
理学療法士として働くけどどうやって働いたらいいんだろう?
新人がやっておくべきことって何かないかな?
【この記事で分かること】
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新人理学療法士が実践することでほかの新人より1歩リードするポイント
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新人理学療法士が何をすべきか?
入職
めちゃくちゃ緊張しますよね。
今までは学生という守られた空間の中から、急に社会という自己責任の空間に飛び出すわけですからかなり困惑すると思います。

ぼくも新人の頃はいろいろ不安が多かったなぁ。

新人さんはみんな不安だよね!
そんな新人理学療法士に向けて、新人としての働き方を考えてみましょう。
どうすれば、職場に慣れることができるのか?入職したての頃は何をすればいいのか?
そういった面からお話をしていきます。
新人にだって強みや戦い方はある!それを記した記事がこちら

入職時~5月までに抑えておきたいポイント
理学療法士として入職したとしても、免許が届くまではリハビリは出来ません。
患者への介入ができないので、この期間は『見学』『リハビリ補助』といった仕事が中心になると思います。


全員そうだから心配しないで!


ぼくはこの時期にすでに辞めたいと思ってたよ…


早すぎぃ!
仕事がないというのはかなり辛いですが、みんなそうなので気にせずやるべきことをやっていきましょう。
新人がこの時期にやるべきことは2つ!
- スタッフ(他部門も含め)の名前を覚える
- 職場のルールを理解する
詳しく説明していきます。
スタッフの顔と名前を覚えよう!
新人がまずすべきことは『スタッフの顔と名前を覚えること』です。
仕事を覚える以前い最優先することなので、全力でスタッフの顔と名前を憶えてください!


スタッフの顔と名前を覚えることで、質問がしやすくなるよ。
さらにスタッフの名前を呼んで教えを乞うことで、先輩PTから可愛がられるようになるんだ!


ここでアドバンテージを作っておきたいね!
まずは理学療法士の先輩の顔と名前を覚えたら、その次は病棟の看護師の顔と名前を覚えましょう。
病棟の看護師は全員覚える必要なくて、なんとなく覚えやすそうな人に狙いを定めて2~3人覚えるといです。
- 看護課長
- 看護主任
- 話しかけやすそうな人
この3人でいいと思います。
看護師は理学療法士の新人なんて覚えようともしません。
しかし、こちらから看護師の顔と名前を覚えることで、相手も覚えてくれます。
理学療法士の先輩もそうですが、相手の顔と名前を覚えるということで自分の顔と名前も覚えてもらうことができます。
まずは積極的にスタッフの名前を覚えることで、自分をアピールできるのでほかの新人から一歩リードすることが可能!
職場のルールを理解しよう!
職場にはそれぞれルールがあります。
- 職務規律
- 課内ルール
- 法的ルール
そういったことをまずは把握しましょう。


新人が主に必要なのは『電話の受け答え』『職場ルール』『やっていこと、悪いこと』などかな


先輩を見習って動けば間違いないし、分からなかったら聞いてね!
患者との対応で押さえておきたいポイント
5月近くなると、徐々に患者に触れる機会も多くなります。
そうなったときに、学生時代の実習のように振舞ってもおそらくダメ。
実習中は指導者が前もって患者さんに承諾を取り、情報をあなたに提供し、実施プログラムの確認をしていましたね?
それを、これからはあなたが1人でしなければならないのです。
患者さんに会う前に情報収集をしておこう
情報は非常に重要な評価項目になります。
カルテやサマリーを確認し、どんなことでもいいからチェックしましょう。


このカルテの確認に30分くらいかけてもいいレベル


それはさすがに長すぎない?
主に必要な情報は
- 疾患名
- 既往歴
- 社会歴
- キャラクター
- ADL能力
など。
ここでは書ききれないので、別記事にしますね。
>>新人理学療法士が初めての患者を持つときに必要な情報
ある程度の情報を持ったら、患者のイメージを膨らませて『どう接したらいいか?』などをイメージします。


まぁ初めての合コンと同じだよ


ほんとに?


行ったことないからしらないけど
この時、先輩の名前を憶えていてすでに信頼できる人がいる場合は、その人にガンガン質問や相談をしていきましょう。
先輩だって、新人を無下にすることはないと思いますよ。


おぉ…!名前を覚えるという行為がここで役に立っておる!


名前を憶えて先輩との信頼関係を確立できていれば、ここでも優位に立てるよね。
明るく笑顔で接しよう
患者さんからすると、10年目の理学療法士だろうが新人の理学療法士だろうが関係ありません。
どちらも立派なリハビリの先生です。
そんな先生が、オドオド・ビクビク・自信がなさそうにしていたらどうでしょう?


新人が不安なのも分かるけど、患者さんのほうが不安でいっぱいだからね!


そんな患者さんの不安を煽るようなことはしないでね。
患者に接するときは
- 明るく
- 笑顔で
- 目を見て
- ハキハキと
接するようにしましょう。
患者との信頼関係を築けるかどうかも、ここにかかってきます。
先輩が送る、新人理学療法士が大切にしてほしいこと
新人理学療法士は、やることがたくさんあります。
そのプレッシャーに押しつぶされないように、ここでは新人がやるべきこと、大切にしてほしいことをお伝えします。
焦らず、じっくり仕事に慣れていこう


先輩みたいに仕事ができない!


当たり前です
新人のうちになんでも成功する人は少ないです。
失敗して当たり前ですし、先輩に劣って当たり前。
- 患者から拒否された
- 患者が言うことを聞いてくれない
- 仕事の期日が間に合わない
もうね、当たり前。
そうやって失敗しながら大きくなってください。
だれも新人の失敗を咎めません。


責任は僕たち上司や先輩がとるよ。


新人さんは慌てないで、じっくりと学んで力をつけていってほしいな。
▼自信のない新人さん向けにも記事を書いています▼



広く浅い知識を仕入れていこう
新人が知識を仕入れようとしても、ほんの2か月ほど前までは学生でした。
深い知識を得ようとしても失敗することが多いです。
まずは様々な知識を浅く仕入れていくことをおすすめします。


かといて、整形外科に勤めてるのに脳神経の勉強をしてもダメだよ


自分の仕事に合った勉強をしようね!
まずは広く浅く知識を仕入れることで、何か仕事で問題が起こった時に


あ、これってあの時学んだ時にかじった気がする!
と、ピンとくればその時に勉強した資料なり教科書なりを調べればいいんです。
広く浅く仕入れた知識は、あなたの脳の中で『もくじ』となるので、情報が必要な時に調る手間が省けます。
そうやって徐々に深い知識を付けていくことができるので、まずは浅い知識をドンドンつけていきましょう。
色々な人に話しかけ、接しよう
新人理学療法士は分からないこと、知らないことが多くあります。
でもここで焦ってはいけません。新人は知らなくていいんです!
でも『知らないまま』ではいけませんね。
知らないことをきちんと『聞けるスキル』を磨きましょう。


新人の最初の仕事は『いろいろな人に聞くこと、話すこと』であると言ってもいいくらい。


理学療法士はもちろん、患者さんや他部門のスタッフにも積極的に聞きに行こう!
積極的に話すことで、好感度や信頼度もグッと上がってくるはずです。
話す能力が今後必要だ!ということを語っている記事がこちらになりますので、新人はよく読んで見てください!


もしも仕事が合わなかったら我慢せず相談してください
新入職員だって、仕事をし始めてからその職場が合わないかも…?
と、悩むことがあります。
新人は3年頑張れ!とよく言われますが、合わないもんは合わないのでしょうがないです。
楽しくない職場で3年間を棒に振るより、自分に合った職場を探してもいいんじゃないかな?
そういう新人も増えてきているみたいね
▼新人で転職して楽しい生活を手に入れたPTのインタビュー記事



じゃあどこに相談するの?というと、転職サイトに相談してみましょう。


我々、転職エージェントがあなたの悩みの相談にのりますよ!
転職エージェントは、何人もの理学療法士の悩み相談にのってきています。
職場のパワハラや、年収相談、子育ての悩みなど…。
もしも新人だったとしても、仕事の悩みがあって困っているのであればぜひ相談してみてください。
転職させれれるかもしれないと思うかもしれませんが、ぜんぜんそんなことありません。
今の職場での状況などを親身に聞いてくれるので、転職以外の解決案もきっと出してくれるでしょう。


おまちしております!
マイナビコメディカルは相談員の質と人数が豊富で、様々な悩みを解決してくれるスペシャリスト集団です。『ほかに良い職場があるかもしれない』そんな思いがあればマイナビコメディカルに相談してみるのもいいでしょう。
メドフィットは仕事に悩む新人へのアドバイスも親身に受け答えてくれます。『なんとなく仕事が合ってない気がする…』『新人だけど辞めたい!でも根性なしと思われるのもい嫌だ!』というような相談まで受けています。仕事で悩んだらぜひ相談を!