1日18単位なのに定時に帰れない理学療法士が抱える6つの原因

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定時で帰れないことに不満があります。

そんなあなたに向けての記事です。

 

理学療法士は単位時間制で働いています。

1単位20分なので、18単位であれば6時間は患者さんとのリハビリをしているわけですよね。

1日8時間労働ですから、6時間をリハビリに使っても2時間も暇な時間があるわけです。

なのに定時で帰れない、忙しいと嘆く理学療法士。

なんででしょうね。

 

多くの理学療法士は、定時で帰れない原因があります。

【定時で帰れない原因6つ】

  1. 仕事を始める時間が遅い
  2. 午前中に全力を出さない
  3. カルテを書くのが遅い
  4. 仕事を明日に回さない
  5. 無駄が多い
  6. 周囲のスタッフが悪い

 

定時で帰れない原因を取り除いて、なるべく定刻に帰れるようにするためにどうすればいいか?お伝えします。

 

理学療法士がたった18単位なのに帰れない原因6つ

仕事を始める時間が遅い

18単位しか取ってないのに定時で帰れないのは仕事の開始が遅いからです。

例えば8時半~17時半の仕事なのに、1人目のリハビリ開始を9時からにしてないでしょうか?

 

9時からリハビリする病院の特徴
  • 8時半から朝礼がある
  • 8時半から全員で掃除やタオル畳みをしている
  • 8時半から入院患者の時間表を作っている
  • 8時半はまだ患者が食事をしている
  • なんか雰囲気的に9時スタートで、9時までお茶を飲んでる

 

こういった職場は開始時刻が遅れるので、その分単位は取れないし帰るのも遅くなります。

あなたの職場はどうですか?

8時40分から動けば、夕方に20分空けられますよ。

所属長に8時40分からリハを開始できるように相談してみてはいかがでしょうか。

 

午前中に全力を出さない

18単位なのに帰れない人は、均等に仕事をしようとします。

午前9単位、午後9単位とか。

 

それじゃダメです。

帰りたいなら午前に全力を出すべき。

 

午前に10単位介入するだけで、午後は8単位になり、帰り際にかなり余裕が生まれるはず。

その時間にカルテなり書類なりをこなせば、必ず帰れるはずです。

 

その為には午前を9時~12時で動いていてはだめ。

8時40分~12時で動きましょう。

そうすれば午後は13時~17時半の4時間半のうち8単位(2時間40分)を臨床に当てるだけ。

午後は2時間近く暇ができる計算になります。

 

早く帰りたければ午前に全力を出すべきです!

 

カルテを書くのが遅い

残業する一番の原因はカルテ記載です。

カルテを書くのが長くなってしまう原因は、その書き方にあります。

 

カルテに時間がかかる人の特徴
  • 臨床内容の全てを書こうとする
  • 一番伝えるべき内容を選択できていない
  • その場で何をやったか思い出そうとする
  • メモをしない
  • コピペしない

 

カルテを早く書く方法は幾らでもあります。

その中で最も大事なのは「本当に伝えたい事のみを書く」ということ。

全てを書いてたら時間なんていくらあっても足りません。

 

また、臨床中にメモ帳を活用し、どんな状態だったかを単語でもいいので記載しておくとカルテを書くときに役に立ちます。

記憶から呼び起こそうとすると、カルテは速く書けませんよ。

カルテにかける時間は、1人の患者に対し3分以内を目標にしてみましょう。

 

1患者3分だとしても、10人で30分にもなります。

これを就業間際にやろうなんて無理ですよね。

 

そもそもパソコンを打つのが遅い人もいますが、まずはタイピングの練習でもしたらどうでしょう。

理学療法の勉強をするより、そっちのほうがよっぽど仕事の役に立ちますよ。

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仕事を明日に回さない

明日でもいい仕事は今日やらなくてもいいので帰りましょう。

計画書やカルテは月末でもない限り、急を要するものではありません。

無理してやる必要ないのでは?

 

え?

そうしたら明日帰れなくなるって?

 

そんなの朝の暇な時間にパパッとやれば大丈夫だし、18単位で午前に10単位取れば午後は2時間も暇ができるんだから大丈夫。

それでもできないんなら仕事量が多すぎるか、無駄が多い証拠なので所属長に相談してみてください。

 

無駄が多い

リハビリを見てると、明らかに無駄が多い人を見かけます。

 

こんなムダ、してませんか?
  • 自立の患者を迎えに行く、送り届ける
  • セルフエクササイズを近くで見てる
  • 明らかに不要なマッサージを行っている
  • エルゴメーターを近くで見てる
  • 外来患者を待ってる
  • 何度もメモを見返す

 

自分のことはなかなか分からないかもしれませんが、帰れない人の多くは当てはまります。

 

  • エルゴを漕いでる時に近くにいる必要はあるでしょうか?
  • 外来患者をボーッと待ってていいのでしょうか?
  • そのメモ、見返すのに時間がかかってないでしょうか?

 

その時間を業務(書類作成など)に当てればいいのでは?

 

たった5分の無駄も、6回あれば30分です。

ぜひ自分の行動を見返してください。

 

周囲のスタッフが悪い

私が思う最も大きな帰れない原因は「周囲のスタッフが悪い」からです。

 

こんな職場に勤めていませんか?
  • 残業している人が褒められる
  • 定時で帰ると嫌味を言われる
  • スタッフ全員残っているので帰れない雰囲気だ
  • 残業代で稼がないと生活が苦しい

 

これ、本当に深刻。

 

残業すると「仕事してる」

定時で帰ると「サボってる」

 

つまりは働いてる環境が悪いってこと。

そんな職場ではいくら頑張っても定時で帰るなんて無理なんですよね。

鋼のメンタルで無理やり帰るか、そういう職場ならさっさと辞めて転職した方がいいでしょう。

PT・OT・ST WORKERで探せばもっとマシな職場はあると思いますね。

 

まとめ:定時に帰れない理学療法士が抱える6つの原因

【定時で帰れない原因6つ】

  1. 仕事を始める時間が遅い
  2. 午前中に全力を出さない
  3. カルテを書くのが遅い
  4. 仕事を明日に回さない
  5. 無駄が多い
  6. 周囲のスタッフが悪い

 

これらの原因を取り除けば、おのずと定時で帰れるようになります。

しかし、職場の雰囲気や、定時で帰れない量の業務を与えられているようだと難しいかもしれません。

有給休暇が使えない上のサービス残業多発、そして昼休みが実質ない現状の職場もあるんだとか。

 

もしもそんな職場で働いていて「定時で帰りたいな・・・」と思っているなら転職を考えてみてください。

実際に私も20時まで仕事していましたが、転職をして17時半に帰ることのできる職場に勤めました。

 

定時で帰れるって本当にいいですよ!

18時半には風呂に入ってビール飲んでますからね。

21時には子供と布団の中です。

 

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