理学療法士の年収って低いよね…。
なんとかしてもう少し年収を上げられないかなぁ?
【この記事で分かること】
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理学療法士の平均年収
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理学療法士の年齢別の年収
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年収を500~1000万円に上げる方法
給料が安い!
そう思っている人も多いのではないでしょうか?
理学療法士の平均年収は、407.9万円です。
実際に理学療法士の平均年収は一般的なサラリーマンより低いようですね。
理学療法士は稼げない?
理学療法士で最も多い年収層は350~400万円です。
年収350万円程度では、一人暮らしもままなりませんし、同年代の平均年収より少ないんですよね。
- お金が無いから今日は100円ローソンでご飯を買おう
- お金が無いから同僚の食事の誘いを断ろう
- お金が無いからバス1駅分歩こう
- お金が無いから…
- お金が無いから…
- お金が無いから…
もうそんな生活やめにしませんか?
私も新人から3年目くらいまではそんな生活でした。
お金が無いから1玉30円の茹でたうどんにモヤシを入れて食べたり。
しかし、せっかく国家試験に合格して社会人になったのにそんな生活をしていて本当にいいんですか?
理学療法士になるのが夢だったけど、そんな生活をするために理学療法士になったんですか?
違いますよね!
ここでは、転職や昇給によって年収を150万円以上アップさせた私が、年収を上げるためにするべきことをいくつか挙げていきたいと思います。
今の貧乏な生活から抜け出したい!
なんとかもう少しいい生活をしたい!
そう考えているあなたは、ぜひ読んでみて下さい。
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理学療法士の平均年収と年齢別の年収
理学療法士の平均年収は407万円です。
平均年収に関してはいろいろな情報があるのですが、いくつかの情報をまとめて平均化させたものが407万円となります。
ちなみに、日本人の平均年収は432万円(参考:国税庁)ですので、日本人の平均年収より少し少ないですね。
なぜ理学療法士の平均年収が日本人の平均年収より少ないのか?というと、『医療・介護保険の改定による保険点数の低下』と『医療費の削減』によるものが大きいです。
これにより、病院の収入が増えない=理学療法士の収入も増えない。という図式になっています。
結果的に、理学療法士の年収は低いまま推移しているということになるんです。
理学療法士の年代別の平均年収
理学療法士の年代別平均年収は
- 25歳以下:328万円
- 30歳以下:395万円
- 35歳以下:426万円
- 40歳以下:461万円
- 45歳以下:496万円
- 50歳以下:531万円
となっています。
【参考:賃金構造基本統計調査】
転職した人や、独立した人もいると思いますが、おおむねこのくらいの数字に落ち着くようです。
理学療法士は経験年数がモノを言いますから、経験が増えれば増えるほど年収が上がるというのは納得です。
年収を上げるためには『勤続すること』が一番確実で、35歳で日本人の平均年収432万円をクリアするということになります。
理学療法士の昇給額
理学療法士の昇給額はおおむね2000~5000円程度であると思われます。
ボーナスが4か月だとすると1年で3万2,000円~8万円の年収アップという事になりますね。
30歳から35歳までの5年間で平均年収が29万円(1年で約6万円)上がっているので、年齢による年収の増加は昇給によるものだと推測できます。
つまり、昇給が無かったら年収は上がらないということ。
あなた、昇給してますか?
新卒の平均年収
理学療法士の新卒の平均月収は23万円で、年収に換算すると322万円です。(賞与2か月計算)
一般的な大卒の初任給は21万円で、年収に換算すると294万円です。
低い低いと言われる理学療法士の年収ですが、意外と普通の社会人より高い傾向にあると言えます。
じゃあなんで理学療法士の年収は低いって言われるのかな?
結果的に平均年収で比べると低いし、昇給の伸び率も緩やかだからそう言われるんだと思います。
理学療法士が年収400万円を越えるのは約32歳、日本人の平均は29歳で400万円をこえるので、この伸び率の悪さが『年収が低い』と言われるゆえんかもしれません。
【参考:doda】
理学療法士が年収500万円以上稼ぐにはどうすればいいの?
理学療法士が年収500万円を超えるための方法は3つあります。
この3つのうちのいずれかを実施することで、簡単に500万円を超えることが可能です。
46歳まで頑張って仕事をすると年収500万円になる
理学療法士の平均年収の表をもう一度見てみましょう。
45歳以下で494万円となっています。
と、いうことは46歳で年収500万円に届いている可能性が高い!
だから我慢して46歳まで働けば、多くの人は年収500万円に届くはずです。
キャリアアップを図ると年収500万円になる
キャリアアップとは、主任や課長になったり、新たな資格を取ったりすることで社会的に求められる存在になるということです。
理学療法士は、主任になれば月収が10,000円~20,000円、係長で30,000円、課長になれば50,000円程度月収が上がると言われています。
【参考|人事院】
キャリアアップすることで、年収が16~80万円上がる(賞与4か月含む)のであれば、年収500万円に到達させることもそこまで難しくありません。
キャリアアップするための方法はこちらの記事をご参照ください。
転職をすると年収500万円になる
理学療法士は転職をすると年収がグッと上がります。
私も転職をしたことで年収が150万円以上あがりました。
実際に転職をすることで年収は上がりますが、ただ転職をするだけではダメで、しっかりと年収の上がりやすい転職活動をしていく必要があります。
年収の上がりやすい転職活動をするために必要なのが『職種選び』。
あなたにマッチし、かつ収入の良い求人を探すにためには転職サイトをフル活用する必要があります。
しっかりと転職サイトを活用していけば年収500万円は単なる通過点となるでしょう。
理学療法士が年収1000万円を超える為にはどうしたらよいのか?
理学療法士が普通に生活をしているだけでは年収1000万円を突破するのは不可能であると言えます。
しかし、適切な方法を実施していけば年収1000万円も夢ではありません。
理学療法士が年収1000万円を目指すためには
- 年収500万円をめざす(キャリアアップ)
- 教員を目指すor独立を目指す
というステップが最短です。
なぜ年収500万を目指すと1000万が見えてくる?
理学療法士が年収1000万円をねらうのであれば、『実績』が必要です。
○○病院主任とか○○の資格取得といったキャリアが必要。
医療業界では、このキャリアがものすごく重要視されます。
先ほども申しあげた通り、年収500万円をこえると自然とキャリアアップができていると思います。
だからまずは年収500万円をめざして、キャリアアップを図りましょう!
▽キャリアを上げるために認定理学療法士も目指してみるのもよい
教員を目指すor独立を目指す
理学療法士が最も稼げる場所は病院ではありません。
理学療法士の育生校です。
専門学校の一般教員では大して稼ぐことができませんが、大学の教員で、しかも教授クラスになれば、年収1000万円を突破します。
そのためにはすごく大変な思いをしなければなりませんが、大学教員で教授を目指すというのが一つの方法です。
もう一つの応報として、独立開業という手段があります。
訪問リハビリやデイサービスなどを開業し、そこで施術をする方法です。
もちろん、理学療法士として介入は出来ないので医療保険は使えないのですが、うまく軌道に乗せることができれば年収1000万円やそれ以上の額を稼ぎ出すことが可能です。
もちろん、倒産などのリスクもありますが…。
まとめ:理学療法士の年収は本当に低い?実際はそうでもないと思います!
理学療法士の年収は低いと言われてきていますが、こうやって日本の平均収入と比べるとそこまで大きな差はないのではないか?と感じます。
もちろん、病院によって収入の差はありまが、この表をもう一度見て年収が明らかに低い場合は転職をおすすめします。
そのついでに年収500万円をめざしてもいいですし、まずは行動しないと今の生活から抜け出すことは困難でしょう。
今すぐ転職を考えていなくても、転職サイトに登録しても全然OKです。
まだ転職を考えていない旨をお伝えして、年収500万円の求人があるのか?と聞くだけでもいいと思います。
年収500万円を狙える求人がある!という事実だけでも知っておくことで、今後の理学療法士生活に張り合いがでてくるはず。
行動しなければ、変わりません。
これは事実です。
年収500万円ほしいなぁ…と思う生活から
年収500万円になるぞ!とめざす生活に変えていきましょう。
▽年収500万円以上の求人多数!▽