理学療法士を始めとする、病院勤務者は分かると思います。
病院には、悪い風習がまだまだ残っています。
それが風習となっているので、なんとなく受け入れている方も多いと思いますが、疑問に思わないのもかなり問題です。
ここでは、病院の悪い風習をいくつかピックアップしていきます。
あなたの病院は当てはまっていませんか?
一刻も早くなくなってほしい病院の悪い風習
有給休暇を勝手に使われる
これは私が昔働いていたクリニックでの話です。
そのクリニックには、夏季休暇が4日ありました。
しかし、夏休みとは名ばかりの、単なる有給休暇だったんです。
粗糖時のクリニックは、木・日休み。
夏季休暇と呼ばれる4日間は、木曜(公休)金曜(有給)土曜(有給)日曜(公休)で賄われていました。
簡単に言えば、通常営業の金曜・土曜を強制的に有休を使わせることで、夏季休暇としてスタッフに与えていたんです。
これが法的にどうなのか・・・。
有給休暇の取得義務が、労働者にはあります。
でも雇用者にも、有給休暇をズラす(取得は断れないが、時期をズラようお願いする)権利はあります。
とはいえ、有給を勝手に使われるのは気持ちの良いものではありませんね。
業務時間外の勉強会
科内勉強会に参加することも多いと思いますが、業務時間外に実施する職場も多いと思います。
科内勉強会は、仕事の一環なので業務時間内に行うべきです。
しかし
業務時間が終わってから、タイムカードを切ってから勉強会を開催する職場もたくさんあります。
時間外手当もつかない勉強会こそ、悪しき風習の1つだと思います。
休日の勉強会に強制参加
これも、昔のクリニックでの話です。
リハ科内での勉強会には、休みであっても参加しなければならない決まりでした。
有休を取得しても、業務終了後の勉強会に参加するためにまた職場に行くことになります。
本当に意味が分かりませんが、こういう職場もあります。
インシデント=悪
インシデントを起こし、インシデントレポートを書くのは良いことです。
医療事故を未然に防ぐために、必要な事なので本来ならインシデント=良いこと(事故が起こる原因を突き止められる)のはずです。
しかし、まだまだ、インシデント=悪いことと思っている病院も多いです。
ひどいときには、インシデントレポートとはべtに反省文(始末書)を書かせ、朝礼で発表して謝罪するなんて病院もあるようです。
有休消化できない
有給は、1年で20日以上残っていると消滅します。
だから有休消化をしなければ勿体ないのですが、それができない職場が実に多いです。
とくに退職時に、あまった有休を消化できるように配慮すべきですが、最後まで使えずに有休を捨ててしまう職員もいます。
実際に私も、転職する際に有給を使いきれずに14日ほど捨てました。
有休消化できない職場や、退職時に使いきれない職場も悪い風習だと思います。
定時で帰れない雰囲気を出す
周囲のスタッフが残業をしていると、定時で帰りにくい雰囲気を作り出してしまいます。
先輩が残っているのに、なぜ帰ろうとする?みたいな圧力をかけてくるのは言語道断です。
基本的には残業を減らす方向で動くべきなので、残業するのがあたりまえみたいな雰囲気の職場は本当に微妙ですね。
業務開始前の朝礼
朝礼は絶対にすべきです。
しかし、それを業務開始時間より前に行う病院も多いと思います。
8時半業務開始なのに、朝礼が8時20分から始まるとか、本当に良くないです。
夕礼もそうですが、全てを業務時間内に納めないのは悪い風習だと思います。
昼休みに仕事をする
1日21単位とか22単位取ると、カルテ記載などでどうしても残業になってしまいます。
だからといって、昼休みに仕事をするおが当たり前の職場も、悪い風習だと思います。
基本的には、業務時間内で終わる程度の業務量を与えるべきですし、業務時間内で終わらなければ残業代を支払って残業すべきです。
昼休みは、キッチリ60分取れない職場は、あまり良くないですね。
病院の悪い風習まとめ
- 有給休暇を勝手に使われる
- 業務時間外の勉強会
- 休日の勉強会に強制参加
- インシデント=悪
- 有休消化できない
- 定時で帰れない雰囲気を出す
- 業務開始前の朝礼
- 昼休みに仕事をする
このような悪しき風習がある職場も少なくなってきましたが、まだまだ根強いです。
もしもそんな職場で働いているのなら、時代遅れです。
もっとスタッフの事を大切に考えてくれる職場で働いたほうが、幸福度は上がります。
PT・OT・ST WORKERや
レバウェルリハビリでは、休みも多く福利厚生も充実している職場が多く掲載されています。
いまの職場の風習が古いものだったら、もっとスタッフにとってメリットのある職場で働いたほうが絶対に良いです。
ぜひ一度、他の求人を見てみることをお勧めします。
