私たち理学療法士が一生かけて稼げるお金っていくらくらいか知っていますか？
実は一般的なサラリーマンより稼げないみたいなんです。
理学療法士とサラリーマンの生涯年収の差
理学療法士の平均的な生涯年収はいくら？
理学療法士の平均年収は400万円くらいなので、21歳から60歳まで39年間働いたとすると1憶6600万円になります。
【関連記事】
理学療法士の年収の平均は407万円！>>>
実際は昇給などもあるのでこの数値にはならず、だいたい1憶7500万円くらいと言われています。
平均の年収は専門職であり国家資格であるにも関わらず、そこまで高くない印象ですが、それでも安定性はありますし、復職もしやすいのは一般的なサラリーマンと違って利点となるように思えます。
ちなみに、大卒と専門学校卒（3年制）を比較すると生涯年収に大きな差は出ないようです。
一般的なサラリーマンの年収はいくら？
一般企業に勤めるサラリーマンの生涯年収は2憶1000万円くらいと言われています。
これは年収ベースで考えると450万円なので、理学療法士より約43万円も年収で上回っている計算です。
理学療法士（1億7500万円）と一般的サラリーマン（2億1000万円）では一生で3500万円、年収ベースで9年分もの差が生まれてしまうことになります。
さすがにこの差は大きすぎるので、理学療法士でも生涯年収を2億円にするためにどうしたらいいか？を考えていこうと思います。
理学療法士の生涯年収を2億円に増やす方法
生涯年収2憶円をめざす！
副業をして2憶円を目指す
副業には
- パート、バイト
- 転売、販売
- オンラインビジネス
など様々な方法があります。
副業をして月に5万円稼げれば、年に60万円、生涯年収（30年間）で1800万円も稼げることになります。
副業は本業よりも割の良い給料を得ることができるので、休日など時間がある方は副業に手を出すのもおすすめです。
私は訪問リハビリテーションでアルバイトもしていましたし、オンラインビジネスも少しだけやっています。
バイト、パートは国家資格を利用して時給2,000円以上のお金を貰えるのでかなり効率的で、特に訪問リハビリで良い職場を見つけると1件（1時間）4,000円という超高時給の仕事を見つけることができます。
【関連記事】
理学療法士が訪問リハビリで副業するメリットは？確定申告は？ | 理学療法士の残業ゼロ生活 (hanasaka-pt.com)
転売、販売はハンドメイドや家にある不用品をネットで売る方法で、メルカリやヤフオクが有名ですよね。
その中でもおすすめなのが【
オークファン】です。
オークファンは日本最大級のショッピング・オークション情報サイトで、ヤフオク!、Amazon、eBay、フリル、楽天など国内外のサイトに幅広く対応しているので非常に使い勝手が良く、しかも高く売れやすいのが特徴！
メルカリやヤフオクで成果が出ない人も、物販のコツをサイト内で学べるので成果も出やすいのがいいですね。
オンラインビジネスは、【クラウドワークス】などで自宅で文章を書いたり、デザインをしたり幅広いスキルを活用してお金にできるシステムです。
これら副業を活用して、1か月5万円の収入を目指してみましょう。
月5万円あれば、年間60万円になりますので30年あれば1800万円になります。
理学療法士の生涯年収1憶7500万円と合わせると1憶9,300万円になります。
投資をして2憶円を目指す
投資はリスクを伴うので注意！
投資にもいろいろ種類があり
- 株
- FX
- 仮想通貨
- 積み立て
- 拠出年金
などがあります。
その中で私がお勧めしているのが確定拠出年金（イデコ/iDeCo）です。
iDeCo（イデコ）をおすすめするのはメリットが大きいから。
- 住民税、所得税がかなり控除される
- 受け取るときも非課税で受け取れる
- 運用して掛け金より増やせる可能性が高い
資産運用することで利益を出すと、通常２０％くらい税金がかかってくるのですが、イデコはその税金がかからないので非常にお得です。
しかも株やＦＸのように資産がなくなるという事もないのがいいですよね。
【詳しく解説してる記事はこちら】
iDeCoで理学療法士の退職金240万円を1000万円にする方法 | 理学療法士の残業ゼロ生活 (hanasaka-pt.com)
お金を稼いだのに、国に取られるリスクが極めて低いのがメチャクチャ大きなメリットだと考えています。
ちなみに、イデコを最大限活用すると30年で1,240万円たまります。
そこに毎年4万円節税されるので30年で120万円、3％運用したとすると512万円になります。
すると、最終的には1,872万円になり、生涯年収が1憶9,400万円程度になるのと同じです。
ただし、イデコは60歳まで引き出すことができないので注意しましょう。
証券会社は初期手数料が０円で、手数料が安い所を選ぶといいです。
SBI証券やSBI証券 iDeCoがお勧めで、私はSBI証券 iDeCoを利用しています。
▽イデコに強い証券会社を見る▽
転職をして2憶円を目指す
年収500万円も可能
30歳で転職をして年収が400万円から500万円にアップすれば生涯年収は1憶9,500万円になります。
それに退職金が合わされば生涯年収は2憶円を越えられるはずです。
給与のベースアップは毎日の生活も豊かにしてくれるのでまずは考えていきたいところ。
特に年収が400万円以下の人は、絶対に給料があがります。
今の仕事を絶対に長く続けたい！と思っていないのであれば転職して年収を50万円上げたほうが絶対にいいです。
また、iDeCoを組み合わせると2億1000万円を超え、一般的なサラリーマンと同額の生涯年収を得ることが出来ます。
理学療法士が転職を活用し、一般的なサラリーマンとの生涯年収差3500万円を埋めることは決して不可能な数字ではないと思います。
【関連記事】
理学療法士が給料で選ぶときに騙されない！500万、600万円級の正しい年収の選び方>>>
もちろん、積み立てや副業をもっと頑張ればさらに伸ばすことも可能。
ただ一つ言えることは、普通に働いていたら一般的なサラリーマンより稼げない、という事ですね。
だから私も投資をしています。
まとめ：理学療法士の年生涯年収は低い！だからこそ対策を！
理学療法士の平均年収は400万円で、生涯年収は1憶7000万円ほどです。
副業や投資を今すぐに始めるだけで、この生涯年収を数千万円単位で増やすことが可能。
まずは月1万円からでも稼いでみることをおすすめします。
このまま働いていては間違いなく裕福な生活はできませんし、老後の生活も困ってしまいます。
理学療法士の退職金は200万円ほどといわれています。
そんなお金で老後がどうにかなるはずがありませんので、今すぐにでも対策はしておいた方がいいんじゃないですか？
