理学療法士の転職は病院見学と面接を同時にしないほうが良い理由

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理学療法士として転職活動をしようとしたとき、病院見学をしますよね。

で、病院見学の予約を入れたときに「一緒に履歴書も持ってきてください」と言われることがあると思います。

これ、要注意です。

 

病院見学と面接は同時に行わないほうが良い理由

職場見学の意味とは?

職場見学をする理由って、みなさん分かっていますよね。

  • 病院がどこにあるのか確認する
  • どんな病院か確認する
  • 福利厚生を確認する
  • どんなスタッフがいるか確認する
  • どんなリハ室なのか確認する
  • どんな患者がメインなのか確認する

そう、病院見学は求人票では分からない様々な事を「確認する」ために行くんですよ。

 

そして、確認出来て「この病院で働いてみたいな」と思ったら面接へと移行するんです。

つまり、病院見学をして(1つでも2つでも3つでも可)その中で気になった職場の面接を受けるのが一般的です。

 

だから病院見学をしてそのままの流れで面接なんてことはあり得ないですし、してはいけません。

 

なぜ病院見学と面接を一緒にしてはいけないのか?

それはもしも面接をして「合格した時」と「不合格だった時」を考えれば分かります。

 

まだほかにも気になる病院があったのに、合格してしまったらどうでしょう。

「ほかにも気になる病院があるので…」と断るのも良いかもしれません。

では、そのほかに気になる病院が、そんなに良い病院じゃなかったら?

 

一度合格を貰っている病院に勤めたいと思っても、一度断ってしまった手前、「ここで働かせてください」とは言いにくいですよね。

先方はあなたが「断った」として合格を取り消してしまうかもしれません。

これはあまりよくないですよね。

 

また、不合格だった場合はどうでしょう。

なんかよくわからないうちに面接させられて、一方的に不合格を突きつけられたらムカッとしませんか?

今後の転職活動のモチベーションが下がってしまいます。

こっちは特に希望して面接したわけじゃないのに。

 

だから面接は全ての気になる病院を見学した後に行うべきなのです。

 

面接をしたら履歴書は返してくれない

基本的に面接に臨んでしまうと、履歴書は返してくれません。

なんか履歴書も一緒に持ってこいと言われたので、履歴書を丁寧に書いて、言われた通りに当日持っていきました。

そしたらなんか面接見たいのが始まって、履歴書は没収されます。

 

は?ってなりません?

 

面接のつもりじゃなくて病院見学のつもりで行ったのに、時間をかけて書いた履歴書は没収。

こんなことってあります?

 

履歴書を書くなら、本当に就職したいと思った職場に対して書くべきで、病院見学程度で履歴書なんか持っていく必要は無いんですよ。

そもそも、その病院の事を知るために病院見学に行くのに、志望動機もクソも無いですよね。

 

履歴書や職務経歴書を持参する意味

それでも、履歴書や職務経歴書を持参する意味はあります。

それは、あなたの経歴が分かるのでより正確な給与提示ができるということ。

 

求人票でよく見る「当社規定による」「経験を考慮」とは、経歴を見ないと分かりません。

だから履歴書も無い状態で、入職した時の収入を聞いても相手は答えられないんですよね。

 

そこで、履歴書を渡すことでより正確な収入を伝えてくれるので、それを加味して職場を選ぶことが出来ます。

とはいえ、せっかく書いた履歴書が没収されてしまうのもいやなので、病院見学の時はコピーした履歴書と職務経歴書を持っていく事をお勧めします。

 

面接ではないので、経歴を知るにはコピーで十分です。

改めて面接する場合は、原本をお渡しすればいいだけですから。

 

職場見学はたくさん行ったほうが良い

転職する際は、職場見学はできるだけ行ったほうが良いです。

見学するだけなのでそんなに緊張しないですし、多くの職場を見ることで良い部分と悪い部分が分かってきます。

 

私も写真で見たらよさそうな病院だと思ったら実際ばボロくて狭い施設だったり、給与提示が驚くほど低かった職場もあります。

でも探していれば良い職場も必ず見つかるので、諦めずに病院見学をし、転職活動をしていきましょう。

 

また、求人は自分で探すよりも転職・求人サイトに登録したほうがより多くの求人を探すことが出来るのでお勧めです。

職場の雰囲気やある程度の収入なんかも教えてくれるので、是非活用してみてください。