理学療法士の給料が安い理由と20代でも給料を爆上げする方法

理学療法士の給料は安いです。

これ、年代別の理学療法士の平均年収です。

20代が341万円、30代が437万円。

これを見てどう思いますか?

理学療法士の給料は安いと思いますか?

 

実は理学療法士の平均年収は約407万円、生涯年収は1億5千万円〜1億8千万円だそうです。

日本人の平均年収は約436万円なので、それに比べると給料は若干低めとなっています。

その中でも、理学療法士の給料が特に安いのはどの分野なのか?

細かく調べていきました。

 

そして20代でも給料をしっかりと上げるための方法をお伝えします。

 

理学療法士の給料が安い原因を調べてみた!

理学療法士の給料は本当に安いの?

【理学療法士】

  • 平均年収:約407万円
  • 生涯年収:約1億8000万円

【日本人平均】

  • 平均年収:約436万円
  • 生涯年収:約2億1000万円

【看護師】

  • 平均年収:498万円
  • 生涯年収:2億3000万円

【薬剤師】

  • 平均年収:580万円
  • 生涯年収:2億5000万円

 

理学療法士の平均年収と生涯年収を見ると、一般的な会社員よりも低いです。

さらに、同じ医療職である看護師や薬剤師と比べても低いことが分かります。

おなじ国家資格なのに。

 

他の医療職と比べて給料はどうなの?

【医療職年収】

  • 医師:1230万円
  • 薬剤師:580万円
  • 放射線技師:510万円
  • 看護師:498万円
  • 臨床検査技師:470万円
  • 准看護師:410万円
  • 理学療法士:407万円

 

他の医療職と比べても理学療法士の給料は低めです。

 

サラリーマンと比べて給料はどうなの?

【理学療法士とサラリーマンの比較】

  • 20代PT:349万円  リーマン:345万円
  • 30代PT:412万円  リーマン:440万円
  • 40代PT:466万円  リーマン:500万円
  • 50代PT:530万円  リーマン:610万円

 

20代の年収はそこまで大きくありませんが、30代からグッと開きが出てきます。

恐らく昇給額・ボーナスなどが影響していると考えられます。

 

特に理学療法士は昇給額が少ないことが多いので、そこで圧倒的に差をつけられてしまいます。

せめて3,000円くらいの昇給額は欲しい所ですが…。

サラリーマンは毎年7,000~10,000円も上がるらしいですよ、羨ましいですね。

 

勤務先によって給料はどうなの?

【勤務先の平均年収】

  • 病院:330~420万円
  • クリニック:300~500万円
  • デイサービス:330~450万円
  • 訪問リハ:380~550万円
  • 老人保健施設:350~450万円

 

理学療法士に人気のある病院はやや給料体形が低いことが多いです。

逆に訪問リハや老健などの介護保険領域は給料が高めになる傾向があります。

 

地域によって給料はどうなの?

【都道府県別年収】

  1. 東京都:約470万円
  2. 大阪府:約460万円
  3. 愛知県:約450万円
  4. 神奈川県:約430万円
  5. 北海道:430万円
  6. 滋賀県:約430万円
  7. 京都府:約430万円
  8. 兵庫県:約415万円
  9. 千葉県:約410万円
  10. 奈良県:約405万円

 

理学療法士で平均給与が高い都道府県は、やはり首都圏・関西地域です。

特に東京都は10位の奈良県と比較すると65万円も高くなるようなので、高い年収を得たい場合は首都圏に行った方がいいということになります。

ただし、首都圏は生活費が高くなるので、そのあたりも考慮して選ぶことをおすすめします。

 

なぜ理学療法士の給料が安いのか?

医療保険などの法律の影響

理学療法士は保険点数によって稼げる金額が決まっています。

1単位20分の施術で、患者がいくら支払うか決まっているんです。

【主な保険点数】

 

国の医療費は高齢化によってかなり影響を受けます。

国の財政を圧迫することで診療報酬は徐々に下がっています。

我々の給料はこの「医療保険」「介護保険」で賄われているため、理学療法士の給料が上がりにくいんです。

 

単位数の縛り

さらに、1日24単位、週108単位という縛りがあるのも稼ぎにくい原因の1つと思われます。

例えば1単位を15分にするとか、そういう診療報酬改定があれば大きく変わるんですが…無理でしょうね。

 

この「単位数の縛り」と「診療報酬の固定」により、新人でもベテランでも同じ時間で同じお金しか稼ぎだせません。

これが給料が上がらない原因です。

高給のベテランより若い人を使ったほうが得ですし、ベテランの給料を上げるなら若手の給料を下げるしかありません。

 

みんな病院に行きたがる

理学療法士は20万人くらいいますが、人気の職場は病院です。

そして不人気の職場は老健・訪問リハとなっています。

病院も回復期やリハビリテーション病院が人気で、超急性期や維持期などは人気がありません。

 

だから人気のある病院は、黙ってても人が集まるので給料を上げる必要が無いんです。

逆に、人手が欲しい訪問リハなどは給料を高く設定しています。

働く場所次第という事ですね。

 

理学療法士が給料を上げる方法

年収500万円を目指すにはどうすればいい?

年収500万円は理学療法士として1つの目安となり、500万円以上稼げていれば上位ランカーと言えます。

 

年収500万円は、病院ではなかなか難しいですが、昇給が毎年あれば長く勤めることでクリア可能です。

初年度の年収が360万円でも、昇給が5000円あれば15年後に年収480万円、20年後に520万円になります。

 

他にも、経験が3~5年程度あれば整形外科クリニックや訪問リハ、老健などに転職で勤めれば年収500万円程度なら沢山あると思うので、転職するのも1つの手です。

PT・OT・ST WORKERマイナビコメディカルをチェックしてみると、意外とたくさんありますよ!

 

年収600万円を目指すにはどうすればいい?

普通に働いて年収600万円を目指すなら訪問リハビリしかありません。

訪問リハビリにはインセンティブ制度があり、月81件目から1件(60分)訪問ごとに4000円程度支給するシステムがあります。

1日平均6件の訪問で、月120件の訪問になりるので、インセンティブがあれば600万円稼ぐのは可能です。

実際に基本ベースで年収450万円のスタッフがインセンティブで年収600万円近く稼いでいる方がいます。

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他には、理学療法をして医療費で600万円稼ぐのはほぼ不可能です。

年収600万円を超えるなら「管理職への昇進」「現場を離れて経営に携わる」「大学教員」などリハビリとは少し違う分野に進む必要があります。

 

年収700万円以上を目指すにはどうすればいい?

年収700万円~1000万円を超えるのは医療分野とは別の方法で稼ぐ必要が出てきます。

  • 本やコラムの執筆
  • 医療メーカーでの開発
  • ロボット事業での開発
  • 超大手企業が運営する病院での勤務(トヨタ病院など)
  • 大学教授

などがあげられます。

いままでの理学療法の知識や経験だけでは難しいかもしれませんね。

 

年収1000万円を目指すにはどうすればいい?

年収1000万円を目指すとなると、雇われの身ではなかなか難しいかもしれませんね。

つまり「独立開業」ということになります。

訪問看護ステーションの立ち上げには、看護師がいればOKです。

整体院であれば「理学療法士」としての仕事はできませんが開業は出来ます。

 

独立開業して収入アップを目指す理学療法士は年々増えており、なかなか難しいかもしれませんが経営が順調にいけば年収1000万円を超えることも可能です。

私の知人にも、開業している方がいらっしゃいますよ。

 

とはいえ、起業はなかなかハードルが高いので、まずは年収500万円を目指すと良いと思います。

理学療法士の勝ち組ってどんな人?という記事も執筆したので、こちらも合わせて読んでいただくとイメージが付きやすいかと思います。

理学療法士の中で勝ち組と言える職場の特徴5つ!キミは勝ち組か負け組か?
いまの自分は理学療法士の中でも勝ち組なのか?この記事では、勝ち組と言える理学療法士の職場の特徴を5つ紹介します。この中の全てに当てはまっていたら「勝ち組」といえるでしょう。

 

理学療法士って給料安いけどメリットはないの?

理学療法士は給料が安いですが、メリットはあるか?というと就活・再就職・転職に有利ということが挙げられます。

理学療法士は国家資格なので、就職や転職に有利です。

特に20代、30代であればぜんぜん余裕で再就職できます。

日本全国で数多く求人があるため、引越をしたり実家に戻ったり、移住しても再就職しやすいのはメリットだと思います。

 

さらに、一度現場を離れたり、ブランクがあっても再就職しやすいです。

例えば、出産・子育てで5年くらいブランクがある方でも就職できますし、病気で長期間欠勤していても復職しやすいです。

 

だからこそ、われわれ理学療法士には「選ぶ権利」が存在します。

たとえば「職場での評価が低い」「もっとやりがいのある仕事をしたい」「職場の雰囲気が合わない」「給料が納得いかない」などの不満があれば、比較低簡単に転職できるのも大きな魅力です。

しかも、多くの求人の中から「良い職場を吟味して選べる」というのがメチャクチャ良いです。

 

理学療法士は専門性のある仕事なので、前の仕事のスキルはどこでも生かせます。

理学療法士は、転職、再就職に有利な職種だと思います。

 

理学療法士におすすめの転職サイト

 

理学療法士は就職・転職・再就職に有利な職種です。

しかも選り好みもできます。

今の職場が合わないときは転職する方法も全然アリだと思います!

筆者は3回も転職してますよw

 

理学療法士の給料が安い理由まとめ

  1. 医療保険などの法律の影響
  2. 単位数の縛り
  3. みんな病院に行きたがる

 

理学療法士の平均年収は一般的なサラリーマンに比べると低めです。

でも年収を上げる方法はあります。

年収を上げたいと考えている理学療法士は、まずは500万円を目指して頑張っていきましょう!

 

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