国家試験に向けた参考書がほしいな。
でも沢山あるからどれを選べばいいか分からない。
おすすめを教えて欲しいな。
【この記事で分かる事】
- 理学療法士国家試験対策の参考書の種類
- 時期や勉強法によっておすすめの参考書
理学療法士国家試験
第56回理学療法士国家試験日は厚生労働省から発表されます。
今回は理学療法士国家試験に向けたおすすめの参考書をピックアップし、紹介します。
※2020年5月現在、まだ2021年版の参考書は一部しか発表されていませんので、随時変更させていただきます。
自分の勉強方法や、勉強時期によって使用する参考書をチョイスしていきましょう。
【国家試験対策に有効な参考書】
- 理学療法士・作業療法士国家試験過去問題集 共通問題10年分 2020年版
- 理学療法士・作業療法士国家試験問題解答と解説 2020(第50ー54回)/医歯薬出版
- 理学療法士・作業療法士国家試験必修ポイント基礎PT学(2020) 基礎理学療法学・理学療法評価学・理学療法治療学
- ポケットマスター理学療法士・作業療法士国家試験必修ポイント 2019
- 国試の達人 PT・OTシリーズ 2019
- クエスチョン・バンク 理学療法士国家試験問題解説 2019
▽第55回 PT国家試験の解答速報はこちら▽
国家試験対策【初期】でおすすめできる参考書
国試対策の最初は、まず国家試験の問題に慣れるということが重要となってきます。
詳しい解説は後回しにして、とにかく過去問を解いたり解説も簡単におさらいできるものがベスト!
国家試験は基本的に過去の国家試験の問題から構成されているので、過去問を解くというのは基本中の基本となります。
とにかく、過去問に触れて国家試験の問題に慣れる事が重要です。
過去問を解く上でおすすめなのが
※共通問題と専門問題の2冊があります
とにかく問題を解くために必要な参考書です。
第44回~53回までの10年分の問題を年代ごとにまとめているので出題傾向や出題範囲の確認に非常に役に立ちます。
あれ?この問題、どこかで見たな。
そういう問題が多いことに気づくはず。
これが本番の国家試験にも役に立つんです。
この1問が運命を分ける可能性があります!
デメリットとして、解説が載っていない(解答のみ)。
なのでなぜこの回答になったか?というのを知る事ができませんが、ただひたすら解くという意味では最も適している参考書です。
130ページ程度と、持ち運びしやすいのも嬉しいですね。
もう一つ、初期の段階でおすすめしたいのが
※1冊のみでOK!
これは過去5年分の過去問の全問題が1冊に纏まっているので非常にお得な1冊!
解説もとても簡潔に書かれており、問題を解きながら解説を確認することができるので非常に効率の良い勉強ができます。
短時間でサッと確認できるので知識の整理がしやすく、これ1冊あればほとんど問題なく過去問は網羅できます。
デメリットとして、約750ページと持ち運びに向かないこと、そして5年分の過去問しか網羅されていないことですね。
CD-ROMは過去問の出題傾向やジャンル別に問題を分類してあるので苦手なジャンルのみ勉強する、なんてことも可能。
国家試験の勉強を始めたばかりの学生に本当にお勧めできる1冊となっています。
国家試験対策【初期~中期】におすすめできる参考書
ある程度国家試験の問題を解いている学生に向けてお勧めできる参考書です。
この時期は、分野別に問題を確認したり持ち運んで外出先で問題を解くなど幅広い勉強法が必要になる時期です。
ぼくも携帯電話で電車の中で問題を解いてたよ
外出先で問題を解くためにこれらの参考書がおすすめです。
※基礎医学/臨床医学/PT治療学/基礎PT学の4冊があります
これはスマホやタブレットで全文を確認できる優れもの。
領域別に分類された問題やオンラインテストなど外出先でも国試の勉強ができるコンテンツが盛りだくさんです。
超おススメ!
人がボケーッとしてるときにコツコツ勉強をしていた人が勝ちます。
そういった意味ではピッタリの参考書ですね!
次にお勧めしたいのがこちら。
※基礎医学/臨床医学/PT治療学/基礎PT学の4冊があります
コンパクト(18cm×11cm)の手帳サイズでポケットにも入る優れもの。
11年分の過去問とワンポイント解説だけを抽出した便利な問題集です。
スマホやタブレットが苦手な方におすすめ!
いつでもどこでも繰り返し国試問題にチャレンジできるのが良い!
スマホを持ってなかったり、使い方が苦手な人は間違いなくこちらのほうが使いやすいです。
しっかり読み入ることができるので記憶にも残りやすいです。
ライバルに差をつけるならこういうところから!
国家試験対策【追い込み期】におすすめできる参考書
ある程度過去問を解き、10年分が80%以上取れるような方におすすめの参考書です。
詳しい解説や図解、出題傾向など細かな点を確認するのに役に立ちます。
※臨床医学/運動解剖生理学/理学療法学の3冊があります
使いにくい!という声も上がっている国試の達人ですが、当たり前。
しかし、国試の追い込み時期になると国家試験の解き方も分かってくるはず。
そんな時に、要点でまとめられた国試の達人はものすごく役に立つし、面白いです。
達人になるためには基礎学力が必要なので、初心者は手を出さない方がいいかもしれません。
ある程度学力のついた12月の終わりごろ~1月あたりに使い始める事をお勧めします。
ただ、この国試の達人を網羅したら国家試験は合格したといっても過言ではないです。
絶対に合格し、4月から理学療法士として働く姿を与えてくれる1冊になります。
※PT/OT共通問題と専門問題の2冊があります
クエスチョン・バンク は基礎医学を軸とした国家試験対策本で、過去17年もの膨大なデータから成り立っています。
その膨大さから、国試の勉強初心者がやると必ず迷子になります。
ある程度の知識と実力が付いた方ならものすごくおすすめできる教本だよ!
豊富なイラストやポイントがまとめられていて、より深い知識が得られることでしょう。
168点ギリギリ合格を目指すより、220点以上の余裕の合格を目指す人におすすめです。
特に、出題されやすいポイントも網羅されているので、これ1冊で国家試験に合格することも可能なレベルです。
国家試験合格に向けて頑張ってください!
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