職場を退職する時に、できるだけ円満に退職できるようにしてください。
そうしないと、あなたは今後思わぬところで不利益を得るかもしれません。
「仕事を辞めたいけど気まずくなったらイヤだな…」
「すごく言いにくいな‥‥」
そう思うのも分かります。
今後も勉強会や退職手続きなどで会う可能性もあるので喧嘩別れなんてことになったら正直面倒。
退職金が減らされたり、源泉徴収票が追加でほしくなった時に発行してくれなくなるかも(※ちゃんと退職金も出ますし、源泉徴収も発行してくれますが気まずいだけです)
他にも喧嘩別れ(叩きつけるように辞表を出す)すると
- 周囲スタッフとも気まずくなる
- 罰を受ける可能性
- 信用を失う
- 転職が不利になるかも
といったデメリットもあります。
面倒ごとを減らすために、円満退職するのは必須事項であると考えています。
でも辞めるとなるとギスギスした関係になってしまうかも…と思いきや、なんとたった3つのポイントを抑えるだけで円満に退職できることが判明しました。
これはぼくが中間管理職になり、こういう風に退職してくれたらありがたいな、と感じたことですのでぜひ参考にして円満退職を目指してください。
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3年目の理学療法士が円満退職するために必要なこと
理学療法士が円満退職するために必要な事は3つあります。
【円満退職に抑えたいポイント】
- 辞める3か月前に報告する
- 引継ぎや受けた仕事を最後まで行う
- 最終日まで業務を全うする
よく考えれば当たり前のことですがなかなか出来ていない人も多いようです。
なぜなら、退職をすることに必死で周りが見えにくくなっているから。
退職する前に一呼吸おいて、しっかり周りの事を考えて行動してくれれば上司からも嫌がられず、円満退職できます。
上司が嫌がることをしなければ、何の問題もなく退職できるので安心してください。
円満退職のポイント①:辞める3か月前に報告する
円満退職するために必要なポイントの1つめは『早めに退職の報告をすること』です。
退職すると職場が嫌がる最大の理由は『人員補充が面倒』だから。
人員補充するためには広告を打って、希望者がいれば面接をして採用なら入職準備を、不採用なら再度広告を打つなど手間とお金がかかります。
しかも入職したら戦力になるまでまた時間がかかります。
すでに戦力になっているぼくたちを多花したくない理由は分かりますね。
ですので、退職までの時間を比較的長く取ってあげることで人員補充の期間を作りましょう。
労働基準法では2週間前に言えばよいことになっていますが、それを鵜呑みにして2週間前に病院に伝えると怒りを買います。
病院としても迷惑この上ないですからね。
だから法律で決まっているとしても、病院の事を考えて3か月前に伝えるのが誠意ある退職方法なのかな?と感じます。
円満退職のポイント②:引継ぎや与えられた仕事を最後まで行う
円満退職するために必要なポイントの2つめは『引継ぎをしっかりすること』です。
自分の担当している業務や、担当患者を新しい担当に振り分けなければならないのですが、この作業が意外と面倒なんです。
ましてや、元担当者であるあなたが「知ーらない、もう僕の仕事じゃないし」といって上司に丸投げしたら、そりゃもう怒り心頭です。
円満退職するには、自分の与えられた仕事を全うすることが超重要になります。
仕事を全うするというのは、仕事を最後までやりきることでなく、しっかりと後継人に引き継ぐところまでが含まれます。
もちろん、転職のみならず定年退職や左遷、解雇の場合も含まれますので最後まで仕事をやり切ってください。
円満退職のポイント③:最終日まで業務を全うする
円満退職するために必要なポイントの3つめは『最終日もしっかりと仕事をすること』です。
退職最終日は職場の挨拶まわりや片付け、雑用なんかで終わらせようと考えていませんか?
退職するその時間まで、あなたはその部署の一員なんです。
だから最後まで指定された単位数を取るなど、キッチリと仕事をしていきましょう。
昔の職場は外来で新患がドンドン来るところだったのですが、退職が決まった女性が「退職が近いし、担当変更すると患者に迷惑だから」という理由で新患に入らなくなったんです。
ひっきりなしに来る新患の対応するでもなく、既存の患者に介入するその女性はぼくたちの中でブーイングの嵐でしたね。
やっぱり最後までしっかり働くという姿勢を見せないと良い印象は与えられませんし、笑顔で送り出してもらえないと思います。
円満退職できなかったときのリスク
転職先や業界に悪評が広まる
もめごとを起こしたり、仕事を残したまま退職すると、業界内に悪いうわさが広がります。
理学療法士の転職先といえば限られてきますよね。
そんなに広い業界ではないので、退職する時の態度が悪ければ「無責任」「雇わないほうが良い」「トラブルがあった」などの悪いうわさが広まります。
そのうわさによって転職活動がうまく行かなかったり、仕事で不利益を被ることにもなりかねないので注意が必要です。
損害賠償請求される
退職する際にの引継ぎが不十分だったり、急に辞めたりすると以前勤めていた職場から損害賠償の請求をされる場合があります。
まぁそこまで多い事案ではないのですが、万が一の事態へ陥ることもあるので気を付けておく必要があります。
- 退職する際の引継ぎを十分行わず職場に損益を与えた
- 退職する際に十分な引継ぎ期間を設けなかった
- 十分な説明もなく、勝手に退職をすすめた
上記のような事態は、損害賠償が発生する可能性もあるので、円満退職はしておいたほうがいいと思います。
円満退職するなら誠実な態度で退職をすべき
常識的で誠実なふるまいをしていれば、円満退職はできます。
ほとんどの人が円満退職していると思いますよ。
良い人間関係を築いたまま次の職場に移り、その後も良い関係を持てたら良いですよね。
実際に私も、以前の職場のスタッフとたまに食事に行ったりしています。
もしも、ハラスメント等で円満退職が難しかった場合も、最後は我慢して上司や同僚へ感謝し、退職するほうがいいです。
なぁに、どうせもう2度と会わないので良い印象で終わらせておけば得ですから。
まとめ:円満退職に向けて抑えたい3つのポイント
【円満退職に抑えたいポイント】
- 辞める3か月前に報告する
- 引継ぎや受けた仕事を最後まで行う
- 最終日まで業務を全うする
以上の事を守れば、ギスギスしたり嫌味を言い割れたりすることなく退職することができるはずです。
しかし、何と言っても一番重要なのは日頃の行いが良いかどうか?だと思います。
遅刻や忘れ物が多かったり、言うことを聞かない、学ぼうとしないような人はどんなに頑張っても円満退職とはならないです。
常日頃から周りの人たちに気を配って、気持ちよく働ける雰囲気づくりを意識していけばよほどのことがない限り笑って送り出してくれるはずです。
円満退職の方法を考え、転職準備も進めよう
退職の報告は予定日の3か月前に行うほうが良いというのは前述した通り。
それと同時に転職準備も進めなければいけませんよね。
しかし、退職までにすることは本当に山ほどあって転職活動をする時間はありません。
そんな場合、転職活動を簡単で確実に進める方法が転職サイトの利用です。
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