理学療法士が給料や年収をアップさせる方法をご存知でしょうか?
劇的に年収アップさせる方法は3つあります。
- 今の職場で昇給する
- 今の職場で昇進する
- 転職して年収を増やす
どちらも難しいと思いがちですが、手順や方法を知っていれば早く年収アップさせることができます。
この記事では、年収アップさせるための正しい方法をお伝えしていきます。
今の職場で昇給する方法
【昇給とは】
昇給(しょうきゅう)とは、給与が上がることです。 給与が上がるタイミングは様々ですが、日本では勤続年数に応じて4月に給与が上がる定期昇給が主流となっています。 また、昇格、昇進にあわせて昇給することもあります。
昇給する方法
昇給する方法は簡単です。
- 昇給のある職場に勤める
- 1年以上勤め上げる
上記を満たしていれば4月(5月の給与)から昇給します。
理学療法士の昇給額の平均
理学療法士の平均的な昇給額は1,500~3,000円程度だそうです。
年3,000円昇給すれば、年収36,000円上がります。
もちろん職場や地域によってはもっと上がるところもあるでしょうし、昇給がない職場もあるはずです。
この辺りは自身の職場の規定に準じていると思うので確認してみてください。
理学療法士の昇給率
昇給率とは「昇給前の給料と比べて、どれくらい昇給したのか」をパーセンテージで表したものです。
昇給率は、以下の計算式で算出することができます。
例えば、入社時の月給が25万円で、翌年は26万円だった場合は、以下のように計算します。
260,000÷250,000=1.04
ですので、昇給率は104%(4%上昇)となります。
理学療法士の場合、1〜3%程度の昇給率が一般的だと思われます。
専門卒と大学卒で昇給が違う
ある職場では専門学校卒の昇給額が3,000円、大学卒の昇給額が5,000円だそうです。
もともと病院は「専門卒」と「大学卒」で基本給が違う事があります。
これはある病院の求人ですが、総支給額が専門卒と大学卒では6,000円の差が出ています。
ここからさらに、昇給額が2,000円違うので、10年後には専門卒が276,500円、大学卒が302,500円になります。
年収では約30万円の差が生まれます。
つまり、昇給額がたった2,000円多いだけでも、最終的にはものすごい差になってしまうということです。
入職前に昇給額を知る方法
入植前に昇給額を知る方法は、職場見学や面接の時に人事の人に聞くしかありません。
いろいろな求人を見ればわかりますが、求人票に『昇給有り』と書かれている求人はたくさんありますが『昇給3,000円』と書かれている求人はほぼありません。
昇給額が500円でも『昇給あり』となるので、しっかりと面接の時に聞いておく必要があります。
今の職場で昇進する方法
「昇進」とは、会社が定めた職位・役職が上がることを意味します。一般社員が主任になる、次長が部長になるなど、役付きになる・肩書きが上がることで、より責任の大きな仕事を任されたり、給与も上がったりします。
昇進する方法
昇進する方法は、以下の4つを満たしておく必要があります。
- 目標設定における達成度を上げる(PDCチェックなど)
- 資格を取得する
- 勤続年数を稼ぐ
- 上司からの推薦をもらう
目標設定における達成度を上げる
大抵の職場には自己評価シートやPDCシート、自己目標達成状況報告書など、さまざまな自己評価書類があると思います。
その目標を立て、達成できたかどうかを自己評価し、その達成状況が昇進につながります。
ただし、達成率を上げるために目標を低く設定するケースなども考えられるため、上司との個人面談で適切な目標設定をし、達成していく必要があります。
資格を取得する
昇進を目指すには、現状維持ではダメです。
新たな資格を取得し、自分ができる仕事の幅を広げていく必要があります。
例えば
- 心臓リハビリテーション指導士
- 専門理学療法士
- 学会合同呼吸療法認定士
- 認知症ケア専門士
- 認定理学療法士
- 日本糖尿病療養指導士
など、自分の職場にあった資格を取ると評価されやすいです。
また、社内特有の資格や『管理職試験』などを受けて合格することも重要になります。
どんな資格が給料が上がりやすいかはこちらの記事»でまとめています。
勤続年数を稼ぐ
昇進するには入社5年以上など勤続年数も評価の1つになります。
この年数は職場によって1年以上や3年以上など異なりますが、勤続年数が長い方が昇進しやすいのは間違いありません。
上司からの推薦をもらう
昇進するには個人だけではどうしようもなく、上司からの推薦も必要になります。
しかし、上記3つ『目標設定における達成度を上げる』『資格を取得する』『勤続年数を稼ぐ』ができており、勤務態度が良好であれば推薦をもらうのはそう難しくありません。
その他の方法
昇進する方法の1つに、管理職業務がある求人にお応募することが考えられます。
このような求人に応募すれば、管理職候補として働くことができ、所定期間の研修を受ければ管理職として昇進することができます。
このような求人はレバウェルリハビリやPT・OT・ST WORKERなどの求人サイトで見ることができます。
転職して年収を増やす方法
転職して年収を増やす方法は簡単です。
- 自分の年収を知る
- その年収以上の年収がもらえる求人に応募する
この2点です。
自分の年収を知る
自分の年収を知るには、源泉徴収票を見るのがいちばん早くて正確です。
Aの部分の数字が年収です。
Bが給与所得控除後の金額、Cが所得控除の額の合計額、Dが1年間で徴収した所得税の合計額です
これを元に、この金額以上の年収の求人に応募するだけです。
年収が上がる求人の探し方
自分の年収がわかれば、その年収を超える求人に応募するだけです。
しかし、求人票では正確な年収が分かりません。
たいていはこのように月収表示か、年収表示でも年収の幅が広い場合が多いです。
でも求人者もあなたの技能や知識・経験を知らないから年収の出しようがありませんよね。
だから正確な年収を知るには、履歴書を持参して面接するかPT・OT・ST WORKERなどの転職サイトに登録し、転職エージェント(担当者)に正確な年収を聞いてもらう方法しかありません。
給与の高い求人はPT・OT・ST WORKERやレバウェルリハビリで探せます。
とくにレバウェルリハビリは高収入の求人を多く取り揃えているのでおすすめです。
年収を上げると幸せになれる
病院によって基本給は様々ですが、基本給が18万の職場と23万の職場を比べると、毎月の給料の差は5万円しか違いません。
でも年収では80万円もの差になります(賞与4か月の場合)
基本給が5万円アップすれば、昇給額が2000円で25年間継続して働いたのと同じ効果があります。
ボーナスも考えると、1回の転職で年収100万アップさせることも可能です。
年収が100万円上がると、生活の質は本当に爆上がりするのでお勧めです。
年代別平均年収
年代別の平均年収は以下のとおりです。
- 20代の理学療法士の平均年収は354万円
- 30代の理学療法士の平均年収は418万円
- 40代の理学療法士の平均年収は480万円
- 50代の理学療法士の平均年収は537万円
これを下回っているようであれば、年収を上げる努力をするべきだと思います。
まとめ
- 今の職場で昇給する
- 今の職場で昇進する
- 転職して年収を増やす
どれも方法はそんなに難しくないと思います。
あなたに合った年収のあげ方を選んでください。
最もお勧めなのが転職することです。
理由は、年収を上げる方法で一番簡単で手っ取り早いから。
おすすめの転職サイトは、高額求人が豊富なレバウェルリハビリです。