【逆面接】良い職場に転職!理学療法士が面接で確認したい3つのポイント

私は転職を2回してきましたが、1回目は失敗し、2回目で成功したと思っています。

もちろん、転職するまでに面接や施設見学は10社以上行きましたし、面接も何度もしています。

 

その中で、確認すべきポイントが3つあることに気づきました。

転職に失敗したくありませんよね。

失敗しないためには、企業に「選んでもらう」のではなく、こちらが企業や病院を選ぶ立場になるべきです。

逆に面接してみてください。

「面接で良い職場か分かる確認ポイント」を3つ紹介しますので、このポイントを抑えると「良い職場」「悪い職場」が見えてきます。

 

▽面接対策はこちらの記事をどうぞ▽

【新卒・転職】面接でよく聞かれる質問と印象良い答えを採用担当に聞いた
理学療法士(PT)の面接対策法を実際に面接官と協議し、記事にしました。どういった注意点が必要なのか、よく読んでから面接に臨むことをおすすめします!

 

【逆面接】面接で確認したいポイント

逆面接と言っても、私たちが質問をするわけではありません。

面接官の長所や短所を聞いても意味がないですから。

 

逆面接は、「面接をうけつつ、相手がどのような態度・話し方をするか観察すること」です。

面接で相手がどのような態度で接してくるかを観察することで、どんな職場かなんとなく分かります。

さて、どんな所を観察すればいいかというと以下の3つです。

 

ここを確認しよう
  • 1つずつ確認し、話を聞いてくれるか?
  • その場で福利厚生の話をしてくれるか?
  • お給料、休みの話を率先してお話してくれるか?

 

1つずつ確認し、話を聞いてくれるか?

話を聞くのは大事です

面接のイメージは

  • 面接官が質問する
  • 希望者が答える

の繰り返しのように思えますが、じつはこの面接は間違った面接方法です。

 

面接は、お互いが実際に会って人間性や考え方(社風や規律)を確認しあう場なので、面接官が質問して希望者が答えるのは、面接官が選別をしているにすぎません。

本来であれば、希望者側にも積極的に質問を促すようなやり取りが必要ですし、希望者側の希望や要望も聞き、それに対するアンサーを出す場でもあります。

 

1つ1つ確認するように「いままでの所で質問はありますか?」と言ってくれる方が面接官だと、良い職場の可能性が高いです。

面接官の多くは人事担当や総務課長なので、確認をしてくれる=こちらの話を聞いてくれます。

人事が良いと、職場の雰囲気も良いです。

面接の場で、こちらの話を聞いてくれるかどうか?は重要な確認ポイントになるので覚えておいてください。

 

その場で福利厚生の話をしてくれるか?

福利厚生は大事です

福利厚生は、会社が従業員に与えるサービスのようなものです。

福利厚生が手厚いと、従業員は働きやすい職場だと言えます。

福利厚生には一般的に

  • 雇用保険
  • 健康保険
  • 労災保険
  • 厚生年金保険
  • 介護保険

がありますが、こんなのはあって当たり前です。

それ以外に、会社特有の福利厚生があるか?を確認します。

 

良い職場は、一般的な福利厚生以外の部分を面接でお話してくれます。

それは、福利厚生が充実しており、一種の自慢(会社の長所)だからです。

逆に、特に福利厚生に触れてこない場合は、一般的な福利厚生しかないと思われます。

 

何事も包み隠さず、素早く対応してくれるのはいい職場の必須条件です。

逆に、質問をしないと答えてくれないのは、実際にそこで働く可能性があるのに信頼できませんよね。

 

おすすめの福利厚生は

  • 社員食堂割引
  • リフレッシュ休暇・バースデー休暇
  • 医療費補助
  • 住宅手当
  • 慶弔見舞金制度
  • 外部研修加費用負担

です。

逆にお勧めしない福利厚生は

  • 社員旅行制度
    (毎月2,000円くらい積み立てて旅行に行くやつ)
  • 新年会・忘年会制度
    (年に2000円くらい積み立てて飲み会をひらくやつ)
  • テーマパークやホテルなどの社員割引
    (申請すれば通常より安くDisneyとかにいけるやつ)
  • 組合・会員制度
    (毎月1000円くらい払って組合に入るやつ)

 

お給料、休みの話を率先してお話してくれるか?

お金の話も大事です

給料や休み、残業の話などはなかなかこちらから切り出すのは難しいですよね。

逆に、希望者から切り出しにくい事柄を、率先して話してくれる面接官のいる職場は良い職場である可能性が高いです。

 

病院側も、あまり給料が出せなかったり年間休日が少なかったりします。

でもそれを包み隠さず、嘘をつかずにサッと向こうから話を切り出してきた場合、信頼できる職場である可能性が高いです。

 

しかも「あなたの給料は25万円程度です」と、いう出し方じゃなく、昨年度の雇用契約書や実績の書類を元に「去年は大卒の場合25万円でした」と証拠付きで出してくるとなお良いですね。

「20万円以上です」「残業はほぼありません」というような曖昧な答えをしてくる職場は避けたほうが良いと思います。

実際に雇用契約書を見るとガッカリします。

 

例えば、求人には19万~30万円と、幅広く記載されていることが多いです。

これではどれくらいの給与になるかわからないので、しっかりと面接時に「あなたは〇〇円です」とビシッと言ってくれる方が信頼できますよね。

 

転職は「人と人の対話」であることを忘れない

転職で気になってしまうのは「お給料」や「休み」ですが、結局は「人と人との関わり合い」であることを忘れてはいけません。

面接は自分が品定めされる場ではなく、お互いに納得いくまで質疑応答をしていく場です。

 

面接で「この職場はちょっと働きたくないな…」と思ったらお断りをすべきですし、気を使って働いても後悔することになりかねません。

楽しく伸び伸びと、気を遣わず働ける職場が一番ですから、それを面接で確認できればいいと思います。

 

しかし、なかなか内部事情に関しては面接や施設見学だけでは確認しきれないですよね。

面接では聞きにくいこともあるでしょう。

そんな時は転職サイトの転職エージェントを活用するといいですよ!

 

エージェントは、実際に病院に出向いて情報を集めたり、私たちが聞きにくい内容のことも代わりに聞いてくれるのでとても心強いです。

私たちの希望をお伝えするだけで、適した求人の紹介もしてくれるので働きながら転職活動ができるのも魅力です。

登録や利用は無料なので、転職に失敗したくない、と言う方は積極的に活用すべきですね。

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実際に使ってみて良い求人を多く紹介していただきましたし、丁寧に対応してくださったので非常にお勧めです。