理学療法士は残業が多いのか?平均時間外労働からわかる異常な働き方




【理学療法士の残業】
理学療法士として働く人の70%が残業をしており、その30%は無給で働いているとの報告がある。
この結果は『異常である』と言える。
参考|理学療法士実態調査報告

理学療法士は残業は少ない職業です。

ある調べでは、理学療法士の残業時間は月に6時間程度とのこと。

しかし、巷では『理学療法士は残業が多い』『ブラックだ』という声も多く聞かれます。

 

それを裏付けるかのように、参考|理学療法士実態調査報告を見ると、理学療法士の平均残業時間は約10.65時間になります。

この10.65時間という時間をどう捉えるかは人それぞれですが、多くの人はあまり良い印象を持たないのではないでしょうか。

なぜ理学療法士は残業をしなければならないのか?

理学療法士が残業をする理由は


  1. 毎日の取得単位がノルマとしてあること
  2. 新人または実習生指導があること
  3. 上司からの指導やフィードバックがあること
  4. カルテや書類業務が溜まっていること

が挙げられます。

 

特に新人指導や上司からの指導が入ると、業務終了後にしなければならなくなるので残業になってしまうことがあります。

もちろん指導内容によっては残業代は出ません。

 

理学療法士はどの程度残業があるのか?

理学療法士の残業時間は

 


  • 0時間:21%
  • 5時間以内:24%
  • 10時間以内:20%
  • 15時間以内:7%
  • 20時間以内:12%
  • それ以上:16%

 

というデータがあります。

実に全体の79%が毎月残業をしており、55%が10時間以上の残業を強いられています。

これを見ると、理学療法士は残業があるのはあたりまえ、と言えそうです。

 

しかし、100歩ゆずって残業があるのは良しとしましょう。

実は調べていくと、とんでもない事実が発覚したんです。

 

理学療法士に残業代が支払われる割合

残業とは時間外業務なので残容体が支払われるべきです。

しかし、理学療法士の中で残業代が支払われる人というのはほんの一握りという報告も。


  • 100%支給される:43%
  • 25~75%支給される:27%
  • 全く支給されない(サービス残業):30%

となっています。

 

いわゆるサービス残業を強いられている人が57%もいるという事実。

詳しいデータは理学療法士の残業は多い?少ない?文献データからわかる実態>>>
をご参照ください。

 

これが、理学療法士はブラックだ、辞めたほうがいいと言われるゆえんです。

理学療法士は残業が無い!と言っている人も、『残業代が支払われていない』だけでありサービス残業はある可能性もあります。

 

理学療法士はサービス残業が多い?異常な関係

理学療法士は残業は少ないです。

しかし、サービス残業が多いです。

この矛盾をなんとかしないと、いつまでも理学療法士はブラックだ!目指さないほうがいい!というように言われ続けてしまいます。

でもみんな残業をしないほうがいいのは分かってるんです。

病院だって『ノー残業デー』というプランを立てたりしていますから。

 

それでもサービス残業はなくならないんです。

なぜサービス残業が無くならないのか?を解説していきます。

 

理学療法士がサービス残業をしてしまう理由

理学療法士は主に『単位時間制』に基づき、リハビリを行っています。

患者にリハビリを提供することで報酬をもらうのですが、治療以外でも報酬に繋がるものもいくつかあります。

いわゆる書類業務ですが、これを処理するのが結構大変なんです。

 

1日で介入する単位数はノルマのように決まっており、どんなに優秀で仕事の早い人でも1単位20分というタイムスケジュールは変わることはありません。

ということは必然的に介入以外の時間も決まっており、その時間で書類業務をこなさなければなりません。

結果的に時間が足りず、書類業務が終わらない…。

 

じゃあどうするの?というと、もうお分かりですね。

サービス残業をします。

 

また、残業時間を使ってカルテ入力をする場合、勉強会資料を作成する場合なども残業代が出ません。

そういった仕事が多いと、職場でやらなければならない仕事(カルテや書類など)はサービス残業として、家でもできる仕事(勉強会資料作成など)は自宅に持ち帰って仕事をします。

 

本来、こういった仕事の仕方はいけない事なのですが、まだまだ『サービス残業があたりまえ』という職場が多いのも事実です。

詳しくはこちら>>>
理学療法士は残業なし…はウソ!PTがサービス残業をする理由と法律的な対処 

 

理学療法士は残業が好き?

残業するな!と言われても残業してしまう理学療法士。

もちろん、仕事が溜まっているから残業しなければならないのもありますが、そんなに急ぎでない仕事でも残業をしている人もいます。

 

仕事の緊急性を理解し、いつまでに仕事を終わらせなければならないのかを考えていき、業務時間内にコツコツやっていけば残業せずに帰れるはずです。

しかし、「残業してやればいいや」という考えがどこかにあるのか、意図的に残業をしている人も。

 

あまり残業が慢性化すると、せっかく定時で帰れそうなのになんとなく残っていくというスタッフもいます。

もしかしたら理学療法士は残業が好きなのかもしれませんね。

 

サービス残業撲滅!残業代が出ない時の対処法

サービス残業が最も悪い点は、給料が出ないということ。

理学療法士は時間の無い中、必死に単位数を稼いだり書類業務をしたりしています。

理学療法士の仕事は時間の融通が利きにくいというデメリットがあります。

 

そんな中、病院は理学療法士に多くの注文を出してくるんです。

 

病院
病院

・1日21単位取れ
・書類も点数が取れるからしっかり仕上げろ
・でも残業は認めない

 

ぼくたち理学療法士だって残業はしたくありません。

でも仕事だから仕方なくやってるだけです。

 

でも、だからといって残業代を出さないというのは間違っていると思いませんか?

残業代を抑えたいから残業申請は却下し、サービス残業をしているスタッフに対しては眼を瞑って見ないふりをする。

結果、病院の言いなりになった挙句、自分にはなんのメリットもありません。

 

ぼくがサービス残業は悪だ!といっている原因はここにあります。

 

だから知っておいてください。

残業が支払われない場合の対処法を!

 

残業代が出ないのは当たり前じゃないんです。

その異常に気付いてください。

 

サービス残業を撲滅させるための詳し記事を書きましたので、サービス残業をしている人はぜひ読んでみてください。

サービス残業は違法!残業代が出ない4つのケースと対処法
もしもあなたのその残業にお給料が支払われていないとしたらそれは違法です。すぐに対策をしましょう。

まずは『知ること』から始めていきましょう。

 

理学療法士と定時退社

理学療法士はサービス残業が多いということは分かりました。

では、残業をしないで定時に帰ることはできないのでしょうか?

忙しい理学療法士だって、うまく時間のやりくりをしていけば残業をせずに帰ることは可能です。

定時退社する方法をこちらにまとめています。

詳しくはこちら>>>
【残業したくない!】仕事を効率的にこなして定時で帰る方法まとめ 

 

定時退社は悪なのか?

「みんな残業してるのに一人だけ帰るなんて何を考えているんだ?」

「定時で帰るなんて仕事をしていないと同じだ!」

 

このような発言も良く聞かれますが、本当に定時退社をすることって悪いことなんでしょうか?

実は定時退社は全然悪いことではなく、むしろ良いことです。

 

じゃあなぜ定時退社する人が悪者扱いされるのか?というと、ただの『嫉妬』にすぎません。

定時退社できない、いわゆる『仕事のできない連中』の戯言なので、まったく気にしなくてOKです。

 

むしろ、定時退社をすることで多くのメリットを得ることができます。


  • 会社からの信用を得られる
  • 上層部からの評価が上がる
  • 無駄な仕事をしなくて済む

さぁ、定時で帰ることで妬みや恨みを言われても気にせず、どんどん帰りましょう。

 

仕事のできない連中の言葉なんか聞かなくてもいいんです!

定時退社は悪い?実際に「良いor悪い」という人の意見を聞いた結果
定時で帰るのって悪い事なのか?実際に「悪い派、良い派」の意見を聞いてみました。この記事は、定時退社はなぜよく思われないのか?定時退社したほうがいい理由。について書いています。

 

 

実際に定時退社をしてみた結果、問題なく帰れる

実際にぼくは定時退社をし続けて2年以上になります。

最初こそ、うまくタイミングが掴めずなかなか帰れなかったのですが、徐々に慣れてきて今では定時きっかりに帰れるようになりました。

 

上司からも

「いつも定時で帰ってるキム兄さんを見習ってください」

と言われ、部下からも

「もう帰る時間を5分すぎてますけど大丈夫ですか?」

と心配されるレベルになりました。

 

実際に定時で帰ってみて気づいたことは、別に陰口も言われないしイジメられもしないということ。

むしろ褒められています。

 

もちろん、業務をしっかりとこなす必要はあるのですが、定時で帰っているからといって全く問題はありませんし、高評価を得ています。

そして、以外と職場には定時で帰っている人が多いということにも気付けます。

残業しているのはあなたの周りの人間だけで、みんな定時でガンガン帰っていますよ。

 

定時で帰ってみて気づいたことをまとめていますので、ぜひご覧ください。

毎日定時退社すると得られる15のメリット!3年以上残業なしで帰った結果…
定時退社するとどんないいことがあるの?残業代をもらう以上のメリットってあるのかな。【この記事でわかること】・定時退社のすばらしさを存分に理解できる・残業していると気づかない、定時退社の意外な事実を知る

 

まとめ

  1. 理学療法士の79%が残業をしている
  2. 57%の理学療法士は十分な残業代が支払われていない
  3. 残業をする人は仕事の遅い人である
  4. 定時で帰っている人は意外と多い

 

さらに詳しく残業の実態や残業を頼まれた時の対処法、残業代のトラブルなどを知りたい方はこちらからどうぞ。

理学療法士の残業を詳しく見る>>>

 

どうしても残業が多くて疲れたら…

いくら定時上りが良い!といっても、残業を断れなかったり強要される場合も多くあります。

残業が多くて心身ともに疲弊し、生活に支障が出てしまっては元も子もありません。

そんなときは転職を考えてみてはいかがでしょうか。

 

いくら僕たちが業務改善をしても、残業がある職場というのは存在します。

そうなるとどうしようもないですよね。

あくまで仕事は仕事。

自分の人生を豊かにするための1つの手段にすぎず、仕事が人生のメインコンテンツになってはいけませんよ。

 

 

今より良い職場への転職|実際に試した転職サイト紹介

ぼくは転職を2度してきて、今が3つ目の職場になります。

使用した転職サイトは5つになりますが、その中でここは良かった!という転職サイトを紹介します。

 

  • 求人が充実していて選択肢が多かった!
  • エージェントが親切だった!
  • 要望に対する対応が早かった!

 

どの転職サイトも良い対応をしてくれましたが、ここで挙げる3つの転職サイトはどれも対応が素晴らしく、結果的に今のお給料や休日にも満足していますし、仕事以外の時間で子供と遊んだり、趣味やブログ執筆などをしています。

 

転職サイトに登録することで、転職のプロのアドバイスがもらえ、働きながらでも安心して転職活動を行うことができるのが最大の魅力。

もちろん、職務経歴書の書き方や面接の対応などのフォローも万全ですし、転職サイトにお願いすることでより多くの情報を得ることもできます。

各サイトによって扱う求人も異なりますので、複数のサイトに登録することで希望の職場が見つからないリスクを回避することができます。

 

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質もかなり拘ってます。

求人数も多いので、多くの情報を得ることができるのでおすすめです。

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マイナビコメディカルはの利用者の満足度も高く、かなり丁寧に対応してくれるおすすめの転職サイトです。

ホームページでは、顔写真付きで各アドバイザーの紹介もしており、その質の高さと自信が伺えます。
求人数も6,000件以上あり、マイナビコメディカルの知名度からも安心して利用できる転職サイトのひとつです。

メドフィット
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メドフィットは、医療系のみならず介護系まで扱う専門の転職サイトです。
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介護領域にも視野に入れてる人は登録して損はありませんね。

 

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