育休復帰はうざいと思われてるみたいですよ!
困りましたね。
理学療法士に限らず、「出産休暇」「育児休暇」で何か月、何年も職場を離れると復職が難しいと思いがちですよね。
確かに育休復帰がうざい!と思っている方も多いと思うので、復帰する側が「これだけは押さえておきたいポイント」をお伝えしていきます。
これを守れば、「うざい」と思われることも少なくなると思います。
育休復帰が「うざい」と思われない振る舞い
謙虚に仕事する
いくら長く職場で勤めていたとしても、育休復帰後は職場の雰囲気やルールが変わっていることが多いです。
育休前の常識が通用しないので、いままでの経験はなかった気持ちで新人のように謙虚に振舞いましょう。
育休復帰後に「うざい」と思われるのは、あなたの事をあまり知らない後輩や、あなたのいない間に一生懸命働いてきた同僚です。
長期休んでたのに、いきなりデカい顔や偉そうな態度を取ってきたらムカつきますよね。
あなたの経験年数は長いかもしれませんが、長期休暇の後は謙虚に過ごすことをお勧めします。
報連相をしっかりとする
仕事で報連相は重要です。
あなたのスキルや知識は相当な物かもしれませんが、育休復帰後では今まで以上に報連相をしっかりする必要があります。
育休空けで職場が変化しているかもしれません。
でも一番の理由は、あなたの知識やスキルを同僚や後輩にお伝えすることです。
育休空けでも、コミュニケーションを取り、みんなに知識やスキルを共有することでみんなから感謝されますし、「ウザイ」と思われることもなくなります。
子供の話は控える
育休復帰後のあなたは、子供の成長や育休中に大変だったことをみんなに話したいかもしれません。
でもね、他人の子供の話なんてそんなに面白いものではないんですよ。
特に独身の人からすれば「うるせぇな」と思われてしまう事もあると思います。
聞かれたら最低限答えればいいと思いますし、気の合う職場のママ仲間とであればいくら話しても良いと思います。
でも、みんながあなたの子供に興味を持っていると思わないほうがいいです。
空気を読まずに子供の話をされると高確率で「うざい」と思われますよ。
常に周囲に感謝を伝える
育休復帰後は突発休が増えます。
子供が熱発したり、ケガをしたり、保育園の行事があったり。
あなたが休んだ日は、他のスタッフがフォローしてくれてるんです。
だから感謝を忘れないようにしましょう。
子供のことだから仕方ないでしょ?という態度は、メチャクチャウザがられます。
確かに仕方ないんですが、そこはスタッフに感謝ですよ。
スタッフがフォローしてくれているから、あなたは休めるんです。
そこで「子どもが~」という態度を取ってしまうと、「うっざ、じゃあ辞めろよ」と思われてしまうかもしれませんよ。
理学療法士は育休復帰でも受け入れやすい
産休と育休で職場を離れると、だいたい仕事復帰までに1年半~2年を要します。
そうなると気になるのが「ブランク」
カンを取り戻せるだろうか?
皆と上手く働けるだろうか?
このような不安に駆られますが、ほとんど問題ない場合が多いです。
理学療法士の仕事はITテクノロジー系と違い、「接客・技術職」です。
1年や2年で接客術や治療技術は大きく変わりません。
むしろ必要なのはあなたの「人柄」なので、丁寧に敬意を持って相手に接すれば全く問題なく仕事はできるでしょう。
もちろん、書類業務や雑務は常日頃からアップデートされているのでその都度確認すべきです。
「計画書はこのやり方でいいですか?」と聞けばいいだけです。
また、カンが鈍るという話もありますが、確かに「危険回避」「負荷量」「運動技術」などのカンは鈍るかもしれません。
でもしっかりと安全マージンを取っていれば大丈夫。
現役バリバリの時はギリギリの負荷量を見極められたかもしれませんが、いまは少し弱めの負荷量で実施していればOKです。
ブランクがあっても周りのスタッフと上手く働けるか?
1年以上ブランクがあると、周囲環境も変わります。
でも、先ほどお話したような「育休復帰が「うざい」と思われない振る舞い」をしておけば大丈夫です。
謙虚に、丁寧に、感謝を込めて働きましょう。
でも職場によっては新人が増えているでしょうし、もしかしたら「1年以上も休んでてすぐに働けるわけない」と、突き放される可能性もあります。
そう言った理解のない職場は転職してしまうのがおススメ。
育休空けにスタッフがどんな態度を取ってくるか?で、その職場の質が知れます。
普通は温かく受け入れてくれるはずなので、長期療養、長期休暇で居場所がなくなるようであればそんな職場に見切りをつけるべきです。
まぁだいたいそういう職場は、休みを取る前に何らかのトラブルがあるものですけどね。
働きやすい職場や、ブランクがあっても採用してくれる職場はたくさんあるので、ぜひ探してみてください。
職場のストレスで家庭崩壊!なんて最悪ですからね。
PT・OT・ST WORKERかマイナビコメディカル
なら子持ち理学療法士に優しい職場もすぐに見つかります。
今の職場に勤めたいんであれば、少しでも働きやすくするために育休復帰する前に顔を出しておくなどしておくといいですよ。
実はスタッフも、あなたが復帰することで不安に思っている場合がおおいですから。
理学療法士は育休明けでもすぐ復職できる
理学療法士は1年や2年のブランクがあっても復職・就職できます。
理学療法士という国家資格の良い所で、一般企業に比べかなり復職しやすいです。
この育休を期に、新しい職場で働こうと考えている方もいると思います。
理学療法士は就職もかなりしやすく、働きやすい職場、復職しやすい職場はそれぞれですので、自分に合った職場を探していきましょう。

知識や技術のカンは動いて取り戻す
1年や2年のブランクは決して短いものではありません。
やはり「カン」というのは鈍くなってしまうと思います。
では、その感を取り戻すのはどうしたらいいか?というと、動いて取り戻すしかないんです。
人間は人に教えて貰っても理解できないし習得できません。
やっぱ自分で考え、動かないといけないんですよね。
だから積極的に患者に関わり、自分のカンを取り戻していく作業が必要です。
通常であれば1週間もあれば感は取り戻せますし、知識は日々アップデートしていけばそこまで遅れを感じることもありません。
どうせ一生勉強ですから。
ただし、復帰していきなり即戦力を期待されると困りますよね。
しっかり教育期間として1週間~2週間は通常より少ない単位数で仕事をさせてくれるところがいいですね。
仕事と家事・育児を両立できるか?
育児休暇明けでいきなり8時間働くのもキツイと思います。
そんな人に向け、「育児時短」という制度があります。
子供が3歳未満までに限り、就労時間を短縮してあたら蹴るという制度で、ちゃんと有休もありますしボーナスもあります。
こういった制度がしっかりしている職場なら安心して働けますよね。
育休復帰でも理学療法士は復職・就職しやすい
あなたにとって何が重要かを考えてみてください。
出世、キャリアアップ、育児、家庭、趣味・・・
いろいろあると思いますが、この育児休暇中だからこそじっくりと考えていくべきです。
もしも出世や給料にこだわらないのであれば、パートから再出発するのも悪くないですよ。
訪問リハビリや整形外科であれば高時給の求人が多くありますし、半日働けば1万円くらい稼げるものもあります。



整形外科の働き方はこちらの記事にまとめています。
病院との違いを知って頂けるとイメージしやすいと思います。


