
子供ができたら仕事はどうしたらいいんだろう?
子育て中でも十分な給料がもらえるのかな?
【この記事で分かること】
- 産前・産後の仕事の選択肢「パート(非常勤)」について
- 産前・産後にパート(非常勤)で働くメリット
- パート(非常勤)で働く給料
理学療法士のパート(非常勤)
いまではパートとして働く理学療法士も多いです。主に子供を持つお母さん理学療法士が多い様子。
- 家事や子育てをしながら仕事もしたい!
- 仕事だけじゃなく他のことにも時間をかけたい!
- 8時間働くのはちょっとたいへん!
そういう考えのママさん理学療法士も多くなっているので、これからパートで働こうか?と考えているママ理学療法士(パパでもいいけど)に向けて
パートで働くことのメリットや金銭的なことについてお話します。
育児中・妊娠中のPTがパートタイム(非常勤)で働くのもアリ

働き方のひとつとして「非常勤」を!
理学療法士の資格は国家資格です。
パートの仕事も探せばたくさんありますし、仕事にあぶれることはないでしょう。
また、妊娠や出産においても、現在の職場で正社員でなく非常勤として働かせてもらえる場合も多いので、無理して正社員で働いたり妊娠や出産を機に退職するのはちょっと待ちましょう。
「いままでの職場で、非常勤として働く」という選択肢もあることを知っておいてください。
もちろん、育児手当を貰っていてもパートやバイトで働くことは可能です。
そこについては、以下の記事に詳しく書いてあるのでぜひ読んでみてください!

育児中・妊娠中のPTがパート(非常勤)として働くメリット


非常勤の良い所をお伝えします!
産前産後の女性理学療法士は無理して正社員で働く必要はありません。
職場に相談し、「パート(非常勤)」として働くという手段もアリです。
ぼくの職場にも何人かのママさん理学療法士がおり、働き方も様々です。
【ママPTの様々な働き方】
- パート(非常勤):時給制。週に2~3日、6時間ほど勤務している
- 時短勤務(正社員):月給制。週に5日、6時間ほど勤務をしている
- 産休・育休(休暇):給与なし。1年~2年仕事をお休みし、正社員として復職する
もちろん「退職」という選択肢もあるのですが、今回は「パート(非常勤)」として働くメリットについてご紹介します。
理学療法士がパート(非常勤)で働くメリット①:働く時間がかなり自由
パートタイムの一番のメリットは『働く時間が自由に選べる』ということ。
正社員は1日8時間の仕事時間ですが、非常勤であれば1日3~5時間程度。
理学療法士であれば、1日3時間、週に1回というわがままな業務時間も選べるのでおすすめです。
今お勤めの職場でも、いろいろな働き方ができる時代となっています。
ぜひ一度職場に相談してみることをおすすめします。
もしも、そういった働き方ができないのであればパートの求人がいくらでもありますので、育休を取ってほかの職場でパートとして働くことも可能。
育休や産休を取って、スキマ時間で働いてみてはいかが?


え?育休や産休中でもパートで働けるの?


はい。
育休などで給付金を受け取っていても働くことは可能です。
実は厚生労働省でも、育休中の副業(パート)についてしっかりと定められています。
【厚生労働省】
簡単に言うと
給付金(6ヶ月目まで月収の67%・それ以降50%)+賃金収入(パートなどの収入)=育児休業開始時月給の80%以下であればOK!
ということ。
こういった「妊婦や子持ち」に優しい職場を探すのは時間がかかりますし、面倒だと感じる人も多いでしょう。
そういった場合は求人サイトを利用すると簡単に職場を見つけることができます。
▼1日3時間/週1回勤務のパートを探す▼
理学療法士がパート(非常勤)で働くメリット②:不意の休みに対応
パートで働いているので、業務量は正社員よりかなり軽減されています。
1日3時間の勤務であれば、大体5~7単位程度の仕事量になります。
もしも、急な体調不良や子供の熱発などで休まなければならない時も、正社員の人たちがフォローしやすいので、そこまで迷惑をかけることもないです。
そりゃちょっとは迷惑をかけますが、もともと「産前産後の間だけパートで働く」という旨をお伝えしているので、職場の理解も得られやすいでしょう。
理学療法士がパート(非常勤)で働くメリット③:体の負担が軽い
もうこれが一番!
産前産後は母体にもかなりストレスがかかりますし、疲れやすいのであまり重労働はできないんですよね。


ぼくの奥さんも毎日ヒィヒィ言ってました。
だから働く時間が短くなるのはかなり嬉しいんですよね。
もちろん、休んでいるのが一番いいのですが、女性の理学療法士は働き者が多いのか、旦那の給料が低いのか、ギリギリまで働く人が多いように感じます。
パートであれば、そこまで重労働もない(全介助の患者を担当しない)ので、産前産後の女性からは「嬉しい!働きやすい」と言った声が聞こえています。
理学療法士のパートの時給はいくら?
理学療法士のパートはひと昔前より給料が下がったものの、一般的な仕事の時給よりは高い傾向にあります。


一度、理学療法士としてパートに入ると、普通にカフェやコンビニで働くのがバカらしくなるよ
理学療法士の時給は最低でも1700円程度、高いと5000円というところまであります。
基本的に同じ職場内でパートとして働く場合は1,500円前後、外部で働く場合は2,000円前後が相場みたいですね。
同じパートでもコンビニやスーパー1000円ちょっとで働くのはやめたほうがいいです。
理学療法士免許さまさまです。
僕も非常勤で働いていますが、理学療法士はパートがすごくお勧めです。
時給1,500円でも、1日3時間、週2回働けば月36,000円です。
1日6時間にすれば72,000円。
そもそも、そんなに安い時給のパートなんかありませんから、すごく割のいい仕事です。


時給3000円なら144,000円…


いや、さすがにそんなに働いたら「育児休業給付金」が全く貰えなくなるからダメだよ
あくまで、給付金と合わせて月給の80%未満にしましょう。
また、副業で年間20万円を越えて稼ぐと確定申告が必要になります。
もしも20万を越えてしまいそうな場合は、確定申告の書き方を詳しく乗せておきましたのでご参照ください。



理学療法士がパート(非常勤)は求人が多い
理学療法士のパートは凄く求人が多い!
少し探しただけでいくらでも求人が出てきますし、ちょっと経験があればすぐに採用されます。
パートですから、そこまで責任もないですし融通もきくからいいですよね。


ぼくもちょっと求人に見学希望を出したら、7社からオファーが来た経験があり!
企業側も正社員をガッツリ雇うより、非常勤で人員を確保する方がお得なのでそういった戦略を取っていると思われます。
理学療法士のパートは本当に引く手あまたですのでおすすめできます。
もちろん、女性理学療法士にも優しく働きやすい職場も多いのでぜひ探してみてください。
▽女性の活躍するパート多数!▽
まとめ:産前産後の女性理学療法士はパート(非常勤)という視野を入れてみてはいかがでしょうか
このように、理学療法士のパートのメリットは
- 時間の融通が利く
- 不意の休みに対応してくれる
- カラダの負担が小さくて済む
このようなメリットがあります。
デメリットを上げるとしたら
- ボーナスがない
- 昇給が無い
- 社会保証がない所がある
といったところでしょうか。
独身でずっとパートというのはおすすめできませんが、子供の手のかかる時期のみパートになるというのは良い選択だと思います。
理学療法士は比較的パートで働きやすい職業なので、自分の生活スタイルに合わせて働き方を考えてみてはいかがでしょうか。
最後にもう一度注意点!
パートをして年に20万円以上稼ぐと確定申告が必要になります。確定申告の基本的な書き方もありますので、こちらをどうぞ!


