理学療法士がお金を稼げない理由5つとその対処法3つ

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みなさん、お金は稼げていますか?

理学療法士の平均年収は約410万円で、月収にするとだいたい手取りで22万円程度だそうです。

一般的な会社員の80%程度しかお金を貰えていないのが実情です。

理学療法士(PT)がお金を稼げない理由はいくつかありますが、以下にその主な要因を5つ挙げ、それぞれについて詳細に説明します。

低賃金での勤務

理学療法士が抱える最も一般的な問題は、低賃金で働かざるを得ない状況です。

多くの理学療法士は、特に公共の医療機関や病院、リハビリ施設で働いている場合、給料が他の医療職と比べて低い傾向にあります。

例えば、看護師の平均年収は500万円で、放射線技師は480万円程度だそう。

理学療法士は410万円なんです。

病院では予算が限られており、医療費の削減が進む中で、理学療法士の賃金も抑えられることが多いです。

また、医療保険制度も問題で、理学療法士が脳血管疾患の患者を60分治療しても、約8000円程度にしかなりません。

病院が利益として20%取り、経営費で30%、物品や光熱費などの運営費で20%取られたら、理学療法士に入ってくる金額は1時間で2400円程度になります。

時給2400円では、たいして稼げないはずです。

さらに、理学療法士の業務は、患者のリハビリにかかる時間と技術が要求されるため、見積もられる価値に比べて、実際の給与水準が低いことは彼らの生活水準に直接的な影響を与えます。

また、業界全体での賃金の天井が低く、新たな資格取得やスキル向上が求められる場面でも、報酬の上昇が見込めないことが多いです。

認定理学療法士を持っていても、給料が上がらない職場の方が多いのではないでしょうか。

理学療法士として高いスキルを持っていても、それに見合った報酬を得るのは難しいことが多いのが現実です。

時間外労働と過重労働

理学療法士は患者の治療やリハビリ計画を立てるために長時間働くことが多いです。

特に、患者の治療が予定通りに進まない場合や急患の対応が必要になった場合、時間外労働が発生することがあります。

しかし、その労働に見合った賃金が支払われることは少なく、時間外手当が支払われないこともあります。

実際に、残業代が発生しない職場は30%にも上ります。

このような過重労働の状況は、理学療法士の精神的および身体的な負担を増加させ、結果的にモチベーションや仕事の効率にも悪影響を与えます。

また、特に非正規雇用で働く理学療法士は、安定した労働時間や報酬を得られない場合も多く、収入面での不安を感じやすくなります。

このような働き方が続くと、収入の面で困難を抱えることになりがちです。

患者数の制限と収入の低さ

理学療法士の収入は、基本的に担当する患者数に依存することが多いです。

病院や施設で勤務している場合、患者数が多くても限られた時間内で治療を行わなければならず、個々の患者に対する収入が少ないことが問題となります。

理学療法士は、1日24単位、週108単位という限度があります。

これにより、どんな優れた理学療法士でも、稼げる額に限界があるんです。

また、近年では、医療保険制度による制限が厳しくなっており、リハビリテーションの回数や時間が制限されることもあります。

運動器不安定症や廃用症候群患者に1日6単位やろうものなら、レセプトで弾き出されます。

これにより、理学療法士は効率よく多くの患者をこなさなければならず、その結果、1人あたりの収入が減少します。さらに、少ない患者数での収入では、安定した生活を維持することが難しく、収入に対する不安が募ります。

専門性が活かせない場面が多い

理学療法士は高度な専門知識と技術を持っていますが、その専門性を活かせる場面が限られていることがあります。

病院やリハビリセンターで働く場合、患者一人ひとりの治療時間が制限されており、すべての患者に最適なリハビリを提供することが難しいことがあります。

例えば、運動器に特化した理学療法士も、場合によっては内部疾患や脳血管の患者を診なければなりません。

また、行政の方針や保険制度による制限があるため、理学療法士が本来の技術を最大限に発揮できる機会が減少します。

このような制約の中で、専門性を活かすことができず、日々の業務がルーチン化すると、自己成長や収入の向上が難しくなります。

結果として、技術向上やキャリアアップを目指しても、報酬面でそれが反映されにくく、理学療法士が収入を増やすのは困難になります。

フリーランスや独立の難しさ

理学療法士がフリーランスや独立して働くことは理論的には可能ですが、現実的には非常に難しいとされています。

まず、独立には十分な資本と経営スキルが必要であり、理学療法士がこれらを持ち合わせていることは少ないです。

さらに、独立すると名称独占である理学療法士の名前を使えないので、さらに集客に困窮します。

また、独立してリハビリのサービスを提供するためには、多くの患者を集める必要があり、そのためには広告宣伝やマーケティングの能力が求められます。

さらに、医療保険や診療報酬の制度に関する複雑な規制を理解し、適切に対処することが求められます。

このような要素が重なり、独立して成功するためにはかなりの労力と時間が必要です。

そのため、フリーランスとして十分に収入を得ることは難しく、安定した収入を得るためには、結局は他の施設に依存する形になりがちです。

これらの理由により、理学療法士はお金を稼ぐのが難しい状況に直面しています。

改善のためには、業界全体での賃金の見直しや労働環境の改善が求められます。

その対策を3つ挙げ、解説していきます。

理学療法士が抱える収入面での問題を改善するためには、業界全体でのアプローチが必要です。

 

転職による給与体系の見直し

理学療法士が十分に収入を得られない原因の一つは、低い給与水準にあります。

給与体系の見直しを行い、理学療法士がその専門知識と技術に見合った報酬を得られるようにすることは、最も重要な改善策です。

求人票をよく観察すると、給与形態の良い求人が目につくことがあります。

理学療法士の給与水準が他の医療職と同等か、それ以上の水準になるように調整している病院は、意外と多いものです。

理学療法士の労働の質や専門性を正当に評価する病院も多く、資格手当や職務手当などで加算される職場も徐々に増えてきています。

賞与や昇進制度を強化し、モチベーション向上を図る職場もあり、場所によっては賞与5ヶ月なんて求人も存在します。

多くの施設では、理学療法士の給与が横並びであったり、年次昇給が少ないため、キャリアアップに伴う給与の上昇が乏しいことが問題ですが、このような適切なインセンティブを設けることで、より多くの理学療法士が専門スキルを磨き、結果的に業界全体の質向上に寄与することが期待されます。

そんな職場に転職するのが、最も手っ取り早い対策と言えます。

レバウェルリハビリなどで求人を検索し、給与形態の良い求人を探し、転職するのは最も手堅く、賢い選択と言えます。

労働環境の改善とワークライフバランスの確保

理学療法士の収入を増やすためには、単に給与を引き上げるだけではなく、働く環境を改善し、労働時間や過重労働の問題を解決することが必要です。

理学療法士は時間外労働が多く、過剰な負担を感じていることが多いため、ワークライフバランスを改善することが、仕事の満足度や生産性を高める鍵となります。

具体的には、まず残業をしないことが重要です。

理学療法士が自ら単位取得のコントロールをし、柔軟な働き方をする必要があります。

もちろん、休暇(有給や夏季休暇など)の取り方など、積極的に取れる職場の方が結果的に効率の良い働き方ができると思います。

スキルアップと専門性の強化による収入向上

理学療法士が収入を増やすためには、自身のスキルを向上させ、より高い専門性を持つことが重要です。

資格取得や専門的な分野での経験を積むことで、単なるリハビリ技術にとどまらず、特殊な治療や高い治療成果を提供できるようになり、それに見合った報酬を得ることが可能になります。

例えば、理学療法士は特定の疾患や障害に特化した専門家になることで、その分野での需要が高まります。

脳卒中や脊髄損傷、運動器リハビリなどの専門分野での知識や技術を深めることで、患者からの信頼が増し、患者数や治療料金の増加が見込めます。

特に、脳神経系の疾患に関するリハビリテーションは、専門的な知識が求められるため、スキル向上が収入の増加に直結します。

理学療法士が取得しておきたい!専門性をスキルアップするおすすめの資格
理学療法士として働いていくうちに、更なる高みを目指したい!と考える人も多いと思います。ここでは、理学療法士が取得しておきたいおすすめの資格を紹介しています。専門性を高めていきましょう。

 

また、学会や研修、セミナーに積極的に参加することで、最新のリハビリ技術を学び、業界のトレンドに遅れずについていくことができます。

このような自己投資は、長期的には大きなリターンをもたらします。さらに、大学院での学び直しや、国際的な資格を取得することで、海外でも通用する資格を持つことができ、独立開業やフリーランスの道を開く可能性も広がります。

専門性が高まることで、リハビリ施設や病院などでもより高額な診療報酬が得られ、経済的にも安定した状態を維持することができるようになります。

特に、現代医療の高度化とともに、特殊な治療法やアプローチを提供できる理学療法士の需要は今後ますます高まると考えられるため、専門性の向上は収入アップに直結する重要な要素となります。

 

これらの対策は、理学療法士の労働環境や収入状況を改善しうるものと思います。

お金がないと嘆いているみなさんは、ぜひ参考にしてみてください。

 

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