
病院や介護施設でハロウィンを楽しみたい!
でも高齢者のみんなに喜んでもらえるか不安だな・・・
【この記事でわかること】
- 高齢者にハロウィンを説明する方法。
- リハビリにも使える飾りつけの例。
- 高齢者にも安心のお菓子の紹介。
10月のイベントといえばハロウィンです。
毎年スルーしているこのイベントですが、なにやら職場でハロウィンに向けてゴニョゴニョ準備を始めているので、流行に乗っかってアイディアを出してきました。
レクリエーション活動に最適なハロウィン。
少しでも参考になれば、ぜひ、あなたの職場でも実践してみてください!
2018年のハロウィンっていつ?
毎年同じですので、10月の最後の日がハロウィンだ!と覚えておきましょう。
ハロウィンに向けて、9月のうちから準備して10月に入ったら一斉にハロウィンムードにするのがお勧めです。
ちなみに、ディズニーランドとディズニーシーもハロウィンイベントをやっていますが、こちらのハロウィン期間は『9/10~10/31』となっています。気合が入ってますね。
【ディズニーランド/シー公式】
それに負けじと、あなたの職場でもハロウィンを満喫してみましょう!
病院や老人保健施設でハロウィンをする際の注意点
とても大事な事を言います。
高齢者はハロウィンを知りません。
病院や老人保健施設でハロウィンをやろう!というのは素晴らしいことです。
しかし、気を付けてください。

ハロウィンってなんなの?かぼちゃの煮物でもつくるの?
おじいちゃん・おばあちゃんは、ハロウィンを知りません!
じつはハロウィン自体が、日本に入ってきたのはもう15年以上前ですが、ブームになりだしたのはここ4~5年の事です。
もしも高齢者にハロウィンで楽しんでもらうなら、なにか工夫をしなければなりません。
ハロウィンを簡単に説明したボードをリハ室に立てかけるとかね。
高齢者に分かるようにハロウィンを簡単に説明しよう!
とおい国では、10月31日が一年の終わりでした。
この日は、日本のお盆のように、死んだ人がお化けとなってこの世に戻ってきていたずらをしていくのです。そこでお化けが怖いぼくたちは「ぼくらもお化けになって仲間だと思わせよう!」と考えました。
じっさいにお化けたちは、ぼくたちを仲間と思ってなかよくなりました。こうして、この国では10月31日にお化けの格好をして、いたずらをされないようにしているのです。合言葉は…トリック・オア・トリート!
こうした看板を部屋の目立つ所に立てておけば、ハロウィンを知らない高齢者も理解してくれるとおもいます!

西洋のお盆みたいなものなのね
『お盆』『野菜の収穫祭り』『お祭り』など分かりやすいキーワードを使おう!
病院や老健でハロウィンを!パーティの準備に役立つアイテム紹介
それでは、ハロウィンの飾りつけに役立つアイテムを紹介します。
飾るだけの簡単な物から、みんなで少しづつ作っていくものまで様々ですので、参考にしてみてください。
みんなで作ってリハビリに!オレンジ/黒/白の画用紙
画用紙を大量に用意します。
この画用紙をハサミで切り、かぼちゃの形やお化けの形にしてしまいましょう!
手先の器用な方に切って貰ってもいいですし、職員がカットしたものに、顔を書いてもらってもいいですね。
上手くできなければ、このようなシールもあるのでおすすめです。(画像は一例です)
たくさん作って、飾って、リハビリも兼ねながら秋の風物詩を楽しんでみてはいかがですか?
ハロウィンを知らない高齢者も、自分で作れば楽しい思い出になると思います。
病院や老健でハロウィンを!置くだけ簡単、飾りつけ
病院や施設でのハロウィンの飾りつけは、家での飾りつけと少し違います。
病院や施設は広いですから、なるべく大きいものが欲しいですね。
しかも、しまう時はなるべくコンパクトになるように。
※画像は一例です
このように、風船やカーテンなら、ハロウィンの雰囲気満点で、しかもしまい易くて便利です。
オレンジや黒の布を買ってきて、病院の器具などに巻き付けるだけでも雰囲気はGood!
スタッフも利用者もみんなで仮装を楽しむ
ハロウィンの醍醐味といえば仮装です。
入院患者さんや、利用者さんに仮装してもらったり、スタッフが仮装してもいいでしょう。
そんなにガッツリ仮装する必要はありません。
- 魔女の帽子やマント
- カチューシャ
- コウモリの羽
※画像は一例です
これらは100均でも似たようなのが売っているので、いくつか購入してみんなで仮装するのも面白いですね。
ハロウィンの醍醐味!お菓子を配ろう!
やはりハロウィンといえば『トリック・オア・トリート』と言ってお菓子を貰う事ですよね。

これもぜひ再現して欲しいです。
とはいえ、高齢者の中には
- 糖尿病
- 嚥下障害
- 低ナトリウム血症
- サルコペニア
- アレルギー
など様々な疾患の方がいます。
お菓子を与えるのが禁忌の方もいらっしゃいますので
かならず、医師や管理栄養士に相談のうえ実施しましょう。
糖尿病の方もOK!ハロウィンにおすすめのお菓子
糖尿病の方にも食べられるお菓子はあります。
しかし、糖尿病の方には注意しなければ点が!
・低糖質
・低GI
・低カロリー
以上に注意しましょう。
カラフルでかわいいキャンディは気分も上がります。
甘いチョコレートは好きな人も多いのではないでしょうか。
※必ず医師に相談の上、ご利用ください。
嚥下障害の方におすすめのお菓子
誤嚥性肺炎になってしまうので、飲み込みやすいような形状のものがよいでしょう。
【誤嚥性肺炎|日本呼吸器学会】
嚥下障害のある方にはトロミのついたものや、ゼリー状のものが好ましいです。
棒付きのキャンディなんかもいいかもしれませんね。
※必ず医師に相談の上、ご利用ください
病院で出されているケーキやお菓子ってどんなもの?
実は病院食用のケーキのカタログがあります。
- カロリー制限食
- 糖分/塩分控えめ
- 食材アレルギーや禁忌食
入院中の方でも安全に食べられるものが載っており、非常にたくさんのメニューがあります。
あまり一般には出回りませんが、栄養科が持っていたりするのではないのでしょうか。
こういったものを利用し、振舞うのもいいでしょう。
とはいえ、そのようなカタログは病院勤務の方や、それ専用のお店を知らなければ手に入りません。
実際に探してみましたが、ぼくには見つけられませんでした。
そのかわり・・・
ここでは、糖質オフの食品専門店『低糖工房』を紹介します。
糖質の極めて少ないお菓子を製造し、糖尿病の患者さんにもお勧めできるお菓子が揃っています。
もちろん、糖質オフダイエットにも最適!
美味しそうでしょ?
低糖工房オススメです!
>>「糖質制限ダイエット」をするなら『低糖工房』ホームページへ>>
※必ず医師に相談の上、ご利用ください。
利用者さんと一緒に職場でもハロウィンを楽しもう!
ぼくはもともとハロウィンに興味はありませんでした。
しかし、最近の盛り上がりもあるので情報はドンドン入ってきてしまいます。
高齢者も、クリスマスや正月はすでに慣れ浸しんでいるので新鮮味が薄い!
でもハロウィンであればほとんど知らないことですので、興味を持ってくれればかなり脳も活性化するのでは?と考えています。
本当に活性化するかどうかは分かりませんが、とりあえずやってみて損はないのかな、と思います。
みなさんの職場でもやってみたら、ぜひ写真等をみせてくれると嬉しいです!
▼次のイベントはクリスマス!▼
