【高給・休日多い】地域密着型の訪問リハビリが人気を集めている理由

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今理学療法士に人気の訪問リハビリをご存知でしょうか?

ひと昔前では病院勤務が人気でしたが、今は訪問リハビリが人気だそう。

 

これからの時代、地域密着型の訪問リハビリがおすすめの仕事になります。

理由は、求人の数が多い上に高給料・休日と高待遇だからです。

理学療法士の働き口も病院から訪問看護ステーションへとシフトしていくことでしょう。

 

特に2025年問題と言われる社会保障額の急増により、病気になってから病院で治療するといった今のシステムから地域密着型の予防医療へと変化していきます。

訪問リハビリは、一度病気や怪我をした患者が再度入院しないようにフォローアップするという位置づけで、重要な役割を担うと言われています。

 

理学療法士にとって高待遇の理由

訪問リハビリは高待遇です。

新人でも普通に

  • 年収500万円以上
  • 年間休日120日以上
  • 賞与4ヶ月以上
  • 残業なし
  • 休日出勤なし

というレベルの求人がたくさんあります。

レバウェルリハビリPT・OT・ST WORKERなどで求人を検索すればわかりますが、その求人数も膨大です。

 

訪問リハビリの給料が高い理由

訪問リハビリの保険点数は、20分292点です。

病院でのリハビリでは、脳血管は245点、運動器が185点ということを考えるとかなり点数は高いです。

つまり、理学療法士1人あたりが稼ぐ金額が、病院に比べるとダントツに高いんです。

だから、理学療法士に与える給料も必然的に高くなるんです。

 

しかも、多くのステーションではインセンティブ制度があります。

月に80件以上訪問すると、81件目からは3000〜5000円のインセンティブが発生します。

1日5件訪問すれば、月に100件になりますのでインセンティブでプラス8万円もらえることになります(インセンティブ4000円の場合)。

これも高給の理由ですね。

 

訪問リハビリの休みが多い理由

訪問リハビリは、基本的に日曜日と祝日がお休みです。

また、ステーションによっては夏季休暇が3日、年末年始休暇が5日あります。

年間休日は117〜124日が多いようです。

病院と違い、しっかりと日・祝がお休みになるので、休日数は多くなります。

予約制であることも、休日をしっかりと取れる理由の1つです。

 

訪問リハビリがおすすめな理由

現在、医療費はかなり膨大な額になっていて、それを何とかしようとして登場した介護保険もパンク寸前になってしまっています。

平成30年には介護保険の総支出(自己負担も含む)が10兆円をこえ、それに伴い介護保険料も値上げし、今では初めて6,000円/月を越えるようになってしまったんです。

 

このままでは医療保険も介護保険も立ちいかなくなってしまうので、何とかしなければならない!と社会保障費削減の対策として地域包括ケアが始動したんです。

【地域包括ケア】
団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、「住まい」「医療」「介護」「予防」「生活支援」が切れ目なく一体的に提供される体制のこと。

 

要は高齢者が増え、医療費や介護保険費用がパンクしてしまうので市町村で高齢者を支え、できるだけ健康でいられる時間を長くしましょうよ!

という話です。

 

すると、「病気になってから病院に行く」から「病気にならない」ことが重要となります。

そして、すでに病気になっている方は「再発しない」「不自由な体でも家で過ごす時間を長くする」ことが重要になります。

 

そこで訪問リハビリが脚光を浴びているんです。

つまり、いまはめちゃくちゃ待遇の良い求人が、多く出回っている状態なんです。

訪問リハビリは、今が最高の状態であると言って過言ではありません。

 

訪問リハビリの特徴

訪問リハビリで生活の質を高める

地域包括ケアシステムの基礎にあるのは「支えあい」です。

税による公の負担を減らし、「自分のことを自分でする」という当たり前のことをしていくことを目指します。

 

在宅での生活を支えるのが、ケアマネージャーや介護士を筆頭に、我々のような医療の専門家。

しかし現代では「支えあい」をしようにも地域での繋がりが乏しいので、訪問リハビリのようなサービスが今後大きな市場を掴んでいくと考えられているんです。

今後の高齢者向けサービスの市場規模は2025 年には101.3兆円規模になると見込まれています。

参考|MIZUHO

 

まだまだ伸びしろが十分であり、理学療法士として収入やスキル、人脈を増やすために訪問リハビリは非常に適しているんですね。

 

地域密着型の予防事業が発展していく

2025年に団塊世代が75歳以上になり、高齢者がドッと増えていきます。

そうなると医療費や社会保障費が拡大するのは目に見えているので、地域で高齢者を支える働きが重要になってきます。

 

健康寿命と言いますが、寝たきりになるまでの期間をできるだけ長くしようとする働きや、予防リハビリに取り組もうと働きかけたり、地域はすでに動いています。

 

日本理学療法士協会も、介護予防推進リーダー地域ケア会議推進リーダーというような講習会・資格を用意しているくらいですから。

 

このような予防事業が今後発展し、大きな事業として普及していくことが予想されます。

今から訪問リハビリなどで経験を積んでおけば、これからも日本で理学療法士として働くことを考えると非常に有利になるのではないかと考えられます。

 

理学療法士が訪問リハビリで働くメリット

患者、利用者のご自宅に伺うことになるので、そのメリットは以下の通りになります。

訪問リハビリのメリット
  • どんな生活をしてるのか知れる
  • どんなことに困っているのか知れる
  • 家族の意見を聞ける

 

これらは病院ではなかなか聞けないし、見れない真実です。

これを知ることができて、かつアプローチできるのは非常に大きなメリットではないでしょうか。

 

また、訪問リハビリはお給料もいいです。

病院では脳血管疾患の患者に対し、20分で2450円の利益が出ますが、訪問リハビリは20分で2920円の利益になります。

運動器疾患だろうが、廃用症候群だろうが、全員です。

 

そのため非常に稼ぎやすいのもメリットの1つと言えますね。

 

理学療法士の将来に不安を感じているなら、訪問リハビリを選択するのも1つの手段です。

今後、必ず伸びていく分野です。

 

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