【残業したくないは甘え?】理学療法士が絶対に残業しない働き方5つのポイント

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僕は残業がメチャクチャ嫌いです。

もう1秒でも早く帰りたいし、毎日定時に帰って、家で自分の好きな事をして過ごしたいと本気で思っています。

家では一瞬も仕事のことなんか考えたくありません。

 

そんなぼくはもう3年近く残業せずに帰っています。

よく「どうやったらそんなに早く帰れるんですか?」と聞かれるんですが、しっかりと仕事の中で時間を作り出せば残業しないで帰ることが可能です。

 

時間をうまく作り出すことで、スキマ時間にカルテを書いたり書類を作ったりすることができます。

【残業したくない!】仕事を効率的にこなして定時で帰る方法まとめ >>>でも紹介してあるように、残業しないで帰るためにはちょっとしたコツがあります。

そのコツを掴んで、みんなハッピーに定時で帰ってしまいましょう!

 

【残業をしない3つのコツ】

  • 臨床時間の使い方を工夫する
  • 仕事の優先順位をつける
  • 断る勇気、頼む勇気を持つ

どうして残業が多くなるの?

取得単位が多すぎる

理学療法士の取得単位は、18単位をベースに考えられています。

運動器リハビリテーション料(H002)の説明にも「他の疾患別リハ(脳血管や廃用症候群など)の実施単位数を足した数が1日18単位を基準とする」と明記されています。

これをオーバーして1日21単位とか22単位取っていると、当然そのほかの業務に手が回らずに残業という形になってしまいます。

 

仕事量が多すぎる

理学療法士の仕事は臨床業務だけではありません。

カルテ記載、患者送迎、計画書等書類の作成、カンファレンス、委員会活動、後輩教育など多岐にわたります。

このように臨床業務以外の仕事量が多いと、定時までに仕事を終えることが難しく常に残業が発生してしまいます。

そのうえ21単位とか取らされると、もう仕事量が多くて手いっぱい。

時運の仕事が業務時間何に追われるだけの量なのか見直しし、上司に現在の状況を伝えて、改善策を求めるのも良いかもしれませんね。

 

ほかの人が残業をしていて帰りにくい

自分の仕事が終わっているのに、周囲が残業していると帰りにくいという人もいると思います。

特に先輩や上司がの残業していると、「上司より先に帰るのは気が引ける」と考え、何か手伝えることはありませんか?としたくもない仕事を伺いに行き、「付き合い残業」をしてしまう。

これ、日本人の悪い所です。

そして、「残業をしないのは甘え」「定時で帰るやつはやる気がない」という雰囲気の職場では残業せずに帰宅するのは難しいのかもしれません。

 

残業したくない!定時で帰る方法5つ

業務を効率化する

理学療法士は単位を取らないと稼げないので、1日21単位取れ!と言われる職場もあるかもしれません。

そんな職場でも、ちょっと工夫すれば定時で帰れるようになります。

 

1人の患者に3単位介入(60分)する場合、この60分間の中に

  1. 患者の送迎
  2. バイタルチェック
  3. リハビリ
  4. カルテ記載

を含めて行動しましょう。

これらは全て「患者への関り」になるので、リハビリテーションとして算定できます。

そうしないと患者送迎の分、次の患者への介入が遅れたり、カルテを記載する時間が無くて残業時間にカルテを書く羽目になります。

 

もしも送迎時間やカルテ記載を介入中にやりたくないと思うのなら、時間になったら患者自身に来てもらって、終わったら帰ってもらう・自転車エルゴメーターや自主トレの最中にカルテを記載するなどの工夫が必要です。

 

臨床時間を少しかぶせる

リハビリは、1人の臨床が終わると次の人に移ります。
この時、ちょっとだけ時間をかぶせてしまいましょう。

 

【具体的な例】

  1. 1人目の介入:9:00~10:00
  2. 2人目の介入:9:50~10:50
  3. 3人目の介入:10:40~11:40

するとどうでしょう。

今まで9:00~12:00まで3時間で3人の介入をしていたのに対し、この方法だと9:00~11:40までの2時間40分で済むことになります。

 

では、どうやって時間を被せるのかというと『物理療法』『セルフエクササイズ』を利用します。
物理療法はなんでもいいのですが、セルフエクササイズはエルゴメーターが最も適していると考えています。

体力強化もできますしね。

 

【介入時間を被せる具体的な方法】

1人目
9:00~9:40まで運動療法 9:50~10:00までエルゴメーター
2人目
9:50~10:40まで運動療法 10:40~10:50までエルゴメーター
3人目
10:40~11:30まで運動療法 11:30~11:40までエルゴメーター

別に臨床としてはズルしてるわけではありませんよね。

 

もちろん、患者はある程度の自立している必要はありますが、自立度の低い方にはホットパックなどで代用してもいいでしょう。

セルフエクササイズはどういったものがいいか?というと、雑誌などで勉強するのが一番!

この本には筋トレの方法がたくさん載ってます。

運動の指導がわからないという方は、参考になるかもしれません。

 

このように時間を被せることで30分の空き時間ができます。
30分くらい残業している意図であれば、このように時間を作ることで相殺できますよね。

残業がイヤだ…と泣き言を言う前に自分でできることはやってみましょうよ!

 

とは言うものの、実際に言葉で言うのは簡単ですが、やってみると結構忙しいです。

介入中もエルゴメーターを気にしなければなりませんし、2時間40分の時間で3時間分の仕事をしなければなりませんから。

毎日これをやるとヘトヘトになり、書類業務どころじゃなくなってしまうので、ほどほどにしましょう。

 

残業に対する意識を変える

毎日のように残業していると、残業することが当たり前になってきます。

そうなると帰りたいと思っても帰れません。

残業時間で仕事をすればいいか、と思っていたりしませんか?

 

残業前提で仕事をすると、どうしても業務効率が下がります。

絶対に定時で帰る!と決め、定時で帰るためにはどうやって動くべきかを常に考える必要があります。

たとえば、午前中にたくさん単位を取って午後は余裕を持たせるとか、臨床中にカルテ記載の内容をあらかた決めておいてすぐ書けるようにしておくとか。

 

「残業が当たり前」という状況にある人は、働き方に問題がないか今一度振り返ってみるべきです。

 

仕事の優先順位をつける

今日やるべき仕事は今日中に片付ける。
これは社会人としてあたりまえですよね。

しかし、明後日までに仕上げればいい仕事を今日やる必要ってあるんでしょうか?

もちろん、なるべく早く仕事を片付けてしまったほうが良いのは間違いないです。
でも、そうやって期限まで時間のある仕事に追われて残業になっている人が非常に多い!

 

仕事には期限が決まっているものも多く、その期限までに出せばいんです!
仕事なんか早く終わらせてもメリットはないどころか、デメリットだらけ。

次の仕事がドンドン舞い込んできてしまいますから。

 

だったらいっそのこと今日やらなくていいものは明日以降にしてしまいましょう。
そしてなるべく残業にならないようにしましょう。

なぁに、どうしても今日やらなければならない仕事なんて意外と少ないもんですわ。

 

仕事を早く終わらせたら給料が上がる!というならいですけど、給料はどうせ変わらない上に新しい仕事が舞い込んでくるんだから一生懸命こなす必要もないでしょう。

一生懸命やるのは馬鹿げています。

 

仕事なんか周りに迷惑を掛けない程度で、ほどほどにやればいいんじゃないですか?
明日以降でいい仕事は残して、さっさと帰りましょう。

 

断る勇気、頼む勇気を持つ

仕事を断れていますか?

仕事を誰かに頼めていますか?

ハイハイ引き受けるYesマンや、自分ですべてを背負いこもうとしている人は残業をしたくなくても残業をしなくてはなりません。

自分のキャパシティを越えた仕事量を請け負ってるわけですから。

 

仕事は大きく2つの仕事に分けられます。

 

  1. 自分じゃなければできない仕事(担当者会議・カンファレンスなど)
  2. 誰でもできる仕事(患者の送迎・物理療法のセッティングなど)

 

果たして、その仕事は「1」と「2」のどちらでしょうか?

「1」であれば、自分でこなす必要があります。
しっかりと時間を作って定時で帰れるように調整しましょう。

 

「2」であれば、その仕事を「断る」か「誰かに振る」ようにしましょう。

仕事は全職員に平等に振り分けられるべきです。
多少の能力差はありますが…。

あなたが定時で帰れないというのであれば、明らかに仕事量が多すぎるということになります。
そうなったとき、「2:誰でもできる仕事」を同僚にドンドン振ってしまうクセを付けてください。

 

もしもすべてを引き受けてしまうと、「あの人に頼めば大丈夫」という雰囲気になってしまいまた仕事が増えていきます。

残業をしたくないと考えているのであれば、仕事を断ったり、誰かに頼むようにします。
確かに断りにくいし、頼みにくい。

でもそうしないとあなたがずっと貧乏くじを引き続けることになりますよ!

もしそれでもできない!と思うのであれば、この本を読んでみてください。

 

自分の生活の中の「無駄」を排除し、スマートに考えられる秘訣が書かれています。

 

 

まとめ:残業をしたくないのであれば、何かを変えなければならない!

残業したくないなら守りたい3つのこと

  • 業務を効率化する
  • 臨床時間を少しかぶせる
  • 残業に対する意識を変える
  • 仕事の優先順位をつける
  • 断る勇気、頼む勇気を持つ

これは、いますぐにできることだと思います。

残業をしたくないんだけど、残業ばかり…と、嘆いている理学療法士はまず行動してみましょう。定時で帰れない人の原因の多くは、病院側でなく自分自身にあります。

本当に残業をしたくないのであれば、ここであげた3つの事にチャレンジしてみましょう。
驚くほど簡単に定時で帰ることができますよ!

 

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そうなるともう自分の力ではどうにもならないので、転職をおすすめしています。

 

最近では残業をなるべくなくす方向にシフトしている職場も多くあります。

残業がまったくないという病院も増えており、実際に当院も定時で退社出来ている人がかなり多いです。

働きかた改革により労働時間などが見直され、残業がない職場も増えているので、残業に悩んでいる方はぜひ探してみることをおすすめします。

 

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【労働の不満】仕事内容・残業
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