訪問リハビリはきつい?実はバイトや転職におすすめの人気ある仕事なんです!




訪問リハビリテーションの需要は上がってきて来ており、求人数も増えてきています。

しかし訪問リハビリといえばなんとなく良いイメージが無いのも事実。

 

  • 訪問リハビリって何するのかわからない
  • 訪問リハビリって難しそう
  • どんな人にお勧めなの?
  • 給与形態がよくわからない
  • なんとなくきつそう

 

ここでは、訪問リハビリで2年間働いた僕が、そんな疑問を解決していきます!

 

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MC─介護のお仕事

 

訪問リハビリって何するの?理学療法士の仕事と必要な技術

訪問リハビリは利用者の家に直接伺い、在宅生活をサポートすることです。

病院で主に実施していた

  • ストレッチ
  • ROM‐ex
  • 歩行練習

などはあまりやりません。

 

訪問リハの仕事
  • 環境設定
  • バイタルチェック
  • 廃用予防
  • 転倒・転落予防
  • IADL練習

 

【環境設定】理学療法士が訪問リハで必要な技術

環境とは利用者の生活するパーソナルスペースのことです。

ベッドからトイレ、食堂までの生活空間の事を差し、その生活空間でより安全に、安心して生活できるようセッティング及び助言をすることを指します

 

例えば、居室やベッド周りの安全管理をし、転倒や不意なケガなどを予防することなど。

起き上がる際にベッド柵に摑まるのであれば、ベッド柵に弾性包帯を巻いて握りやすくしたり、滑落しそうな家具を固定したりします。

 

 

もちろん、利用者さんのお財布から購入を促します。

 

また、採光の調整や空気の入れ替え、空調を整えるなどの管理、指導も実施します。

特に高齢者であれば、熱中症の予防の為に、室内温度/湿度計を置くことがおすすめ!というか必須!

 

キム兄
キム兄

高齢者の感覚は当てにならず、熱中症や脱水になりやすいです

 

特に真夏なんかは実際にお部屋に伺うとサウナかと思うほど暑い部屋で横になている方も多く、ぼくは全力で換気と部屋の冷却をするのが日課になっていました。

そういう家庭は、ケアマネに連絡して家に伺う頻度をあげたり、ヘルパーを利用して部屋の温度確認をしてもらう手配をします。

それも僕たちの仕事です。

 

ですので、温度計や湿度計を設置し、目で見えるようにしておく必要があります。

このように見やすいものがベスト!

この温度・湿度計は大きな文字で見やすい上に磁石なので冷蔵庫などにくっつける事ができます。

また、机にも置けるし壁にも書けられるのでどんな環境でもOK!

 

TANITA製ですので、信頼性もバツグン!

 

液晶上の『すいてき君』が部屋の状態を一発で教えてくれます。

このように、環境を変える事で利用者が生活しやすいように配慮していくんです。

 

 

【バイタルサイン】理学療法士が訪問リハで必要な技術

バイタルチェックは主に

 

  • 血圧、体温、呼吸、脈拍
  • 利用者の全身状態の観察
  • 食事や排せつ、運動負荷の確認

 

などをチェックします。

特に血圧、体温、呼吸、脈拍はリハビリ前に必ず確認するものなので、毎回チェックし、普段と大きな変化がないか確認します。

 

訪問看護ステーションから体温計やパルスオキシメーター、血圧計は支給されますが、聴診器は自前となるので、自分専用の聴診器を用意しましょう。

 

 

キム兄
キム兄

好みの色から選べばいいよ!僕は看護師さんから借りました(ピンク色)

 

 

【廃用症候群予防】理学療法士が訪問リハで必要な技術

これは在宅リハビリでかなり重要な問題です。

病院では順調に回復していた方でも、家に戻ったとたん運動不足により要介護状態になってしまうことも珍しくありません。

いわゆる寝たきりですね。

 

理学療法士が在宅リハビリに関わる事で、寝たきりになってしまうのを予防します。

主にベッドから起きる事(離床)を促し、脳血流量の確保(起立性低血圧の予防)、皮膚状態の観察(褥瘡の予防)が目的となります。

 

訪問リハビリの時間だけでは足りない場合は、セルフエクササイズなどの指導をし、プリントなどにしてお渡ししましょう。

 

どんな体操をしたらいいか分からなかったら、こういうのをみてそのまま提供してみてください。

 

キム兄
キム兄

徐々にオリジナリティを出していけばいいんです。

 

屋外散歩や手芸などのアクティビティを取り入れることもあり、作業療法士領域の知識も必要かもしれませんね。

 

【転倒・転落】理学療法士が訪問リハで必要な技術

転倒については理学療法士がスペシャリストですので、安全に配慮していると思います。

しかし、この表を見てください。

 

【出典|国民生活センター/医療機関ネットワーク事業からみた家庭内事故-高齢者編-

実に転倒の77%以上が自宅で起こっているんです。

住み慣れた自宅で、ですよ?

 

病院生活から在宅生活になれた!と、喜んでいる場合ではありません。

この危険な家での生活をなんとか安全な物にしていかなければいけませんよね。

これも、理学療法士の腕の見せ所だと思います。

 

家でいかに転ばせないか、転んでも無事でいられるかに配慮できるかは訪問リハビリでは重要です。

病院で転ばせないのは当たり前。

僕たちの見ていない所で転ばせないようにしなきゃね!

 

【日常生活活動】理学療法士が訪問リハで必要な技術

訪問リハビリの分野にOT(作業療法士)やST(言語聴覚士)は非常に少ないのです。

では、誰がADL練習するの?

看護師?いえいえ、理学療法士ですよ。

 

利用差が生活するにあたり、ADL能力は必須です。
その中でも、IADLの自立は在宅生活を営む上で非常に重要なポジションを占めています。

 

  • 食事
  • 排泄
  • 更衣
  • 整容
  • 入浴

の5大ADLが自立出来ているだけでは在宅生活はスムーズにいきません。

 

さらに上位の能力である

  • 買い物
  • 留守番
  • 電話応対
  • 家事炊事

などのIADL動作ができていなければいけません。

 

それを維持・改善させるのも我々の仕事です。

特に訪問リハビリは自宅でリハビリをするので、IADL能力を高める練習をするのにもってこいです。

病院ではなかなかできませんからね。

 

 

キム兄
キム兄

理学療法士が苦手とする分野だね

 

訪問リハビリをするなら、このIADL活動に着目すべきです。

むしろ僕は在宅の動きを診たいと思って訪問リハの仕事を選んだくらいですから、訪問リハはリハビリの究極体といっても過言ではないですね。

 

訪問リハビリって大変だ、きついと言われる理由

よく訪問リハビリって難しいんでしょ?と聞かれることがあります。

確かに訪問リハビリは普通病院で仕事をしている時とはちょっと違います。

なぜ訪問リハビリがきついと思われるのかを考えてみました。

 

訪問リハがきついと思われる理由
  • 自宅での制限されたリハビリ
  • 1人でのリハビリ
  • 緊急時の対応・リスク管理
  • 家族の前でリハビリ
  • ケアスタッフとの連携

自宅での制限されたリハビリ

訪問リハビリは利用者の家でリハビリを行うので、広さや使用道具に制限があります。

とても病院のように伸び伸び運動ができるわけじゃないので、工夫が必要。

必要だと感じたものは、自分で持っていく必要があります。

 

ボールやセラバンドの他に、電子ピアノやカラオケ用マイクなどいろんなものを使いましたよ。

 

1人でのリハビリ

訪問リハビリは基本的に1人でリハビリを行います。

そうするとリハビリ中に困った事があっても、自分で解決しなければなりません。

連絡用のPHSは支給されますが、仕事や治療の相談はできないので、こういった所に不安を感じる人も居るかもしれません。

 

僕がいちばん困ったのは屋外歩行に行ったら時間内に戻ってこれなかった時です。

次の訪問先を10分遅らせてもらうように手配しましたが、焦りました…。

 

緊急時の対応・リスク管理

訪問リハビリは1人で訪問するため、リスク管理は重要です。

バイタルチェックは必ずしますし、緊急時の連絡方法もステーションによって決められています。

よくあるのが「利用者の体調が思わしくない」「薬の飲み忘れがあった」「交通事故を起こした」というもの。

 

1人なので慌てず、落ち着いて行動しましょう。

僕の体験した緊急事態は、利用者の足をマッサージしようと持ち上げたら違和感を感じ、よく観察したら骨折している兆候があった(利用者は痛くないと言っている)ので、ステーションとケアマネに連絡して救急車を要請したことですね。

こういった場合は慌てず、すぐに誰かに連絡することで対処できる場合がほとんどなので、まずは「連絡」です!

 

家族の前でリハビリ

自宅でのリハビリなので家族がいます。

部屋から出ていってくれるご家族もいますが、ずっと見学している方もいます。

そんな中プレッシャーを感じながらリハビリするのは大変だ、と思う方も居るかもしれませんね。

 

自信を持ってやっていくしかないです。

 

ケアスタッフとの連携

病院と違い、訪問リハビリはケアスタッフとの連絡の密度や頻度が多くなります。

特に看護師とケアマネとは積極的に連絡を取りますし、利用者とケアマネと看護師とリハスタッフで顔合わせをして今後の方向性を決めたりもします。

 

こういった連携が大変そうと感じる方も多いようです。

訪問リハビリは心身の機能の維持・回復、日常生活の自立を支援することが目的なので、それに対する考えを持ち、ケアスタッフに伝えていけばいいだけなのでそこまで難しくないですよ。

 

訪問リハビリは転職先やアルバイトにおすすめ!

訪問リハビリは3年以上経年のある20歳~30歳の転職やアルバイトに向いています。

新卒のスタッフはなかなか入ってこないですね。

 

なぜかというと、在宅でリハビリをするのでそれなりに知識と経験が必要だから。

在宅リハは、病院と違って近くに医者や看護師はいません。

ほとんど1人なので、患者の異常や異変にすぐに気づけなければなりません。

 

そういったスキルを新人は持ち合わせていないのが、新人が訪問リハビリに入職しにくい理由です。

逆に、3年以上の経験者であれば、リスク管理やリハビリプログラムマネジメントもできるので訪問リハビリでも十分やっていけるでしょう。

 

訪問リハビリの給料体系:給料がとてもいい!

訪問リハのお給料は病院よりかなり良いと感じます。

訪問件数は1日5件程度で、月に80件を超えるとインセンティブとして1件4000円ほど上乗せされるシステムがあります。

訪問リハの給料(例)
  • 基本給:25万円
  • 手当等:5万円
  • 合計:30万円(総支給)
  • インセンティブ:4,000円/件(81件目から)
  • 月100件訪問した場合:38万円
  • 賞与2~3か月:(40~60万円)
  • 年収(毎月100件訪問):496~516万円

 

あくまで例ですが、ぼくが提示されて金額はこれくらいでした。

1日5件で20日勤務なら100件の訪問なので、インセンティブだけで8万円も多くもらえます。

 

だからお金を稼ぐという意味でも、訪問リハはおすすめできます。

もちろん、アルバイトでも4,000円/件程度は稼ぐことができるので、訪問リハビリを検討してみてください。

 

 

まとめ:訪問リハビリでは『治療』より『生活』を優先する

訪問リハビリに求められている事は、痛みを取ったり運動機能を上げる事ではありません。

より生活しやすい状況を作りだす事、そして、生活を送る上で不具合が生じたらタイムリーに改善していくこと。

これに尽きます。

 

  • 環境設定
  • バイタルチェック
  • 廃用予防
  • 転倒・転落予防
  • IADL練習

 

どれも在宅で、医療者の目が無い生活を送る上で必須項目。

その医療者の目をあなたが担当するのです。

 

訪問リハビリという特殊環境下でのリハビリの提供は経験が必要ですが、同時に経験値も多く溜まります。

 

キム兄
キム兄

経験が無いから辞めるんじゃなくて、経験を積むために働くのもアリ!

興味を持たれたらぜひ、訪問リハビリを覗いてみてください。

 

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今より良い職場への転職|実際に試した転職サイト紹介

ぼくは転職を2度してきて、今が3つ目の職場になります。

使用した転職サイトは5つになりますが、その中でここは良かった!という転職サイトを紹介します。

 

  • 求人が充実していて選択肢が多かった!
  • エージェントが親切だった!
  • 要望に対する対応が早かった!

 

どの転職サイトも良い対応をしてくれましたが、ここで挙げる3つの転職サイトはどれも対応が素晴らしく、結果的に今のお給料や休日にも満足していますし、仕事以外の時間で子供と遊んだり、趣味やブログ執筆などをしています。

 

転職サイトに登録することで、転職のプロのアドバイスがもらえ、働きながらでも安心して転職活動を行うことができるのが最大の魅力。

もちろん、職務経歴書の書き方や面接の対応などのフォローも万全ですし、転職サイトにお願いすることでより多くの情報を得ることもできます。

各サイトによって扱う求人も異なりますので、複数のサイトに登録することで希望の職場が見つからないリスクを回避することができます。

 

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