毎年4月にどの職場の人も昇給すると思います。
昇給は基本給が上がるため、ボーナスや年収にも影響を及ぼすので絶対にチェックしておきたいですよね。
ここでは、一般的な昇給率から、どれくらい給料が上がっていくのか計算して求めていきたいと思います。
あなたは毎年どれくらい昇給しているかご存知ですか?
もしも2000円以下だったら、その職場はちょっとヤバいかもしれません。
昇給のない職場はずっとそのままの給料から変化しないことを意味します。
それでいいのでしょうか?
経験を積んだのなら、それに応じた収入を得るべきです。
昇給のある職場、たくさんありますよ!
普通は昇給はいくら?昇給率からみる平均
一般的な会社の昇給率はおおむね1.6~2.2%の昇給があると言われています。
経済産業省の「平成29年度賃金引上げの傾向(公表資料に基づく分析)【PDF】」では300人未満の中小企業の昇給率は1.99%となっているので、この数値を基本としたいと思います。
- 200,000円:3,980円アップ
- 250,000円:4,975円アップ
- 300,000円:5,970円アップ
と試算されます。
あなたの基本給が25万円だった場合、4月の昇給が4,975円未満だった場合一般的な昇給率より低いと言えます。
ちなみに大企業の昇給率は2.59%(リクナビnext2015)らしいので、大企業の昇給はかなり良いでしょうね。
理学療法士の昇給率
理学療法士の昇給率は公表されていませんが、1,000~5,000円程度と言われています。
おそらく最も多いのは3,000円前後だと思われるので、それを昇給率に変換すると
- 200,000円:1.5%
- 250,000円:1.2%
- 300,000円:1.0%
となります。
昇給率としては理学療法士はかなり低いと言わざるを得ませんね。
公務員の昇給率
公務員の場合は昇給率は平均すると1.66%だそうなので、そこまでガッツリ上がるわけではなさそう。
でも基本給は高めなので、年数が増えていけばガンガン昇給していくはずです。
職場による昇給の違い
私がいくつかの職場を経験してきましたが、昇給の金額は職場によって違います。
最初の職場は整形外科でしたが、昇給は2,000円/年でした。
次の職場はクリニックで昇給は0円/年です。
かなーり酷い職場でしたが、どんな職場なのか気になる方は【【実話】貧乏な理学療法士が転職で170万円も年収をアップさせた話>>>】を読んでみてください。
昇給がないと年収は上がらないので、昇給額が低いとかなりシンドイですよ。
現在の職場は回復期病院ですが、昇給は4,000円~となっているので、まぁ我慢できるかな、といったところ。
昇給は長く務める場合かなり重要なポイントとなるので、昇給額の高い職場に勤めたほうが絶対にいいです。
職場によって昇給額はかなり違いますので、入職の時に確認するかすでに就職している場合は4月の昇給額を確認して負きましょう。
昇給しない、昇給が2,000円以下の職場で長く務めるのはキツイ!
昇給は基本給を上げるために重要なポイントであり、昇給が無い職場はずっと収入が変化しないことを意味します。
年齢は増えていくのに、お給料が変化しないのはちょっとキツイですよね。
昇給はしていても、その昇給額が少なすぎるのも問題です。
昇給額が2,000円くらいだと昇給率は1%を切っており、そんな職場で長く務めるのはなかなかシンドイですよ。
10年勤めて年収が20万円しか上がらないわけですから。
今は良くても、これから結婚したり家を買ったりすると必ずキツくなってきます。
だから昇給がしっかりとされるような職場に勤めることを強くお勧めします。
理学療法士の職場によって昇給額は違いますので、選び方を間違えると基本給は良いのに全く昇給しないという事になりかねません。
もしも今の昇給額が2,000円以下、または昇給率1.5%以下の場合は転職も視野に入れるべきだと思います。
求人票に昇給額が載っていることは非常に稀ですので、自分で聞くしかないのですがお金のことはちょっと聞きにくいですよね。
そんな時は転職サイトに登録して転職エージェントに聞いてもらうのも1つの手段です。
転職エージェントはあなたの代わりに効きにくい年収・昇給額・休日数・職場の雰囲気などを確認してあなたに伝えてくれます。
求人の紹介や相談の利用にお金はかかりませんので、ぜひ利用してほしいですし私も登録だけしてあります。
特に当サイトで紹介している【PTOTキャリアナビ】やマイナビコメディカルは私も利用したことがありますし、丁寧にお話も聞いてくれたので非常におすすめできます。