子どもは欲しいけどお金が無い。
理学療法士の平均年収は407万円ですが、そのお金で子供3人を育てることはできるのでしょうか?
また、子ども3人を育てようとすると、年収はどれくらいあればいいのでしょうか?
実際に私の両親は3人の子ども(私と妹2人)を育て上げ、社会に旅立たせました。
裕福だったか?というとそんなことはなく、かなり大変だったように思います。
しかし、父は大きめの会社の社員だったので、それなりに年収はあったように思います。
それに比べ、理学療法士の年収はたったの400万円…。
お金が無くても、子どもを育てる事ってできるんですかね?
子供3人育てる!必要な年収は1,000万円⁉
子どもを1人育て、大学まで行かせて卒業させると1,500万円くらいかかるとか。
- 0~6歳(保育園):年15万円/計90万円
- 6~12歳(小学校):年20万円/計120万円
- 12~15歳(中学校):年30万円/計90万円
- 15~18歳(高校):年30万円/計90万円
- 18~22歳(大学):年50万円(仕送りなし)/計200万円
※全て公立に行った場合の費用、私立は倍程度を見積もってください。
小遣い・季節のイベント・受験・塾などの習い事・免許取得費用・仕送りなどは含まれていないのですが、それでも子供1人あたり590万円かかってきます。
その他の費用を月ごとに加算すると
- 小遣い/平均3,000円
【金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査」より】 - 塾・習い事/平均17,000円
【塾シルより】 - 誕生日/平均7,000円
【マイナビニュースより】 - 仕送り/平均112,000円
【日本学生支援機構の「平成28年度学生生活調査」より】
となり、全部合計すると8,770,000円となり、学校の費用と合わせると1,467万円になります。
結構かかりますね…。
子供の費用は月収の10~15%
教育費や学費にかけていい金額は、月収の10~15%と言われています。
手取りが25万円だったら、子どもの為に25,000~37,500円残しておくとイイですね。
んで、子どもにかかるお金は1,467万円でしたよね。
これは22年間でかかる費用なので、逆算していくと必要な月収と年収が出てくるわけです。
さて、計算してみると…必要なお金は以下の通りになりました。
子どもに必要なお金は毎月55,581円です。
- 教育費用10%:555,681円
- 教育費用15%:370000円
- 教育費用10%:6,668,172円
- 教育費用15%:4,440,000円
このようになります。
教育費用に15%突っ込んでも年収400万円ではこども1人育てるのもキツイ、という結果になりました(計算上です)
しかも子供が3人居る場合はこの3倍ですからね。
必要年収は1,332万円~2,001万円となる計算です。
こりゃ無理ですね。
年収400万円でも子供を3人育てたい!節約術
子ども1人に444万円かかるのは分かりましたが、何とか年収400万円でも子どもを3人育てなければなりません。
そうすると、やっぱり何かを削っていかなければならないですよね。
食費
食費にかけられるお金は収入の10~15%です。
子どもが3人居ようが居まいが変わりません。
外食を控え、可能な限りこの予算内で済ませることをおすすめします。
- 鳥もも肉
- 豚こま切れ
- じゃがいも
- サバ
通信費
スマホの料金が5,000円を越えている場合は格安スマホを利用してください。
私も使っていますが電波も普通に届くし、全く不便はありません。
LINEのID検索ができないのと、キャリアメール(@docomo.ne.jpとか)が使えないですが、べつに困りませんしメールはGメールでOK。
教育費
教育費の平均は17,000円でしたが、ここを抑えることでグッと家計がラクになります。
塾に行かせるより自宅で通信教材を利用するほうが安いです。
おすすめはスマイルゼミ。
私の家でも使っていますし、安いし分かりやすいし、中学生まで使えるのでおすすめです。

保険料
保険料は知人や営業マンから勧められたままに保険に加入した結果、余計な保障が付いた保険料が高い保険に加入したり必要な保障が付いてない保険に加入する問題がよく発生しています。
一度、保険の見直しをすると無駄がなく節約になります。
おすすめ>>>保険見直しラボ
学資保険なんかもいいですね。
手当やお祝いは子供の為に残しておく
出産祝いや入学祝で入ってきたお金や、お年玉で得たお金、児童手当などは使わずに貯蓄しておきましょう。
- 出産祝い
- 入学祝
- 七五三
- お年玉
それに加えて児童手当が
- 3歳まで:15,000円/月
- 中学生まで10,000円/月(3子は15,000円)
- 中学生:10,000円/月
入ってきます。
児童手当は子ども1人あたり162万円になるので、このお金は残しておくことをお勧めします。
間違ってもこのお金で洋服やおもちゃを買わないように!
私の子どもは全て貯金し、4歳の時点で100万円を突破しました!
子どもがいちばん金持ちですw
年収を上げて子供を3人育てたい!
節約ばかりやってても仕方ないですね。
やはり収入を上げるのがいちばんいいですよ。
副業をする
副業で月50,000円稼げれば、年収は60万円アップします。
理学療法士の平均年収407万円から467万円になりますので、子ども1人であれば問題なく育て上げることが可能です。
あとは節約と組み合わせていけば大丈夫!
積み立てをする
子どもの養育費は毎月同じ額がかかるわけでなく、節目節目でドカッとかかることが多いんです。
だからある程度積み立てておいて、お金を残しておく必要があります。
積み立てNISAや、イデコなどで強制的に貯蓄しておくことで、養育費に回すお金を増やす作戦もいいでしょう。

転職をする
年収が高い職場に転職すれば、それだけ余裕が生まれます。
さすがに1,000万円くらすの求人はありませんが、今より100万円年収があがるだけでかなり生活に余裕が出ると思います。
▽年収500万円の求人多数▽


共働きをする
共働きをすればかなり家計は楽になります。
フルタイムじゃなく、時短やパートタイムでも働ける職場は沢山ありますので、配偶者に手伝ってもらうのもアリです。
とはいえ、子どもの育児も大変でしょうから、時間や忙しさを照らし合わせながら働くことをおすすめします。
▽ワーママに人気の職場多数▽
年収400万円でもなんとか子ども3人養える!
年収400万円はいまの時代、ふつうの収入です。
この収入で何とか生活をやりくりしていかなければならないので、色々な方法で節約や増収入させていかなければなりません。
年収400万円で子どもを育てるのは大変ですが、やってやれない事は無いと思います。
ぜひ、様々な知恵を絞りつつ、生活してみてください!