患者の健康をサポートする理学療法士の仕事は、多くの人々にとって貴重な存在です。
しかし、時には理学療法士自身が病んでしまうこともあります。
一体、なぜなのか?
この記事では、理学療法士が仕事で病気になってしまう原因について、その原因をお伝えしていきます。
その結果を知ることで、あなたの負担やストレスが減り、充実して仕事ができるようになれば幸いです。
理学療法士が病んでしまう原因ベスト5
職場の人間関係が悪い
理学療法士が病んでしまう原因の1位は、人間関係です。
理学療法士として働く人も20万人を超え、いろいろな人がいる中で良好な人間関係を築くのはなかなか大変です。
- 職場の雰囲気が悪い
- 新人いびり
- 上司や先輩とうまくいかない
こんなことは日常茶飯事で起こりえます。
毎日のことなので、人間関係が悪いと本当に病んでしまいます。
人間関係が悪い職場で、10年も20年も働くのは本当に苦痛です。
もしも『あの人さえ居なければなぁ・・・』と思うようなことがあれば、あなたは人間関係の悪さに病んでしまうリスクを抱えています。
すぐにでも対処したほうがいいと思いますよ。
仕事が忙しすぎる
仕事が忙しすぎるのも、理学療法士が病んでしまう原因のひとつです。
特に昼休みにカルテを書かなければならなかったり、サービス残業が毎日あったりすると忙しさのあまり、心身ともに病んでしまう原因となります。
そんな職場では長続きするはずもありませんし、充実した仕事をすることも無理ですよね。
こんな職場では、結婚や育児なども満足にできないでしょうし、とても働きやすい職場とは言い難いですよね。
いくら理学療法士の仕事が素晴らしくても、こんな職場では従実した日々は送れず、病んでしまう原因になります。
給料が安い
理学療法士の給料は、お世辞にも高いとは言えません。

平均でだいたい年収410万円と言われています。
ただでさえ少ないのに、それより更に安い給料だとモチベーションも上がりません。
さらにそこに税金や奨学金の返済なども重なると、とても満足した生活は送れなくなります。
お金は、安心した生活を送るためにめちゃくちゃ重要なもの。
給料が安いと、精神的にも病んでしまう原因になります。
また、昇給もほとんどないため、最初からある程度給料の良い職場で働いていないとモチベーションは続きません。
頑張りすぎてしまう
これはどの仕事にも言えることですが、頑張りすぎてしまうと病んでしまう原因になります。
頑張るのはとてもいいことで、自己研磨を欠かさないのは理学療法士としてあるべき姿です。
しかし、頑張ったからといって結果がでるか?というとそうでもないのが理学療法士の仕事です。
我々の相手はコンピューターや数式でなく、人間なので教科書や文献に書かれていることがそのまま当てはまることはほとんどありません。
頑張って頑張って、結果が出ないとやる気を失い、病んでしまう可能性があります。
これは、真面目で自己研磨を怠らない理学療法士に多い特徴です。
頑張るのはいいことですが、ほどほどに息抜きをすることも大切ですよ。
理不尽なことが多い
これは、人間関係にもあてはまることですが、理不尽なことが多いと病んでしまう可能性が高くなります。
- 患者からのクレームが多い
- 医師や看護師からの圧力がすごい
- リハビリ科が立場的に弱い
- 上司がワンマンで話を聞いてくれない
こういった環境だと、精神を病んでしまいます。
もちろん、仕事も楽しくないので『なんでこの仕事をしてるんだろう・・・』と考え、病んでしまいます。
理学療法士が病んでしまわないために大切なこと
理学療法士が病んでしまう原因の多くは、職場にあります。
職場環境が悪いと、それだけで働く意欲を削ぎ、モチベーションを下げ、心身ともに病んでしまいます。
劣悪な環境で働くメリットなんて、ほとんどないと思ってください。
そんな環境で働いているなら、さっさとそこから逃げ出してしまう方が賢いです。
職場環境はすぐには良くなりませんからね。
ただ、職場環境を変えるのは勇気もいるし、また同じような職場に転職してしまうのは避けたいですよね。
そんな時、転職サイトが役に立ちます。
転職サイトを活用すれば、あなたに代わってエージェントがより良い職場を探してくれます。
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