理学療法士の仕事は特殊です。
技術職でもあり、接客業でもあり、専門職でもあります。
その仕事内容はなかなか理解されないことも多いですよね。

理学療法士の仕事の良い面も悪い面も知っておくべき。
理学療法士という特殊な「仕事の悩み」について詳しくお話していきたいと思います。
まず知っておきたいのは、理学療法士の退職率は比較的高いということ。
理学療法士のリアリティショックおよび バーンアウトの状況調査 ≫によると、理学療法士の離職率は医療機関で10.2%、介護福 祉施設で18.8%とされています。
しかも21~25歳の理学療法士の離職率は16.5%だそう。
あなたの職場のPTが10人だとすれば、その内の1.6人は25歳までに離職している計算になります。
理学療法士と「ストレス」
理学療法士は常にストレスとの戦いです。
- 仕事のストレス
- 人間関係のストレス
- 家庭のストレス
- 患者とのストレス
理学療法士は多くの人とかかわりを持つので、ストレスとなる相手も様々です。

多くの人とかかわりを持つ
- 医師が高圧的だ
- OT、STと治療方針が合わない
- 看護師が協力的じゃない
- 患者が拒否的だ
いろいろな問題が出てきます。
私はこれらのストレスに耐えて10年以上理学療法士を続けてきた実績があります。
理学療法士が受けやすいストレスや、その対処法などをご紹介しています。
理学療法士と「残業」
理学療法士の80%は月1時間以上の残業をしており、そのうちの40%しか正当な賃金を貰っていません。
これを聞いてどう思いますか?
理学療法士は残業がないからいい。
なんて言われていますが、実際はそんなことはありません。
80%のスタッフは残業を経験しており、そのうちの60%のスタッフは十分な残業代を貰えていないんです。
もしも残業が月に20時間以上あったり、残業代が支払われない職場に勤めているとしたら、その職場はブラック企業と言えると思います。
理学療法士が残業せず仕事する方法をお教えします。
理学療法士と「技術」
理学療法士は技術が大事!
ここでお伝えする技術は「片麻痺の治療技術」とかじゃなくて、もっと仕事で役立ちそうな技術についてです。
- 新人指導の技術
- 文章の書き方の技術
- 患者にモテる技術
- 学生指導の技術
- 物理療法の技術
など。
もし興味があるなら一度覗いてみるのもいいかもしれません。
BBS(バーグバランススケール)の実施方法とカットオフを新人でも分かりやすく解説! | 理学療法士の残業ゼロ生活 (hanasaka-pt.com)はなぜか非常に人気がある記事ですよ
理学療法士と「報酬・制度」
理学療法士のくせに、自分の仕事の報酬や制度について知らない人多すぎ。
せめて自分の職場がどのような診療報酬を受け取っているか知っておいた方がいいですよ。
特に管理職として働く人は必須。
ふつうに厚生労働省とかPTOTSTネットで確認できるのですが、難しい用語や回りくどい言い回しが多くて理解できません。
そんな悩みを払拭するために、私が翻訳したものをまとめています。
日本語を日本語に訳すのはかなり大変でしたが・・・頑張りました。
まとめ
- 理学療法士の退職率(離職率)は18.8%
- 理学療法士はストレスを受ける
- 理学療法士は残業が多い
- 理学療法士は技術が必要
- 理学療法士は報酬・制度を知らなすぎ
私は実際にPTOT人材バンクを実際に使ってみて、どんな求人があるのか、そして使い勝手はどうだったのかを体験してきました。
詳しい記事はこちらになりますので、転職をお考えの方はぜひ読んでみてください。