この記事は2026年(令和7年分)の確定申告の方法を記載しています。

職場にバレないで副業できないかな?
確定申告のやり方ってどうするんだろう?
税金ってどれくらい増えるのかな?
・確定申告の必要性
・画像で確認!確定申告書類の書き方/出し方
・会社に副業がバレない方法
副業と聞いてなにを真っ先に思い浮かべますか?
- 職場にバレないでできないかな?
- 自分は確定申告は必要なのかな?
- 必要なら確定申告の書き方を知りたいな
というのが気になると思います。
副業したとして、その事実が職場にバレてしまうと叱責(怒られること)されてしまうのでは?
と考え、なかなか副業への一歩を踏み出せない方も多いと思います。
しかし『「副業OK」の企業がじわりと増えている|日経ビジネスオンライン』のように、いまは副業が推奨される時代になってきています。
でも副業ってちょっと躊躇しませんか?
先ほど申し上げたような
- 職場にバレないでできないかな?
- 確定申告は必要なのかな?
- 税金ってどれくらい増えるのかな?
そのような疑問に応えるべく、この記事を書いています。
・副業をしたいけど確定申告のやり方が分からない!
その悩み、ここで解決いたしましょう
まずは確定申告とは何か?の説明があります。
すぐに確定申告書類の書き方を見たい方はこちらからどうぞ▼
副業でもバレる可能性あり!確定申告が必要なケース

副業とは『メインの会社以外から収入を得る事』です。
- 不動産(アパート経営など)
- 投資(株取引や仮想通貨など)
- 物販(ヤフオク・メルカリでの出品など)
- 労働(アルバイトなど)
- 不労所得(ネット収入など)
- ギャンブル(パチンコ・競馬など)
いかなるものでも自分の働く会社以外の場所からお金を貰っている場合、それは副業とみなされます。
そして、副業とはいえ収入ですから、その収入に応じた税金(所得税・住民税)を支払わなければなりません。
20万円以上副業で稼いだら確定申告が必要!
副業で稼いだ場合、確定申告が必要なボーダーラインは『20万円』です。
1年で199,999円以下の稼ぎであれば非課税となりますが、20万円以上稼ぐと税金がかかってきます。
年間20万円以上、つまり毎月16,667円以上を副業で稼ぐと、所得税は発生すると思ってください。
副業で収入が20万円未満でも確定申告は必要!
では20万円稼いでいなければ特に何もしなくてよいか、というとそうはいきません。
なぜなら「20万円未満なら申告不要」というのは“所得税”だけの話だから。
住民税も所得に応じて納める金額が変わるので、結局は確定申告をしないといけません。
例え、1円でも収入があったら、基本的には『確定申告』を行い、収入があったことを報告する義務があります。
つまり
- 収入20万円以上なら所得税と住民税は再計算される
- 収入20万円未満なら所得税は0だけど住民税は再計算される
ということです。
確定申告を怠り、収入を報告しないと最悪の場合は『脱税』とみなされ、ものすごい延滞金を払わなければならない場合があるので注意が必要です。
バレなきゃ良い、と思いがちですがそうはいきません。
なんと税務署の人は個人の銀行口座の動きを知っている、といわれているのをご存知ですか?
【参考記事|あなたの口座は知られているかも!?税務署の銀行調査とは】
国税庁ではKSK(国税総合管理)システムを導入し、納税者の情報を一元管理しています。
このシステムにより、税務署は銀行口座等の情報を把握することが可能になりました。
つまり、銀行の口座開設時に提出した本人確認書類の情報や、口座の入出金履歴なども、KSKシステムを通じて税務署に把握される可能性があると言えます。
だから、銀行振り込みの収入がある場合は、確実にバレます。
バレるバレない云々ではなく、所得隠しで大変な目に合うくらいなら報告しておいた方がいいと思いますよ。
ですので、確定申告は副収入が少なくてもしっかりと行っていた方がいいと思います。
その確定申告書類の作り方と、職場にバレないやり方を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
画像付き!副業がバレない確定申告のやり方【2026年最新】

会社以外の場所から収入がある場合は、確定申告が必要です。
確定申告の期間は2026年(令和8年)2月16日(月)から3月16日(月)の間です。
この間に、前年(2025年/令和7年)の副業収入を申告します。
その期間中に書類を作成し、管轄の税務署に書類を提出しなければなりません。
落ち着いてやれば必ず作成できますので、がんばってください。
事前準備OK?確定申告に必要な書類
マイナンバーカード
免許証/保険証/パスポートのいずれか(マイナンバーカードがない場合)
社会保険や地震保険の控除証明書(たぶん年末調整でやっているので不要)
確定申告書類を作成するにあたり最も重要な『源泉徴収票』ですが、これは職場から12月~1月の中頃までに渡されます。
絶対に無くさないようにしてください。
でも、もし無くしても会社に言えば再発行可能!(経験済み)
まず確定申告には『手書きで書く方法』と『パソコンで入力する方法』があります。
圧倒的にパソコンで入力した方が楽なので、ここではパソコンでの方法をお送りします。
【画像付き】副業がバレない確定申告書類の作成方法
もしもあなたが副業(アルバイトなどで別の会社から給料を貰っている)をしている場合は以下の手順で進めばOKです。
まずは国税庁から、確定申告書等作成コーナーという所に入ります。
すると次のような画面が出るので、左の『新規に申告書や決算書・収支内約書を作成』を選びます。
左の『作成開始』をクリック。
自分に合った項目を選択します。
※Chromeで作成できない場合はSafariでページを開いてください。
- はい
- はい
- スマートフォンを利用する
を選びます。
すると、以下の確認画面が出てきます。
- 令和7年分の申告書等の作成とクリック
令和7年分の申告書等の作成とクリック
※画像は令和6年となっています
次に、作成する申告書等の選択の画面に移ります。
今回は副業の確定申告なので一番左の『所得税』を選びます。
青色申告書は作成したことは無ないので、国税庁の『お問い合わせ』を確認するか『外部リンク|青色申告|承認申請書の書き方例と、簡単に書くポイントまとめ』を見てください。
次にマイナポータル連携の選択がでてきます。
私は『マイナポータルと連携する』を選んでいますが、自分で打ち込めるなら連携しなくても良いと思います。
マイナポータル連携で確定申告書を作成するメリット
- 医療費の計算や領収書の収集が不要になる
- 控除証明書などの書面の保管が不要になる
- 作成した確定申告書をe-Taxで送信できる
- 令和6年分の確定申告からはスマホ用電子証明書にも対応
マイナポータル連携による確定申告に必要なもの
- マイナンバーカード
- マイナンバーカード読取対応のスマホ
- マイナンバーカードのパスワード
すると、マイナポータルアプリの取得画面が出てくるのでお持ちでない方はインストールしてください。
次にマイナポータルへ移動して、マイナンバーカード又はスマホ用電子証明書による認証を行います。
画面の案内に沿って操作してください。
スマホでマイナポータルを起動し、手順通りに進めます。
①PCの2次元コードを読み取る
②暗証番号を入力する
③マイナンバーカードを読み取る
④この画面が出たらPCに戻る
スマホでログインできると以下の画面になります。
次へ
次へ進む
マイナポータル連携は『マイナンバーカードからデータを取得するかどうか』です。
- 医療保険や控除など、年末調整で入力したデータが得られます。
- 取得する場合はオレンジの『マイナポータルに移動して情報を取得』してください。
- 基本的には『取得する』で進めてください。
今回はまだ年末調整前だったため『取得しない』にして進めます。
過去のファイルデータがある場合はここでファイルを選択。
今回はないのでそのまま『次へ』
副業収入は雑所得なので『雑』にチェックして次へ。
真ん中の緑をクリックし雑所得を入力します。
真ん中のオレンジをクリックして雑所得を入力します。
種目はいろいろありますが、Googleアドセンスなどの場合は『その他』とし、広告収入と記入してください。
- 業務ではないので、『該当しない』。
- 収入金額は1つの会社からもらったお金を入力。
- 必要経費はそのお金を稼ぐのに使ったお金を入力。
- 支払い者の所有地は、支払った会社の住所を入力。
その企業のホームページに飛び、所在地を確認しましょう。 - 支払い者の氏名または名称は、支払った会社の正しい名称を記入。
28文字をオーバーする場合は短縮したり途中で切れてもOK。
他にもお金をもらっている会社がある場合は『もう1件入力する』をクリックし、お金をもらっているすべての会社を1件づつ入力していきます。
終わったら『入力内容の確認』。
このようにすべての収入先が出てきます。
修正・追加は『雑所得を入力する』
問題ないなら『次へ』
支払いに関する控除の入力は年末調整で申告をしていれば入力の必要はありません。
納税額が出てきます。
※にあるように住民税はこの情報をもとに各市町村で再計算されます。
通知方法は電子交付でも書面交付でもどちらでもいいです。
『次へ』
ここからが会社にバレないようにする方法です。
確定申告で職場に副業がバレないようにする方法
上記の手順を踏んでくると『住民税に関する時効の選択・入力』という項目に辿り着きます。
この下の方に『住民税の徴収方法』という欄があります。
これを『自分で納付』にチェックをしてください。
こうすることで副業収入があって住民税が上がっても、自分で税金を納付するので会社にバレません。
逆に特別徴収(給与から天引き)や入力をしない場合、会社にバレます。
なぜなら、会社が支払っている給料にくらべ、住民税の額が大きいから。会社側が『別のことで収入を得ている』と感づいてしまいます。
なのでここは絶対に『自分で納付』を選びましょう。
『次へ』を押すと入力内容の確認に移り、確認して間違いがなければ送信画面になります。
あとは画面の通りに従ってください。
以上で入力はおしまいです。
確定申告は絶対に必要!副業がバレたくないならしっかりやろう!
確定申告書類の作り方はいかがだったでしょうか?
あなたの収入を国に報告するために、できればやっておいたほうが良いです。
特に
・副業で年20万円以上の稼ぎがある
・源泉徴収票が発行されている
この場合はほぼ100%税務署にバレます。しっかりと確定申告しましょう。
確定申告は、あなたの税金がどれくらいかかるかを判断するものです。
実は税金って払うだけではないんです。
場合によっては返ってくることも多いので、ぜひ確定申告をすることをお勧めします。
しかし、この確定申告のやり方がよくわからなくて副業をするのを迷っている、という方も少なからずいます。
やり方が分からないゆえに確定申告をしないで、脱税の疑いで税務署から手紙を貰う人もいるかもしれません。
このお金は、あなたが真面目に働いて稼いだお金です。
しっかりと報告しましょう。
副業が会社にバレない確定申告の作成方法まとめ
会社にバレたくない!と考えのあなたは、『住民税に関する時効の選択・入力』で必ず『自分で納付』を選択してください。
それだけで、誰にも気づかれることなく副業が可能です。
毎月数万円、多く稼げたらHAPPYですよね。
果たしてその稼いだお金で何ができるでしょうか?
副業に迷っている方がいたら、この記事を読んで『やってみよう!』と思って頂けたら幸いです。
ブックマークして毎年参考にしてくれるとうれしいです!

































