、なんと訪問車両をそのまま乗って帰ってもOKでした。

家に車がない人にもありがたい制度ですね。

 

訪問リハビリのデメリット

⚠️ デメリット

  • 営業が必要な場合あり
  • 運転が必須
  • 症例数が少なめ
  • 慢性期が中心でやりがいを感じにくいことも

 

訪問リハビリのデメリット解説

訪問リハビリには多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。

まず、利用者を確保するために営業活動が必要な場合があります。

といってもサラリーマンのような飛び込み営業ではなく、関連病院の医師やケアマネジャーなどと良好な関係と実績を作ることで利用者を紹介してくれることに繋がります。

 

また、訪問リハビリでは基本的に自動車での移動が必須となるため、運転が苦手な方や交通状況の厳しい地域では負担が大きくなる場合があります。

1日に30km以上走ることも多く、意外と体力も使います。

 

さらに、1日の訪問件数は限られるため、病院勤務に比べて経験できる症例の数は少なめです。

加えて、対象となる利用者は慢性期や維持期の方が多く、急性期のような劇的な回復を経験することは少ないため、やりがいを感じにくいこともあります。

 

このようなデメリットも理解しておく必要があります。

 

 

訪問リハビリの特徴

訪問リハビリの仕事内容

理学療法士の主な仕事は以下の通りです。

訪問リハビリの業務内容

  • 利用者のバイタルチェック
  • 身体機能の評価、機能回復訓練
  • ADLのチェック、訓練
  • 生活環境の改善
  • 異常や問題点のケアマネへの報告
  • 家族指導、メンタルケア
  • 担当者会議の出席
  • 計画書・報告書などの書類業務

訪問リハビリでは、理学療法士や作業療法士などの垣根がほとんどなく、全てのリハビリスタッフがこのような業務をこなします。

 

訪問リハビリの給与形態

訪問リハビリの場合は固定給+歩合であることが多いです。

つまり頑張って働いた分だけ給料が上がるということ。

基本的には、固定給が高い所を選ぶべきですが、仕事量によってはかなりの額を稼ぎ出すことができるのも訪問リハビリの魅力です。

例えば

  • 基本給:25万円/月
  • ボーナス:基本給×3ヶ月分
  • インセンティブ:訪問71件目から1件につき4,000円

だった場合、訪問件数が70件以下/月と100件/月と120件/月で計算するとこんなに差がつきます。

条件 基本給 ボーナス インセンティブ 年収合計
基本給+ボーナスのみ 300 75 0 375
基本給+ボーナス+訪問100件 300 75 144 519
基本給+ボーナス+訪問120件 300 75 240 615

これくらい稼ぐには、利用者が多くて効率よく回れる(都会や集合受託の利用者が多い所)を探す必要がありますが、病院勤務より稼ぎやすいのは確かです。

 

訪問リハビリの勤務形態

訪問リハビリは、基本的に日曜・祝日休みです。

その他、1日希望日に休めるところが多く、夏季休暇や年末年始休暇を合わせると年間休日数は120日前後の所が多いようです。

 

勤務時間は8:30~17:30または9:00~18:00までが多く、残業は少しあるようです。

介入中にカルテ記入は出来ますが、さすがに計画書や報告書の作成は現場ではできないのでステーションで処理することになります。

 

特に訪問リハビリは書類が多く、月末なんかはかなりの数に昇ります。

細かな仕事も多く、患者の住む場所によっては移動時間があるため、残業になってしまうケースもあります。

その場合、17時までの勤務で、17時までリハビリ時間がかかってしまう場合ステーションに戻る時間が無駄なので、直帰できるシステムを採用しているステーションも多いです。

 

病院と訪問看護ステーションの訪問リハの違い

訪問リハビリは、病院から出向く場合と訪問看護ステーションなどから出向く場合の2種類があります。

 

病院・医院からの訪問リハ

  • 指示医は基本的に事業所の医師が担当
  • 医師と連携が取りやすく、リハ実施に伴うリスク管理や指示内容の更新がスムーズ
  • 理学療法士は病院スタッフとして勤務
  • 給与は病院の規定に準じる
  • インセンティブ制度はなし

 

訪問看護ステーションからの訪問リハ

  • 指示医は利用者のかかりつけ医に訪問看護指示書を書いてもらう形式
  • リハビリの指示はほとんどセラピストに任される場合がある
  • 看護師の体制が整っているため、積極的な連携が必須
  • 給与はステーションの規定に準じ、インセンティブありで月収40万円以上も可能

 

訪問リハビリで働くための能力・技術

訪問リハビリは、病院と違って近くに医療スタッフがいません。

相談できる相手も現場にはいないので、すべて自分でマネジメントする必要があります。

 

  • この件は誰に報告したらいいのか?
  • 優先順位はどうか?
  • 訪リハ以外にどんな社会的資源を活用しているのか?

 

これらを知っておく必要があります。

自分でマネジメントできる能力が身につくのも訪問リハビリのメリットだと感じますね。

また、近くに先輩や上司がいないので、否が応でもリスク管理能力が身に付きます。

 

ある時、私が訪問リハビリで介入しようと足を触ったら違和感を感じました。

熱感・腫脹・皮膚の変色・激痛があったので「もしや?」と思い医師とケアマネに連絡し、すぐに救急車で運ばれていきました。

結果、骨折していたということがあります。

 

このようにまずは身体状況を観察するクセが身につくので、リスク管理能力がかなり身につくのもメリットではないでしょうか。

 

訪問リハビリの転職先を探す方法

訪問リハビリの仕事を探すには、どこでも良いわけではありません。

  • 稼げる事業所(利用者が多く訪問に時間がかからない)
  • 通いやすい所
  • インセンティブの金額
  • 1日当たりの訪問件数

などが重要となります。

 

しかし、そういった内容は求人票に載っていないことが多く、ホームページを探そうにもホームページ自体が存在しない事業所もあります。

なので、訪問リハビリの求人を探すときは介護保険領域の転職サイトを活用することをおすすめします。

 

訪問リハの求人は、ステーションごとに給与形態が全く違います。

そのため、自分で探すよりも「介護領域に強い転職サイト」を使うのが近道です。

 

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病院だけが理学療法士の働き場所ではない

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訪問リハビリやデイケアは、最近は人気が上がってきています。

ただし、病院に比べてホームページが充実していなかったり、情報が少ないことも多いです。

そんな懸念を、転職サイトに登録することで払拭できます。

 

情報を得るということは、転職活動を有利に進められるということ。

まだまだ病院の求人が人気ですが、働きやすさでいったら断然老健や訪問リハだと思います。

給料面でも介護領域のほうが高く、残業も少なく休日も多いので、ある程度経験を積んだ理学療法士が流れていくのも分かります。

 

病院勤務で悩んでいる理学療法士こそ、訪問リハビリという選択肢を考えてみてください。

今の働き方を変えるのに必要なのは、一歩踏み出す勇気だけ。

その一歩さえ踏み出せれば、年収も時間も人間関係も、すべて好転するでしょう。

 

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