今から理学療法士を目指して大丈夫?将来PTとして生き残る為の必須の戦略




私は理学療法士として働いています。

今から理学療法士を目指したい!そういう志の高い人に申し上げるのも心苦しいのですが、もしかすると今から理学療法士を目指すのであれば少々遅いのかもしれません。

 

なぜなら、すでに理学療法士は飽和状態だからです。

 

いまから理学療法士として第一線を走る為には、10年前とは比べ物にならない困難な道が待ち受けているでしょう。

 

ただし、それはすでに理学療法士として働いている我々も同じで、厳しい将来のビジョンを突きつけられています。

将来的に生き残る為にはどうするか?

 

それを理解していれば、今から理学療法士を目指しても決して遅くはありません。

選ばれるPTと切り離されるPTの境界線と、これからどうしていくべきかという話をしていきます。

 

 

理学療法士の需要はあるのか?2018年の登録人数と、今後の展望

理学療法士は2017年に15万人を越えました。

そんな理学療法士がたくさんいる中で、一人ひとりの療法士の質が求められている時代に移り変わってきています。

今までのように何も考えずに効果の出ない治療を行っていく理学療法士は確実に淘汰されていくでしょう。

 

そして、その選別作業はすでに始まっています。

私も例外ではありません。

そんな選別作業が開始されている中、今から理学療法士を目指すということは、荒波に立ち向かっていくようなものです。

 

【リハビリの資格】理学療法士になるのは難しい?PTの難易度を解説!

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2018年~:理学療法士の仕事と将来性

あなたがもし、理学療法士を志そうとしたとしましょう。

それはとても素晴らしいことだと思います。

しかし、理学療法士という職業を選ぶということは、実はあまり賢明な判断ではないことをここで先に伝えさせてください。

 

PTの資格があっても働き口がない?

今、日本は俗いう不景気です。

かつて経済大国と言われた日本ですが、現在はアメリカ・中国に次いで3位。

しかし、数年後には9位程度にまで落ちるのでは?というような予測もでているようです。

 

その為、今はかなりの就職難。

たとえ東京大学を出たとしても、すんなりと就職できるような学生は少なくなっている印象です。

よくニュースで見ませんか?

30社以上受けたけど内定が0なんていう学生たち。

 

俗にいう1流に近い大学生たちも、就職できずに四苦八苦している状況なのです。

 

では、理学療法士はどうでしょうか。

 

国家資格を持つ理学療法士は就職に有利である!

理学療法士はべつに就職難という訳ではありません。

 

求人を見れば求人している病院は全部に目を通しきれないくらいありますし、老健や訪問リハにまですそ野を広げれば数千という求人があります。

 

そして、面接すればほぼ1発合格。

理学療法士はまだまだ世間で仕事のくいっぱぐれがない職業の1つなのです。

 

理学療法士の仕事の現状

理学療法士で求人を探すと数えきれないくらいの求人情報があります。

 

例えば、あなたが理学療法士の資格を保持していて、就職したいなと考えているのであれば、そこに記載されいている求人の実に8割以上から内定がもらえるでしょう。

 

私も、今すぐ転職しようかな?なんて考えて行動すれば、1週間以内に新しい職場を見つけられる自信があります。

それくらい今は理学療法士の仕事は需要があるのです。

では、なぜ理学療法士を選ぶのは賢明な判断ではないのでしょうか。

 

PTを目指す人は4年後の未来(将来)を見据えてみよう

今から学校に入り、理学療法士としてのカリキュラムを学ぼうと考えた場合、来年の4月に入学してその4年後の2月に国家試験ということになります。

その時、医療業界はどうなっているのでしょうか。

 

理学療法士は10年後にどうなっているか分からない!

2013年
英オックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授の論文「雇用の未来」

米国労働省のデータに基づいて、702の職種が今後どれだけコンピューター技術によって自動化されるかを分析した結果、今後10~20年程度で、米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高いという結論に至った。機械によって取って代わられる仕事は多岐にわたる。

講談社

 

という記事があります。

また、googleからもグーグルCEO、「20年後には、嫌だと思っても現在の仕事のほとんどが機会によって代行される」と発表しています。
参考

 

 

今後、人類のIT革命により、人間がやってきた仕事の一部がロボットに入れ替わるでしょう。

というものです。

 

10年後にロボットに入れ替わる仕事とは?

2013年の段階で、10~20年後にロボットに変わっていくだろうと見られている仕事が以下の通りです。

 

  • 銀行の融資担当者
  • スポーツの審判
  • 不動産ブローカー
  • レストランの案内係
  • 保険の審査担当者
  • 動物のブリーダー
  • 電話オペレーター
  • 給与・福利厚生担当者
  • レジ係
  • 娯楽施設の案内係、チケットもぎり係
  • カジノのディーラー
  • ネイリスト
  • クレジットカード申込者の承認・調査を行う作業員
  • 集金人
  • パラリーガル、弁護士助手
  • ホテルの受付係
  • 電話販売員
  • 仕立屋(手縫い)
  • 時計修理工
  • 税務申告書代行者
  • 図書館員の補助員
  • データ入力作業員
  • 彫刻師
  • 苦情の処理・調査担当者
  • 薄記、会計、監査の事務員
  • 検査、分類、見本採集、測定を行う作業員
  • 映写技師
  • カメラ、撮影機材の修理工
  • 金融機関のクレジットアナリスト
  • メガネ、コンタクトレンズの技術者
  • 殺虫剤の混合、散布の技術者
  • 義歯制作技術者
  • 測量技術者、地図作成技術者
  • 造園・用地管理の作業員
  • 建設機器のオペレーター
  • 訪問販売員、路上新聞売り、露店商人
  • 塗装工、壁紙張り職人

 

だそうです。

なんかピンとこないけど、これらはロボットやコンピューターに入れ替わることで淘汰されていくとの予測が立っているのです。

よく見ると技術職が多くないですか?

修理屋とか技術者とか。

そう、これからは手に職を持った技術者でさえ、ロボットの精密さや正確さ、速度についていけないため職を失う恐れがあるのです。

とりあえず、ここに理学療法士は入っていないようですね。

 

10年後も生き残る仕事とは

その反対に、10年後もロボットに変わることの無い職業もあります。

  • レクリエーションセラピスト
  • 最前線のメカニック、修理工
  • 緊急事態の管理監督者
  • メンタルヘルスと薬物利用者サポート
  • 聴覚医療従事者(ST)
  • 作業療法士(OT)
  • 義肢装具士
  • ヘルスケアソーシャルワーカー
  • 口腔外科
  • 消防監督者
  • 栄養士
  • 施設管理者
  • 振り付け師
  • セールスエンジニア(技術営業)
  • 内科医と外科医
  • 指導(教育)コーディネーター
  • 心理学者
  • 警察と探偵
  • 歯科医師
  • 小学校教員

 

いかがでしょうか。

これらは確かにロボットには代替えしにくいようなものですよね。

その場で臨機応変に対応したり、相手の感情を読み取ったりと、『感情や心理的コントロール』が必要な職業だから。

 

そして、もう気づいている人も多いと思いますが、この中に理学療法士の文字はありません。

作業療法士と聴覚医療従事者(言語聴覚士)は入っているのに…。

 

理学療法士は10年後に淘汰されるという訳ではないですが、必ずしも大丈夫だ!というわけではなさそうです。

 

10年後も生き残るPTになるには相手に選ばれる必要がある

上記のマイケル・A・オズボーン准教授の論文「雇用の未来」で述べられている事が必ずそうかといったらそうではありませんし、そうならないための努力は必要です。

でも一つだけ確実に言えることはあります。

 

このままふつうに理学療法士の仕事をしていたら、『理学療法士の中で淘汰される』どころか、理学療法士という仕事自体が『医療業界から淘汰される』自体に発展します。

 

このような未来を知ったうえでもう一度問いたいと思います。

本当に今から理学療法士を目指しますか?

 

悩みだしたあなたへ。OT・STになれという訳ではない

ここで勘違いしないで頂きたいのは、決して理学療法士にならず作業療法士や言語聴覚士を目指すべきだ!という訳ではありません。

 

現に私も理学療法士ですし、この仕事がたった10年後になくなってしまったら困ってしまいます。

ではどういう事かというと、もっとスキルを磨きましょう!

という事です。

どのようなスキルかというと、治療技術ではありません。

対人関係というスキルです。

 

信頼関係を築くコツは話の聞き方だった!安心感を与える理学療法士へ

患者とのコミュニケーションスキル|信頼関係を築く話し方、話の聞き方
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我々理学療法士の仕事相手は人である

理学療法士の主な治療技術である

 

  • マッサージ
  • 筋力強化
  • 関節可動域訓練

 

は、すでに機械によって実施できるレベルになっています。

歩行練習は介助ロボが出ていますし、バランス練習もマシンでエクササイズできます。

 

 

我々の仕事はすでにロボットに変わりそうな勢いなのですが、それを阻止する有効な手段が対人スキルなのです。

 

治療相手がヒトである以上、相手には心があります。

その心をうまくゆすぶる事ができる理学療法士こそ、これから必要になってくるのではないでしょうか。

相手の事をしっかり考え、思い、良くなってもらいたいという気持ちが伝われば、あなたは患者や病院から選ばれる理学療法士になるでしょう。

【PT20万人時代】人柄というスキルで選ばれる理学療法士になる!

https://hanasaka-pt.com/onlyone-pt

 

これから理学療法士を目指す人へ

理学療法士を目指すということは決して楽ではありません。

国家試験の合格率も年々落ちてきていますし、晴れて理学療法士になったとしても給料はそこまで良くはありません。

 

しかし、誇れる仕事であることは間違いありません。

だからこそ、努力が必要です。

先ほども申し上げましたが、その努力は治療手技にも向けてほしいのですが、一番は対人に対するスキルです。

 

  • 普段喋らない患者さんが自分のリハの時に笑ってくれる
  • 他のスタッフは拒否されるのに自分は拒否されない
  • 1回しか会っていないのに名前を憶えてくれた
  • 後輩が相談にやってくる

 

など、このようなことが日常で出てくるようであればしめたものです。

そのような理学療法士を目指し、選ばれる理学療法士に慣れるよう、共に一層の努力をしていきましょう。

まだ学生になっていない人も居るかもしれませんし、すでに国家試験目前の人もいるかもしれません。

 

勉強も大事ですが、人となりはもっと大事だよ!という言葉を送ります。

 

学生の内、若いうちにしかできない経験をたくさん積んで、onlyoneな理学療法士になれると、選ばれる理学療法士になるでしょう。

そして、私もより一層の努力をしていきます。

 

ここまで読んでくださった方の損にならないよう、このブログも有意義なものになるよう、ここに誓います。

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今より良い職場への転職|実際に試した転職サイト紹介

ぼくは転職を2度してきて、今が3つ目の職場になります。

使用した転職サイトは5つになりますが、その中でここは良かった!という転職サイトを紹介します。

 

  • 求人が充実していて選択肢が多かった!
  • エージェントが親切だった!
  • 要望に対する対応が早かった!

 

どの転職サイトも良い対応をしてくれましたが、ここで挙げる3つの転職サイトはどれも対応が素晴らしく、結果的に今のお給料や休日にも満足していますし、仕事以外の時間で子供と遊んだり、趣味やブログ執筆などをしています。

 

転職サイトに登録することで、転職のプロのアドバイスがもらえ、働きながらでも安心して転職活動を行うことができるのが最大の魅力。

もちろん、職務経歴書の書き方や面接の対応などのフォローも万全ですし、転職サイトにお願いすることでより多くの情報を得ることもできます。

各サイトによって扱う求人も異なりますので、複数のサイトに登録することで希望の職場が見つからないリスクを回避することができます。

 

PTOT人材バンク
PT/OT人材バンク

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リハビリ職に特化しているため、理学療法士の転職で登録必須!

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質もかなり拘ってます。

求人数も多いので、多くの情報を得ることができるのでおすすめです。

マイナビコメディカル

マイナビコメディカルはの利用者の満足度も高く、かなり丁寧に対応してくれるおすすめの転職サイトです。

ホームページでは、顔写真付きで各アドバイザーの紹介もしており、その質の高さと自信が伺えます。
求人数も6,000件以上あり、マイナビコメディカルの知名度からも安心して利用できる転職サイトのひとつです。

メドフィット
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