私はもともと現役でなく、1度社会人を経て今の職業についています。
人生経験も現役生より豊富だし、社会人経験もあるから楽勝だろ!
そう思って新人で入職して数か月が過ぎ…
あれ?なんかおかしいぞ。
- 新しい仕事を覚えられず失敗する
- 皆が仕方ない顔でフォローしてくれる
- 雑用仕事が増えてきた
- だんだんと注意される回数が増える
- 同じことを何度も説明される
もしかして仕事ができてない?
みんなの迷惑になってる?
私が新人の頃はこんな感じでした。
実際に仕事ができていないと判明した時は悔しいやら情けないやらで仕事に対するモチベーションがガッツリ低下。
毎日仕事に行きたくなくて本当に憂鬱でしたね。
怒鳴られたりイジメられたりという事はなかったのですが、ガッツリ職場では浮いたような存在に。
もちろん自分の事も嫌いでしたし、逃げ出したいと思ったことも1度や2度ではありません。
そんな私も今はこの仕事を10年以上やってますし、管理職にもなれました。
ダメダメだった私がなんとか社会人としてやっていけるようになった対策を紹介していきますので、「仕事ができない自分がイヤだ、毎日が辛い…」と思っている方の力になればいいなと思っています。
仕事が辛いのはミスが多いから!ミスをなくすための対策方法
「あれやった?」
「あ、忘れてました…」
このようなやり取りが続くと、段々と仕事が振られなくなってきます。
アイツに頼むと忘れるからダメだ!
というレッテルを貼られてしまうんですね。
もちろん、ミスは仕方ないことで新人はミスをしながら覚えていくべきなのですが、あまりにミスが続きすぎるのも考え物です。
ミスは仕方ないけど、ミスをしないような改善をしていく必要があります。
①手帳やポストイットを使ってメモを取る
あたりまえのことですが、メモを取っておくのが最も有効です。
でもメモ帳に「書類を作る」と書いてもダメです。
メモには使い方があるので、しっかりとそのポイントを押さえておかないとダメですね。
- 日付を書く
- 正式名称で書く
- 大き目のメモ帳を使う
- 終わったら消す
この4つのポイントを守って記入していきましょう。
ミスが多い人は、日付を書かない習慣があります。
電話を受けて担当者にメモを残すときも日付と時間をしっかり書き残しておかなければミスは減りません。
また、「書類」じゃなく「計画書」、「山田さん」じゃなく「5階ナース山田さん」というように正式名称(もしくはハッキリと人物が特定できるように)で書くことが重要です。
小さいメモ帳ではせっかく書いたメモがどこにあるか分からなくなってしまうので、A5サイズ程度の大きめの物を利用するといいです。
できるビジネスマンは大きめのメモや手帳を常備しているのは、自分が理解しやすくするためです。
ぜひ用意してください。
※いろいろな手帳が検索できます
そうそう、メモに残したことが終了したら、しっかりと消しましょう。
「Aさんに電話」「計画書作成」「総務課に行く」というように1つずつ消していかないとどこまで進んだか分からなくなりますよ!
②タスクマネジメントをする
タスクとは課された仕事や課題のこと。
今日1日でやらなければならないことを列挙し、1つずつ消化していくことです。

チェクリストとも言う
今日絶対にやっておかなければならないことを列挙し、終わったらチェックしていく方法です。
メモ帳に書いても良いのですが、おすすめは100均に売ってるホワイトボードを使うこと。
毎日新しく書き直す必要があるので重宝します。
③実行する前に報連相をする
社会人は「報連相(報告・連絡・相談)」が重要です。
もしも自分が仕事ができない…と思っているのであれば、まずはこの報連相をしっかりとやっていきましょう。
ぼくは先輩や上司に話しかけるのは嫌で、なんとなく見切り発車してよく失敗していました。
結果的に注意されてしまうので嫌な気分にもなります。
話しかけても嫌だし、失敗して注意されても嫌なので、仕方ないから最初に先輩に話しかけて報連相をし、嫌なことを消化してしまおう!と思ったのが成功へのきっかけです。
報連相をすると的確なアドバイスを貰えますし、思ったほど嫌な気分になりません。
それどころか話しかけると先輩も親身に教えてくれるんです。
頼られると嬉しいですもんね。
こうして徐々に私のミスも減っていき、仕事も任されるようになっていきました。
- メモを取る
- タスクをつける
- 報連相をする
思えば、当たり前のことばかりですが、これが出来ていないからミスが続くんです。
人間はミスするのは当たり前、少しずつ修正していこう
いくらミスをしないように心がけても、ミスはします。
そして、信用は徐々に落ちていきます。
ミスをしないようにメモを取ったり、報連相をしてもそんなすぐには信頼ってされないんですよ。
評価は劇的に上がるわけありません。
だからしばらくは仕事が任されず、信頼もされないので辛い時期が続きます。
でも我慢してください。
信頼は積み重ねるものなので、自分の弱い所を改善していくことで徐々に信頼されるようになっていきます。
ここで慌ててしまうとまたミスをしますし、せっかく回復してきた自信が崩れてしまいます。
焦らない、焦らない。
自分に何ができるようになったか考えてみよう
仕事始めというのは何もわからない状況です。
いきなりバリバリ最前線でできるわけがありませんし、是認が同じ能力を持っているわけではないですよ。
だから人によっては「できる人」「できない人」で区別されてしまうわけですが、時間をかければ全員が「できる人」になれるんです。
4月にできなかったことが5月にできるようになっている。
こうして1つ1つの積み重ねが成長につながっていくんです。
まずはそこに気づきましょうね。
まわりと比べるんじゃなくて、1週間前の自分と比べてみてください。
絶対に成長はあるはずですよ。
人間関係にビビらない
ぼくは仕事ができなくてつらい…と悩んでいる人は、人間関係が苦手でつらい…と悩んでいるのと同じだと思っています。
仕事ができない人って、人付き合いも苦手なんですよ。
上司に報告が遅れたり、相談せず動いてしまったり。
まさに私の事なのですが、人ってそんなに怖いものじゃありません。
話しかけただけで怒られたりはしないと思いますし、むしろ相談しないほうが怒られる場合のほうが多いです。
困ったときに相談すれば、意外と誰かが助けてくれます。
助けてくれると分かれば、今まで自分で何とかしよう!と思ってガチガチに緊張してた肩の力がスッと抜けますし、リラックスして仕事ができるからミスも減ります。
仕事をするうえで「誰かに頼る」というのはとっても重要なんです。
ミスをしなくても仕事がつらいと感じる時もあります
「そんなことも分からないのか!」
「それくらい自分で考えろ!」
このように怒鳴られる職場もあるかもしれませんが、その場合は相談相手を変えてみてください。
まぁそんな職場は転職するほうがいいですけどね。
自分がどんなに頑張っても報われない職場は必ずあります。
あまりそこで頑張りすぎても消耗するだけですし、いまどき従業員を大切にしない職場もナンセンスなので、転職を考えるのがいいと思います。
他にもこのような理由で転職を決める理学療法士もいるので参考にどうぞ。

あまりの心身疲労で病気になっても困りますしね。
ぼくはめちゃくちゃ憂鬱になりましたが、立ち直れました。
仕事に行きたくない!それって『普通』?『病気』?うつ病になるまえに知っておきたいことまとめ>>>



新人でも転職していいの?1年目で転職した話
転職するというのは勇気のいることです。
ましてや「3年勤めて一人前」と言われるような仕事ですし、新人で転職するなんてとんでもない!なんて思う人も居るかもしれません。
しかし、1年目で転職したことのあるひとはたくさんいます。
そんな転職体験談を見て、1年目で転職する事が特別ではない!ということを再認識してください。
あなたは転職してもいい人材なんですよ。
もちろん、3年目以降でも仕事に自信がつかない、理不尽に問い詰められるなどの問題がある職場でしたら転職をおすすめしています。
ただし、具体的に転職先のビジョンを立てる必要があります。
ただ単に「今の仕事がつらいから転職したい」だけでなく、どのような目的でどのような職場に転職したいかを決める必要があります。
- いつまでに転職するか
- どのような職場に転職するか
- 絶対に譲れない条件は何か
これを明確にしておかないと、内定を貰っても「本当に大丈夫かな…?」とドキドキしながら毎日を過ごすことになってしまいます。
そんな不安を取りぞのくために、転職する時の条件は決めておいたほうが良いですね。
詳しくは転職で内定したのに怖い…転職失敗例から学ぶ不安を取り除く方法とは?>>>で解説しています。
まとめ:まずは落ち着いて仕事をこなしていこう
私は入職した当時、かなりダメなスタッフで仕事も出来ていませんでした。
でも今は何とか社会に振り落とされずに元気に仕事をしています。
1つ覚えてほしいのは、最初からできる人はいないということですね。
みんなそうです。
で、徐々に仕事を覚えていくのですが、この「覚える力」に差が出てきてしまいます。
そこで置いていかれると、自分はダメだ、仕事がつらいと思うようになってしまいます。
でも比べるのは周りの人間じゃありません。
自分自身です。
できない自分を見つめなおし、どうすればできるようになるのかを考えていけば、徐々に成長はしていきます。
1年後、3年後を見据えて、今できることを少しづつ試していきましょうね!
- 手帳を使ってメモを取る
- タスクマネジメントをする
- 実行する前に報連相をする