定時退社するとどんないいことがあるの?
残業代をもらう以上のメリットってあるのかな。
【この記事でわかること】
-
定時退社のすばらしさを存分に理解できる
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残業していると気づかない、定時退社の意外な事実を知る
みなさん定時退社できていますか?
そもそも、なんで定時退社できないのだろう…
その理由はいくつかありますが、なぜ理学療法士は残業が多い?PTと残業の異常な関係性を徹底解説! >>>にまとめていますのでぜひご参照ください。
さて、「定時で帰ることのできない理学療法士」が多い中、私は5年くらい定時で帰り続けています。
すると、いろいろなものが見えてくるんですねぇ…。
今回は、定時で帰ることで得られるメリットと、残業する人が意外と知らない情報をまとめてお送りいたします。
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- 理学療法士が定時退社することで得られるメリット
- 定時で帰るメリットNo.1:明るいうちに帰れる
- 定時で帰るメリットNo.2:休みが増えた気になる
- 定時で帰るメリットNo.3:道路がすいてる
- 定時で帰るメリットNo.4:スーパーのタイムセールに間に合う
- 定時で帰るメリットNo.5:夜の映画、レイトショーに余裕で参戦!
- 定時で帰るメリットNo.6:ゆっくりとお風呂に浸かれる
- 定時で帰るメリットNo.7:積ん読(つんどく)がなくなる
- 定時で帰るメリットNo.8:上司からの評価が上がる
- 定時で帰るメリットNo.9:仕事量が減る
- 定時で帰るメリットNo.10:居酒屋が選び放題
- 定時で帰るメリットNo.11:飲み会の終わりがめちゃくちゃ早い
- 定時で帰るメリットNo.12:自己意識を高める!習い事に参加できる
- 定時で帰るメリットNo.13:白髪が減る
- 定時で帰るメリットNo.14:痩せる
- 定時で帰るメリットNo.15:好きなことができる
- なぜ定時退社できない?理学療法士の残業の実際
- 残業していると気づかない、定時退社の意外な事実
- まとめ:定時退社するメリット云々出なく、定時退社は普通のこと!
理学療法士が定時退社することで得られるメリット
理学療法士として3年間、定時で帰り続けているぼくが感じた『定時退社のメリット』をお伝えします。
とはいえ、みんな知っているようなメリットを話しても面白くありませんよね。
【みんな知ってるメリット】
- 定時退社で自由な時間が増える!
- 定時退社で仕事の密度が上がる!
- 定時退社で家族との時間が増える!
そんなのね、当たり前なんですよ。
残業時間がプライベートの時間に代わるわけですから。
この記事では、いま挙がったようなメリット以外に、実際に感じたメリットをお伝えしたいと思います。
結論を言うと、マジで定時で帰ったほうが良いと思いますよ。
定時で帰るメリットNo.1:明るいうちに帰れる
意外と知らないかもしれませんが、明るいうちに帰れるってすっごい気持ちのいいことなんですよ。
17時終わりの仕事であれば、真冬でも少し明るいですからね。
女性なら帰り道に怖い思いをしなくて済みますし、何より職場を出たときにまだ日があるとすごく得した気分になります。
職場を出るときにいつも真っ暗な人には、この気持ちが分からないんだろうなぁ…。
定時で帰るメリットNo.2:休みが増えた気になる
今まで21時に家に帰っていた人が、急に18時に家に着いたらどうなると思います?
0時に寝るとして、自由時間が3時間から6時間に増えるわけですよ。
これってちょっとした『半休』と同じですからね。
ぼくが定時で帰り始めたときには、家に帰ってビール飲んでひと眠りしても、起きたらまだ20時とかですからね。
全然余裕!寝落ちしても全然余裕!
そこから風呂に入って吉野家に行っても全然余裕!
この時間的余裕は本当に驚きました。
休日が増えたような錯覚に陥りますから。
定時で帰るメリットNo.3:道路がすいてる
これは車や電車通勤している人のメリットですが、定時で帰った場合道路はめちゃくちゃ空いてます。
まだみんな仕事している時間に帰るわけですからね。
早退してるようなもんですよ。
帰宅ラッシュってなに?
みたいな感じで国道に交わる道路も空いてますし、電車なんて100%座れます。
特に17時に定時退社できる職場は無敵です。
定時で帰るメリットNo.4:スーパーのタイムセールに間に合う
スーパーがお惣菜を安くし始めるのは17時以降と決まっています(元スーパーでバイトしていたので知っている)
だから定時で帰った場合、お惣菜はガンガン値引かれる真っ最中。
メチャクチャお得です。
定時で帰れず、少し遅れて参戦しようものならゴミみたいなお惣菜しか残っていないという悲しい状況になります。
いつもは1280円の寿司が640円で買える幸せを知ってほしいなぁ。
定時で帰るメリットNo.5:夜の映画、レイトショーに余裕で参戦!
映画好きなぼくですが、お金がないのでもっぱらレイトショーを楽しんでいます。
昔は、仕事終わりにコンビニでおにぎりを頬張って21時からの映画に駆け込んでいましたが、定時で帰れるようになってからはそんなことはしません。
どこかのお店でのんびりを食事を取り、その余韻に浸りながらレイトショーでリラックスしながらゆっくりと流れる時間を楽しむ。
そんな贅沢な日を今でも月に1度ですが楽しんでいます。
定時で帰るメリットNo.6:ゆっくりとお風呂に浸かれる
これ、意外と認識されないのですが、お風呂にお湯をためて30分くらいかけて入浴できるというのはすごくいいメリットだと感じました。
21時に帰っていた時代は、できるだけ風呂はサッと終わらせて自分の趣味の時間に当てたいと考えていましたが、定時で変えると時間はメチャクチャありますのでのんびりと湯船につかることができます。
ぼくはお気に入りの本を持ち込んでお風呂で読むのが好きです。
これが欲しい…
めっちゃ楽そうだし、お茶置きもあるので長湯に最適!
定時で帰るメリットNo.7:積ん読(つんどく)がなくなる
読もうと思った本がドンドンたまり、読まないうちに積まれている状態
時間はたくさんありますからね。
読書に当てる時間も増えるんです。
ぼくは入浴中と、入浴後の一杯の時に読書をしますので溜まっていた本がドンドン消化されていきます。
また新しい本を買うときに、「まだ家に読んでない本がたくさんあるんだよなぁ…」という罪悪感がなくなりますね。
定時で帰るメリットNo.8:上司からの評価が上がる
意外と知られていないのですが、上司が優秀だと定時で帰るスタッフの評価はかなり良くなります。
上司はさらに上司から『残業代削減』というミッションを与えられていることが多く、それを達成できないと上司はさらに上司からの評価が下がってしまいます。(分かりにくくてすみません)
上司にとって、残業するスタッフは『厄介者』なのかもしれませんよ。
残業する人が職場に貢献している!と思われる時代は終わりました。
今は定時で帰る人が、職場に貢献していると思われる時代です。
定時で帰るメリットNo.9:仕事量が減る
定時で帰ることを続けると、『彼は定時で帰る人』とう認識を周りのスタッフに持たれることになります。
そうすると、仕事終わりに仕事を振られる可能性がグッと下がることになります。
つまり、余計な仕事が減るということ。
同じ給料を貰うんであれば、仕事量は少ないほうが良いに決まってますよね。
定時で帰るメリットNo.10:居酒屋が選び放題
定時で帰ると、居酒屋に行ってもガラガラです。
いつもは混雑してるあの店も、人気のあの焼き肉屋もだ予約なんかしなくても、好きな店に、好きな人数で駆け込むことができます。
特に駅近の職場だった場合、飲み屋選びに悩んだり、どこも満席で夜の街を彷徨ったりといったことがほぼありません。
定時で帰るメリットNo.11:飲み会の終わりがめちゃくちゃ早い
17時に定時で上がり、18時から飲み会をセッティングすると、2時間飲み放題の居酒屋で飲み会をしても終わるのが20時です。
めちゃくちゃ早くないですか?
0時を回るまで深酒をするなんて全然スマートじゃないですよ!
21時までに飲み会は終わらせて、帰って風呂に入って…ふと時計を見てもまだ22時前後。
すごく得した気分です。
定時で帰るメリットNo.12:自己意識を高める!習い事に参加できる
今となっては仕事帰りに習い事をする人も珍しくなくなってきました。
定時で帰ることで、自分の趣味やスキルアップを目指した習い事にも参加しやすくなります。
残業の後に習い事をするなんて体力的にも精神的にも厳しいですよね。
定時で帰るメリットNo.13:白髪が減る
ストレスですね。
残業によるストレスですよ!
白髪がね、めっちゃ増えたんですよ!
まだ20代だったのに!
白髪染めしてましたから!
シエロは1回使っても余りを次に持ち越せるからお得!
カラーは数字が低いほど明るいので、ぼくはいつも【2か3】を使っています!
でもね、残業をやめたらね、白髪が無くなったんですよ!
30代半ばなのに!
原因はたぶんストレスですよね!
定時で帰るメリットNo.14:痩せる
ストレスですね。
残業によるストレスですよ!
体重がね、めっちゃ増えたんですよ!
まだ20代だったのに!
体脂肪率もドンドン増加!
やけ食いですかね?それとも、遅く帰ってから食べる炭水化物が良くなかったのかな?
でもね、残業をやめたらね、ちょっと痩せてきたんですよ!
ドカ食いもなくなったし、夜にカップ麺とおにぎり2個みたいな食生活がなくなったからですかね?
これもたぶんストレスからくるやつですよね!
定時で帰るメリットNo.15:好きなことができる
定時で帰ると家についてから寝るまでの時間が6時間ありますから。
月に180時間も自由な時間があるんですよ。
好きなことに没頭できる時間が増えたのはすっごく大きなメリットです。
そして、こんな感じでブログもかけています。
こうした自由な時間に自分の好きなことをできるというのは本当に素晴らしいことだと思います。
定時退社するようにならなければ、たぶんここで挙げたメリットのどれもが中途半端で、よけいイライラしていたんじゃないかな。
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なぜ定時退社できない?理学療法士の残業の実際
理学療法士って定時で帰れる仕事のはずです。
でも、実際に残業が0時間の理学療法士はたった20%に過ぎない、という事実を知ってください。
理学療法士の残業のデータはこちらの記事に詳しく書いてあります。
また、残業時間も日本と他国ではかなりの差があるようです。
アメリカ:35分/日
フランス:30分/日
韓国:45分/日
なんで日本人は残業をこんなにもたくさんしてしまうんでしょうか?
日本人という人種が、周りに流されやすい!
日本人は周りに流されやすいです。
だれかが残業をすると、それに倣って自分も残業をしだしてしまいます。
このようなコピペを知っていますか?
豪華客船が沈没して、多国籍の人々が、救命ボートに乗りました。
しかし定員オーバーで、男の人たちに降りてもらわないと沈んでしまいます。
そこで、人々はアメリカ人に対しては、
「あなたはここでヒーローになれる」
と言いました、アメリカ人は、ガッツポーズをして海に飛び込みました。次にイギリス人に対して
「あなたは紳士だ」
と言いました、イギリス人は、うなずいて海に飛び込みました。ドイツ人に対しては
「あなたは、飛び込まなくてはならない、それがルールだ」
と言いました、ドイツ人は納得して海に飛び込みました。日本人に対しては
「あなた、飛び込まなくていいんですか?ほかの男の人は、みんな飛び込みましたよ」
と言いました、すると日本人は、左右を見渡すと慌てて海に飛び込みました
このように国によって性格が違います。
日本人は『周りがやってるよ!』と言われると、そのマネをしたくなる、悪く言えば『自分の意思を持たない民族』なのだ!
日本人は周りに流されやすいです。
しかも、その相手に権力があるほど、その思い込みをしやすいという傾向があります。
上司が残業をしていたら、あなたはきっとこう思うでしょう。
「私も残業しなきゃ!」
それが日本人の国民性なんです!仕方ないんです。
でも、だからといってダラダラと残業してても良くないですよね。
もしもあなたの職場が残業しないといけないような雰囲気でも、定時で帰るための対処法がありますのでこちらをご覧ください。
残業していると気づかない、定時退社の意外な事実
今までは定時退社をすることで得られるメリットをお伝えしてきましたが、最後に定時退社をしてみて気づいたことをまとめてみました。
残業してたらなかなか気づけないことが多いので、残業ばかりの人はちょっと読んでみてください。
定時で帰っている人はめちゃくちゃいる
残業をしているときはあまり気づかなかったんですが、定時で帰ってる人は多いです。
あなたの職場の部署には、定時で帰っている人は少ないかもしれませんが、会社全体でみると物凄い数の人が定時で帰ってます。
それを知ると、定時で帰るのが悪い!なんて思わなくなりますし、むしろみんな定時で帰ってるから自分も帰ろう!と思います。
半数以上の人が定時で帰っている!
ある調べでは、定時で変えている人の割合は全体の51%程度とのこと。
これを多いと考えるか、少ないと考えるかはあなた次第ですが、ぼくは意外と多いな!という印象です。
これだけ働いている人がいて、サービス残業の問題などがあるにもかかわらず、半数以上の人が定時で帰っているんです。
つまり、残業をしているあなたは少数派なんだよ!ということに気づいてください。
まとめ:定時退社するメリット云々出なく、定時退社は普通のこと!
定時退社することのメリットをお伝えしてきましたが、そんなメリットがあろうがなかろうが定時退社することは当たり前の事です。
定時退社をする社員を優遇せず、残業を推奨する企業はこれから衰退の一歩をたどるでしょう。
以前の記事にも書いたように、労働基準法を大きく逸脱して精神を病んでしまったり、命を立ったりするケースも増えてきています。
もしも、あなたの職場が残業を推奨していたり、定時で帰れない雰囲気だったら転職することをおすすめします。
そんな職場にしがみついていても仕方がないですし、良いことはありませんから。
あなたのこれからの人生の為にも、よく考えてみてください。
定時で帰ることがメリットがある!とかそういう問題ではなく、定時で帰ることが普通である!という認識をみんなにもってもらいたいですね。