福利厚生にこだわる!理学療法士の転職先の選び方

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福利厚生って意外と疎かにしがちです。

でも福利厚生の充実した職場は、満足度も高く働きやすいと感じます。

せっかく転職するなら福利厚生にもこだわりたいですね。

 

福利厚生が充実していれば従業員の離職率も低く、職場の雰囲気も良い場合が多いです。

この記事では、福利厚生について簡単に分かりやすく解説し、どんな福利厚生があるのかを解説します。

 

職場を選ぶ際の決め手にもなるので、ぜひ参考にしてみてください。

最後には、あったら嬉しい福利厚生を紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

福利厚生の種類

福利厚生は2種類あります。

  1. 法定福利厚生
  2. 法定外福利厚生

法定福利厚生は、法律で義務付けられている福利厚生のこと。

要件や内容まで定められているので、確実にある福利厚生です。

 

一方、法定外福利厚生は要件や内容が原則自由です。

企業が独自に決められるのでユニークな福利厚生を設ける企業もあります。

良い職場か見分けるには、この法定外福利厚生がどの程度充実しているか?を調べればわかります。

 

 

法定福利厚生の種類

法定福利厚生
  • 健康保険
  • 厚生年金保険
  • 介護保険
  • 雇用保険
  • 労災保険
  • 子ども・子育て拠出金

 

健康保険

従業員のけがや病気など、万が一のときに備えるための公的な医療制度。

国民健康保険と分けて、「社会保険」と呼ばれることもあります。

医療費の負担が軽くなります。

 

厚生年金保険

国民年金保険と同じく公的な年金制度のひとつ。

老後資金や高度障害時に備えるために設けられています。

厚生年金のほうが国民年金より多くもらえます。

 

介護保険

40歳以上から加入対象となる保険制度。

少子高齢社会に伴い、介護にかかる費用負担を軽減するために設けられています。

年々高くなっている保険です。

 

雇用保険

失業や休業、転職活動中に生活が困らないように設けられた保険制度。

各種給付金の支給以外にも、就職を促進するサービスの提供や福祉増進などが制度内容に含まれます。

給付額はだいたい給与の67%です。

 

労災保険

従業員が労働中や通勤中にけがをしたときや、労働によって病気を発症したときに備えた保険制度。

医療費、休業、障害補償給付も含まれます。

 

子ども・子育て拠出金

育児費用の負担を減らし、次世代の育成を促進するために設けられている制度。

児童手当拠出金と呼ばれていたものです。

従業員の厚生年金と一緒に徴収されています。

 

福利厚生にこだわるなら必見!法定外福利厚生の種類

法定外福利厚生の種類はものすごくたくさんあります。

採用している職場が多いほど良い職場でもありますが、自分に合った福利厚生を採用している職場を選びたいところです。

 

場合によっては、ブラックっぽい福利厚生もあるので、なんでもかんでも福利厚生があったほうが良い、というわけではありません。

ここでは、福利厚生として『あった方が良い順』で紹介していきます。

 

食事手当

食事手当の内容は職場によって異なります。

社員食堂を完備していたり、社員食堂の食事代金を補助したり、一律で5,000〜10,000円の手当を支給したり。

食事費用の補助を目的とした制度は多く、食事による生産性の向上や社員間のコミュニケーション促進をかねています。

もちろんカップ麺や菓子パンの方が安いですが、栄養価の食事を安く済ませられるのは、職員にとって大きなメリットです。

 

通勤手当

通勤に関する福利厚生として、ぜったいに欲しい手当です。

車や公共交通機関の利用に対して一部または全額補助するものが一般的ですが、逆に自転車や徒歩通勤者に手当金を支給する職場もあります。

健康増進や駐車場の利用を軽減する目的です。

 

通勤手当は、絶対にあった方がいいと思います。

 

住宅手当・家賃補助

住宅手当は、家賃補助や社員寮・社宅の整備などがあげられます。

家賃は生活する上で大きな負担となるので、費用負担を減らせるのはとてもありがたいです。

一般的には、賃貸物件で世帯主に限ることが多いので、家を買ってしまった場合はなぜか手当が出ません。

場合によっては、一律で10,000円程度手当を出す職場もあるようです。

 

賃貸物件に住んでいる方は、ぜひこの手当がある職場を狙いましょう。

1ヶ月の生活費が全然違います。

 

医療費補助

医療費を職場が負担してくれる制度です。

理学療法士の特権として、働く職場で医療を受けた場合、その医療費が無料または半額などになる制度です。

 

 

子供関係の福利厚生

子供関係の福利厚生を取り入れている職場は、女性に人気が高いです。

  • 託児所完備
  • 産前産後休暇
  • 育児休暇
  • 時短勤務

最近は男性でも育児休暇が取れる職場も多く、あると便利な福利厚生です。

 

休暇・レクリエーションの福利厚生

休暇・レクリエーションに関する福利厚生は、従業員のモチベーションを高めることができるので非常に働きやすい職場に多く取り入れられています。

リフレッシュ休暇や、誕生日休暇、で生産性の向上効果が得られることを期待して導入されます。

レクリエーションでは、『部活動』『社内レクリエーション施設(BARやフィットネスジム、カラオケなど)』『社員旅行』『季節行事(バーベキューや運動会など)』『新年会』などが挙げられます。

 

休みは多い方がいいですし、レクリエーションもかなり安く参加できるのでおすすめです。

しかし、あまりレクリエーション行事が多いと、面倒くさく感じたり体育会系のブラック職場だったりする可能性もあるので十分注意が必要です。

 

働き方の福利厚生

在宅勤務、リモートワーク、時短勤務、フレックスタイムなど様々な働き方ができる福利厚生です。

病院関係ではあまり多くないですが、会議をリモート参加したり時短勤務で働いている方は多くいます。

 

慶弔や災害の福利厚生

死亡弔慰金や災害見舞金などあると、働く人は安心できます。

安心できる職場であることは、職場の満足感にもつながります。

結婚祝い金や出産祝い金など、お祝い金があると嬉しいですよね。

 

健康の福利厚生

毎年の健康診断の補助や、ワクチン接種の補助、運動設備など健康面に関する福利厚生です。

健康診断はあった方がいいと思います。

個人で行くと結構高いですからね。

 

自己啓発の福利厚生

自己啓発の福利厚生は、セミナーや勉強会の参加にかかる費用を負担したり、書籍の購入金額を補助したりと様々です。

スキルアップやキャリアアップにつながるものが補助されたら、勉強も頑張れるはず。

さらに資格手当などで給料アップする職場もあります。

 

財産形成の福利厚生

厚生年金以外に、財産を形成できる福利厚生があると将来も安心です。

確定給付企業年金(DB)や企業型確定拠出年金(DC)、退職金共済などがあります。

 

ドリンクの福利厚生

訪問看護ステーションなどでは、外回りをするスタッフの健康を気遣い、ドリンクフリーにしている職場もあります。

コーヒーやお茶、お菓子などを経費で購入し、自由に飲食できます。

職場によっては給水機や無料自動販売機が設置してあるところもあるようです。

 

遊びの福利厚生

企業が保有しているリゾートマンションを1〜3泊程度、格安で借りれたり、申請すれば指定されたテーマパークの割引チケットをもらえたりします。

今まで見たことがあるのは

  • 熱海のリゾートマンション1泊3,000円
  • 葉山のクルーザーレンタル(運転手付き)
  • ディズニーランド割引4,000円
  • 社用車使い放題

などです。

日本理学療法士協会でも、会員であれば色々な施設を割引で使えます。

ぜひサイトをチェックしてみてください。

 

健康増進手当

タバコを吸わないスタッフに手当を出すものです。

ある病院では5,000円支給されているようです。

 

ミニ休憩

8時間労働のうち、15分間好きな時間に休める福利厚生です。

特に勤務時間の長いクリニックなどで導入されています。

 

出戻りの福利厚生

一旦退職した職員を再雇用する際に、元のポジション(職場や待遇)を約束する福利厚生です。

 

職員紹介

職員を紹介し、入職してくれると祝い金として50,000〜300,000円を紹介者と入職者に支払われる福利厚生です。

職員の知り合いであれば変な人も少ないですし、職員のお墨付きですので企業にとってもメリットがある福利厚生です。

 

 

この福利厚生にこだわるならコレがほしい

福利厚生にこだわるなら、最低限この福利厚生が欲しいです。

 

  1. 食事手当
  2. 通勤手当
  3. 医療費補助
  4. 健康の福利厚生

 

最低限、これは欲しいです。

私の職場は、全て揃っていますがとても役に立ちます。

特に食事手当はいいですね、300円でバランスの取れた定食が食べられるので。

 

医療費補助は、かかった医療費が全額戻ってきます。

私は入院したこともあるのですが、30万円がまるまる戻ってきました。

かぜをひいた時も、病院でお金を払ったことはありません。

 

健康の福利厚生は、コロナワクチンや検査、インフルエンザは無料。

健康診断では心電図やバリウム検査まで無料なのでありがたいです。

 

ほかにも自分のためになるような福利厚生があるなら、それを狙っていくのもいいと思います。

福利厚生にもぜひこだわっていきましょう!

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