理学療法士を含むコメディカルは、資格を取得したら終わりではありません。
むしろそこからがスタート!
我々は一般的な会社員と比べて、勉強会に参加する頻度も多いのではないでしょうか。
自分1人ではなかなか勉強はできなくても、誰かと一緒なら意外とすんなり勉強できるもの。
周りに人が居た方がやる気も出ますし、なにより集中できる気がしませんか?
ここでは、理学療法士が勉強会に参加すしたいと考えたときに、どう探せばいいのか?
そして、その探し方のメリット・デメリットも同時にお伝えしていきます!
理学療法士の勉強会・研修会の探し方
理学療法士の勉強会の探し方は沢山ありますが
- 手ごろ
- 役に立つ
- セミナーが豊富
- テーマが多数
なものを探す方法をピックアップしていきます。
私もこの方法で様々な勉強会やセミナーに参加しており、スキルアップを目指しています。
日本理学療法士協会
研修会や講習会をまず探そうとしたときに思いつくのが日本理学療法士協会です。
日本全国、様々な地域とテーマで数多くのセミナー・講習会を開催しています。
半年先くらいまで情報が出ている上に、100以上の講習会があるので、予定を組み安いのも良いですね。
また、日本理学療法士協会の会員であれば、通常より安く講習会に参加できるのも魅力。
eラーニングという自宅のPCでも受けられるのも嬉しいですよね。
学術研修大会では、最新の医療や研究に触れることが出来るので1度は参加しておきたい研修会です。
日本理学療法士協会は私がメインで利用している講習会の情報サイトです。
- ◎手ごろな値段で実績のある講習会に参加できる
- ×協会員でないと安く受講できない
- 費用:2,000~10,000円程度
- 種類:豊富
- 地域:全国
- セミナー数:約150件/月
▽合わせて読みたい▽

都道府県理学療法士協会
県士会と呼ばれる都道府県別理学療法士協会は、その県で開催される講習会・研修会・学会が探せるのですごく便利です。
わざわざ遠くまで講習会に行くのが面倒だ、という方はぜひ都道府県理学療法士協会のサイトを覗いてみてください。
- ◎最寄りの場所の講習会に参加できる
- ×自分の興味のある分野は少ない場合もある
- 費用:2,000~10,000
- 種類:普通
- 地域:各都道府県内
- セミナー数:20前後/月
PT-OT-ST.NET
PT-OT-ST.NETでも学会や研修会の情報を取り扱っています。
日本理学療法士協会などでは見られないセミナーや、実技を中心としたセミナーなど多数あるので純粋に技術を学びたい人におすすめ。
法人や研究会など、いろいろな人がセミナーを開いているので本当に多種多様。
ぜひ目を通してみてください。
- ◎ある技術や知識に特化したセミナーが多い
- ×費用がやや高め
- 費用:1,000円~50,000円以上
- 種類:豊富
- 地域:人口が多い県に集中
- セミナー数:約300件/月
こくちーずプロ(告知‘sプロ)
理学療法士のセミナーのみならず、全国のイベント情報を扱うサイトです。
ただ臨床技術というより、うつや小児などのセミナーが多いように感じます。
もちろん、理学療法士に役立つセミナーも多くあるので覗いてみると面白いセミナーがあるかもしれませんよ。
- ◎検索しやすく、定員も分かりやすい
- ×徒手療法は少なめ
- 費用:5,000~50,000円以上
- 種類:豊富
- 地域:全国
- セミナー数:約300件/月
理学療法士が勉強会に参加する最大の理由
外部の勉強会の講師は、その道のスペシャリストであり、何らかの肩書きがあります。(認定療法士だったり、大学の教授だったり、代表であったり。)
そのような人の話を聞く機会というのはなかなかないので、理学療法士は勉強会にぜひ参加すべきです。
しかも、実技講習があった場合、その講師のスキルをそのまま体験できたりするので非常にお得です。
金額はかかりますが、それを出す価値がある!と自分が思えば参加するべきです。
なんでもかんでも参加するのではなく、『1回の講習が6000円以内、月に1度以内』などとルールを決めて参加しましょう。
勉強会に参加するメリットは知識の向上だけにあらず。
勉強会はただ単に『知識』を得る為だけではなく、参加する事で『自信』に繋がります。
いま、仕事の事で悩んでいませんか?
自分の技術不足や、認識不足で、十分な効果を出せていない場合、落ち込むことはあると思います。
- それを誰かにうまく相談できない場合もあるでしょう
- 相談したとしても『そのままで大丈夫だよ』といわれることもあるでしょう
本当に大丈夫なのかな…?
そう思った時は勉強会に参加してください。
我々は人間ですから、やっぱりその道のプロに話を聞いてもらったりすると安心します。
その言葉を聞きたい。もっと自分の為になる重い言葉を。
だから勉強会へ参加するんです。
- 自分の考えていた治療法とその勉強会で有名講師が言ったことが少しでも一致していれば自信に繋がります
- もし違っていたとしてもその勉強会で得た知識を臨床に応用することで新たな道が切り開けます
- 自分の治療法に限界を感じたり、自信をなくしたときはその道のプロの話を聞くことで安心しますし、納得も出来ます
だから自信を無くしたときこそ、ぜひ勉強会に参加してみましょう。