最近の病院はカルテもパソコン入力が増えてきましたよね。
未だに手書きの病院ってあるんですかね?
定時で帰るには、早く帰るためのスキルが必要です。
与えられた時間を決められた時間内でこなすのは社会人として当たり前ですが、それじゃ定時で帰れませんよ。
何か想定外の仕事が合いこんできた時点でアウトです。
普段から定時で帰るためには、いつもの仕事をいつも以上に早く終わらせるスキルが重要となります。
今回は、早く帰るために「カルテをさっさと終わらせる」という技術についてお話します。
カルテ内容を考えるのが面倒くさいから定型文を作れ
カルテを書こうとして、PCの前に座ったけど、何を書いたらいいか分からない。
そんなことありませんか?
書きたいことが多すぎるのか、はたまた特に書くことが無いのか。
そういった場合は、定型文を作ってしまいましょう。
自分の職場に合った定型文を作り、それをコピペして、内容をちょっと変えるだけにします。
PCに自分のフォルダを作って、ワードかなんかで作っておくと便利ですよ。
PT-program
#ROM-ex
#stretching
#筋力強化ex
#歩行練習
#エルゴメーター疼痛なし、歩行時にふらつきなし。
リハ意欲あり、体力強化を中心に実施。
objective
拒否なく離床可能。
車いす乗車見守り、気分不快なし。
BP: HR: Spo2:
関節可動域運動にて関節拘縮を予防する。
立位保持練習、立ち上がり練習実施。
assessment
臥床時間が長いため、離床促す。
身体機能に著変なし、体力維持されている。
リハビリ継続していく。
このような定型文を使い、張り付けていくだけでカルテ入力の時間をグッと短くすることができます。
もちろん、疾患別・機能別に分けて書いてください。
もしもカルテが手書きの場合はハンコを準備するといいですね。
このような一行印や数行印に、使えそうな文字を掘ってもらい使用します。
便利ですよ。
カルテ記載はPCの前で悩まない
カルテ記載で、PCの前に座ったら猛然と書き出してください。
パソコンの前で「何を書こうかな?」なんて考えているようじゃ早く帰るなんて無理です。
介入中に考えておくとか、メモにまとめておくとかしておかないと無駄な時間を過ごすことになってしまいます。
カルテに5分かけたとして、10人で50分ですからね。
これを4分にするだけで、10分も時間が節約できるんですよ!
カルテ入力は素早く!タイピング技術で差をつける
病院では、患者さんのリハビリをした後にカルテに記入するのですが、多くの病院では電子カルテを導入していると思います。
電子カルテにリハビリ内容を打ち込むだけなので非常に便利になった・・・はずなのですが、このパソコンに打ち込む速度が遅いと、実際に紙より時間がかかる場合があります。
1人のカルテに10分かけてたら、10人のカルテに何分かかるのやら…
この打ち込み時間を短縮させればカルテ入力時間が少なくなり、早く帰れるのでは?と思いませんか?
データから見る必要なタイピング速度
タイピングはどの程度の速度があれば早いと言えるのでしょうか?
日本語ワープロ検定試験のサイトからデータを参考にしました。
検定によると、履歴書に書ける3級のレベルで10分間に300文字以上打てれば合格のような感じ。
こちらのサイトでは30秒間でどれだけタイピングできるかを検査できるのでぜひやってみてください。
ぼくは30秒で152文字でした。ギリギリ合格ですねw
タイピングスキルを上げる方法
タイピングを早くするためにはいろいろな技術が技を習得するといいです。
その技術がこちらの3つ!
- ブラインドタッチを練習する
- かな入力を練習する
- 予測変換を入力する
ブラインドタッチで入力を素早く行う
- キーボードを見ないで打つので、間違いに気づきやすい。
よくありませんか?英字入力になっているのに気づかず
Hajimemasite
!youtuupurekodesu
.
と、なってしまい結局全部書き直す羽目になる時。
ブラインドタッチはこの時間を削減できます。
こちらは無料で練習ができます。
かな入力で打ち込み数を半減に!
かな入力の効果
- めちゃくちゃ速い
いま、ぼくはローマ字入力で文字を打っています。『か』と入力するのに『KA』と打つ。
しかし、ひらがな入力すれば、キーボードの『T』のボタンを押すだけで『か』とでます。
ローマ字入力では1000文字打つのに約2000回タイピングするのに対し、ひらがな入力では半分の約1000回。
これは速いですよ!
予測変換を入力して時間短縮を!
カルテに記載する内容って同じ言葉が重複して出てくると思うんですよ。
しかも1回の医療用語は1回の変換で出てこないことも多いです。
そんな時、変換できない単語を登録して変換できるようにしてしまいましょう。
これをすることで『肩峰下滑液包炎』などの1回では変換しにくい文字も一発で出るようになります。
ぼくはこっそりと
- 『いた』と打つと『痛みなく経過している。』
- 『ほこ』と打つと『歩行練習実施:リハビリ室 周 時間 分 秒 心拍数: 拍 血圧 / mmhg』
と出るようにしています。
まとめ:毎日早く帰るためにカルテの時間を上手く使おう上げよう!
1人のカルテの打ち込みに5分かけていると、10人で50分です。
それを4分にできたら、10人で40分。
10分の削減になります。
10分早く帰れると、1か月で6000円、40分早く帰れると27500円もの価値がある、という話をしたことがありますが、まさにこのカルテ記載の時間を上手くやりくりするだけで、だけで到達できそうな感じがしませんか?

1人につき1分早く終わらせればいいだけですからね!
業務改善ができない!
と悩んでいる方は、まずこのカルテ記載の技術を上げてみるのがおすすめです。