理学療法士って残業は多いの?ないの?
定時で帰れる人ってどれくらいなのかな?
【この記事で分かること】
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文献からわかる理学療法士の実態
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理学療法士の残業はどれくらいあるのか?
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理学療法士に残業代は適切に払われているのか?
残業
ほんとうに嫌な響きですが、社会人であれば残業をしなければならないことも当然あります。
しかし、その残業は実際どのていどあるのか、知っている人は少ないのではないでしょうか。
ぼくは残業ゼロだけど、残業が月に20時間以上ある人だっているはず!
今回は、ある文献の調査結果から、実際にどの程度の残業時間があるのか考えてみましょう。
【参考:理学療法士実態調査報告(pdf)】ほか
残業が月5時間以上ある職場は平均より多めです。
残業の少ない職場に転職することで自分の時間が増えるのでおすすめ!
いろいろな求人を見てみてはいかがでしょうか。
理学療法士の残業は多い?残業時間は月5時間程度!
調査アンケートによると、理学療法士の月の平均残業時間は以下の通りです。
- 0時間:21%
- 5時間以内:24%
- 10時間以内:20%
- 15時間以内:7%
- 20時間以内:12%
- それ以上:16%
最も多く回答したのは5時間以内であり、月20日勤務だとすると1日あたり約15分ということになります。
毎日15分というよりは、週に1回1時間残業がある、という感じかな
しかし、回答によっては10時間、20時間という解答もあるのが怖いですね。
【まとめ】
理学療法士として働いている人の中で
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20%は残業せず定時で帰っている
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80%は残業をしている
という結果だったようです。
定時で帰ると残ってる人に悪い…という考えの方もいるかもしれませんがそんなことはありません!
定時退社は悪くないよ!というメッセージを込めた記事がこちら
理学療法士の残業代は100%支給されるのは半数以下!?
ちかごろ、サービス残業という言葉も深く浸透してきました。
ぼくはこのサービス残業が大嫌い!
残業をするのは嫌ですが、残業代が支払われないのはもっと嫌ですよね。
そんなことまでして働く意味ある?
理学療法士が働く場所は病院ですから、さぞや残業代もキッチリ出ているんだろう。
と、思うかもしれませんが、そうではないようです。
理学療法士は意外と残業代が出ないケースが多いんです!
理学療法士に支払われる残業手当の支給についての調査結果は以下の通り。
- 100%支給:43%
- 100%支給されない:27%
- 全く支給されない(サービス残業):30%
なんと残業しているのに全く残業代が支給されない理学療法士が30%もいるんです!
これはもう理学療法士はブラックだと言ってるようなもんです。
通常、残業代は100%支給されるべきですが、まさか半数以上の人が100%支給されず、そのうちのさらに半数が全く支給されない。
【まとめ】
80%の残業実施者のうち
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60%は残業が十分支給されない
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30%は残業代が全く支給されない
という結果だったようです。
世も末ですね。
もしも残業代がでていないのであれば、それは違法です。
すぐに対応をしたほうがいいと思います。
どうすればいいかは、サービス残業という違法行為に対する対処法の記事に詳しく書いてあります。
理学療法士が働く残業なしの職場はどれくらいあるのか?
ここまでくると、本当に残業のない職場なんてあるの?
と思ってしまいますよね。
2つの求人サイトで【東京都/残業少なめ】というワードで検索した結果、
- 【PTOTキャリアナビ】:約500件
- マイナビコメディカル :約200件
という求人がありました。
残業なしという項目がなかったから少なめで検索したよ
全国では約1000~2000件程度の残業少なめの求人があると考えられます。
理学療法士で残業のない職場で働きたいなら、まずは転職サイトに登録して探すのが一番手っ取り早いです。
80%もの理学療法士が残業で苦しみ、60%の理学療法士が残業代を十分もらえずにいる。
そんなことではいけないと思います。
ぼくらは20%の残業のない理学療法士になるべきです。
自分の働き方をもう一度考えてみてはいかがでしょうか。
私は実際にPTOT人材バンクを実際に使ってみて、どんな求人があるのか、そして使い勝手はどうだったのかを体験してきました。
詳しい記事はこちらになりますので、転職をお考えの方はぜひ読んでみてください。