あなたの年収はどれくらいですか?
年収300万円台の人も多いと思います。
でも「年収300万円では結婚とか子育てはできるの?」とか思いませんか?
すでに年収300万円の人もいると思いますが、実際に年収300万円は安すぎはしないですか?
年収300万円または月収の総支給額が20万円以下の人は、ちょっと真面目に将来の事を考えたほうが良いですよ。
年収300万はやばい!
年収300万円は、総支給額です。
手取りに直すと、約250万円となり、月にだいたい20万円くらいです。
厚生労働省が令和3年にまとめた賃金構造基本統計調査によると、理学療法士(PT)の初任給は230,200円だそうなので、それよりやや低いくらいですね。
※手取りとは年収から税金や保険料を引いて実際に口座に振り込まれる金額のことです。
年収300万円の経験年数
理学療法士の年収が300万円の人を「年収300~399万円」と定義すると、経験年数が1~9年目の人の多くがこれに当てはまります。
厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」
経験年数 | 平均年収 |
1年未満 | 285.4万円 |
1~4年 | 359.0万円 |
5~9年 | 390.3万円 |
10~14年 | 427.8万円 |
15年~ | 510.7万円 |
やりがい求める理学療法士は年収300万円でほんとうに満足?
「理学療法はやりがいがある!お金じゃない!」という理学療法士をたまに見かけますが、本当にそう思っていますか?
さすがに年収300万円、総支給額20万円は少なすぎると思うのですが…。
だって今までどれくらいお金と時間をかけてきたんですか?
学費は毎年100万円以上、国家試験の為に4年間も時間を使った。
その結果が300万円。
高卒のほうが貰えるじゃん。
理学療法士の平均年収は407万円ですし、一般的な30代サラリーマンの平均年収は430万円です。
普通に考えて年収300万円は安すぎると言えますね。
では、どんな人が年収300万円かというと
- 公務員
- 大学病院
- 田舎の病院
- ブラック病院
が挙げられます。
公務員や大学病院は基本給が低めに設定されている(でもボーナスや退職金がたくさん貰える)ようですし、田舎はそもそも最低賃金自体が安い傾向にあります。
あとはブラックな病院も給料が低いですね。
年収300万円の人はすぐに年収を上げるべき
年収300万円でどうやって生活しているのか聞いてみたいのですが、せめて年収400万円をめざしていきませんか?
やりがいだけでは食っていけません。
その年収で結婚し、子どもを育て、老後を生活するのはなかなか厳しいものがありますよ。
やはり、平均年収である407万円前後を最低でも目指すべきだと思います。
あなたの価値はお金で測れるものではありませんが、実際に会社からの評価は「年収」で表されると思います。
年収300万円より400万円のほうが評価されていると考えるのは当然です。
医療保険の点数は変わりませんからね。
年収400万円あれば、生活は比較的ラクになります。
月の手取りが24万円程度になるわけですから。
将来の安心を得る意味でも、最低限400万円は欲しいところです。
理学療法士で年収500万円を超える方法
理学療法士で年収500万円をこえるのはそこまで難しいことではありません。
- 訪問リハビリ
- 患者の多い外来整形外科クリニック
- 副業
- 出世・管理職
どれか1つを達成すれば年収500万円も夢ではありません。
実際に私が訪問リハビリで副業をしていた時は病院の給料と合わせて年収は500万円をこえていましたし、訪問リハの施設見学で年収510万円を提示されたこともあります。
そして、転職も年収を上げる1つの手段です。
私は転職をしただけで、年収が70万円も上がった経験があります。
今の職場や収入に不満があり、将来が不安なら転職サイトに登録し、どんな求人があるか確認することをおすすめします。
まずは情報収集から始めてみてはいかがでしょうか?
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