【理学療法士の面接対策】よく聞かれる質問と答え方を採用担当に聞いた

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面接って緊張しますよね。

  • 何を聞かれるのか
  • どう答えたらいいのか

分からず不安な人も多いはず。

新卒の就職や、転職で避けて通れないのが「面接」です。

採用したい!と思わせる理学療法士(PT)の「志望動機」簡単な書き方>>>で読まれやすい志望動機の書き方をお伝えしましたが、あくまで採用するかしないかは「面接」で決まります。

 

人は第一印象で7割が決まるそう。

良い志望動機を書けば、この7割が好印象に傾いているはず。

さらに面接官と対峙することで、良い印象を与えて一気に採用まで持っていきましょう!

 

採用されやすいポイント
  1. 身だしなみ
  2. 話し方
  3. 答え方

 

これが合わされば完璧です。

この記事では採用担当者への取材をもとに、理学療法士の面接でよく聞かれる質問と、印象が良い答え方をまとめました。

最後には、無料で面接練習ができる転職サイトも紹介します。

 

【関連記事】

面接や履歴書の書類選考で採用は決まっている?人事担当にいろいろ聞いてみた!>>>

 

理学療法士が面接で質問される前に見られているポイント

  1. 採用されやすい身だしなみ
  2. 採用されやすい話し方
  3. 採用されやすい答え方

この3つのポイントを押さえましょう。

 

①採用されやすい身だしなみ

身だしなみは第一印象に最も関与します。

どんなに素晴らしい人でも、身だしなみが悪ければ良い印象は与えられません。

特に医療関係の場合、清潔感が重要となってきますので一つ一つチェックしていきましょう。

身だしなみ10のチェックポイント
  • 髪の色は「黒」または暗めの「茶」
  • 髪の長さは肩にかからないようにするか結う
  • ピアスなどは外す(小さめなら可)
  • 化粧は薄め、ひげは剃る
  • スーツは「黒」または「紺」
  • ソックスは「白」またはストッキング
  • 靴は「黒」または「紺」
  • ネクタイは派手すぎないもの
  • バックは派手すぎないもの(リュックやトートバックも可)
  • 腕時計はなくても支障ない

 

相手に不快感を与えない身だしなみを心がけることで、面接で成功する可能性は高くなります。

医療従事者になるのであれば、清潔感には最高レベルに気を使ってください。

スーツのシワや靴の汚れ、整っていない髪では好印象は与えられないでしょう。

 

面接時の身だしなみはこちらの記事で詳しく解説しています

転職の面接は服装が合否を左右する!不採用を避ける必勝ルール

 

 

左が採用されやすい

 

いまや様々な人がおり、個性の時代であると言われています。

しかし、医療系に限らず面接で「個性」を出すのは受け答えだけにしましょう。

服装で個性を出しても落ちる可能性が高くなるだけです。

 

あなたが採用する側だったらどう思うかを考えてください。

見た目で判断されて落とされるなんてもったいないですよ。

 

また、面接時の服装が決まっていない場合もあります。

こういった場合、基本的にはスーツにするかチノパンにジャケットのような恰好にすべきです。

 

「自由」をはき違えてはいけません。

自由=一般的に常識ある服装である必要があるので、悩んだらスーツ一択にしましょう。

 

②採用されやすい話し方

採用されやすい話し方のポイントは3つです。

 

  1. 答える前に「はい」と言う
  2. 結論を先に言う
  3. 最後までハッキリと言い切る

 

意外と出来ていない人が多いので注意しましょう。

 

①答える前に『はい』と言う
病院
病院

趣味はなんですか?

女性1

はい、私の趣味は毎朝ウォーキングをすることです

答える前に「はい」と1テンポ置くと、相手が聞き取りやすくなります。

しゃべる前に「あ、それはですね…」と「あ、」を入れるのと同じような効果があります。

また、質問を確認しました、という合図にもなるので好印象を与えることおができます。

 

②結論を先に言う
病院
病院

ウォーキングはなぜ始めたんですか?

女性1

はい、それは健康のためです。はじめは夜に歩いていたのですが~…

質問に対してまず結論を先に言います。

そのほうが理解しやすいですし、話の構成も立てやすいです。

 

 

③最後までハッキリと言い切る
病院
病院

ウォーキングの良い所はなんですか?

女性1

はい、気分がスッキリして1日の活力になる所です。

「~だと思いまして…。」とか「~ですので。」

など、ハッキリしない終わらせかたをしてはいけません。

面接に慣れていない人が失敗しやすい例で、面接官に「自信が無い」という印象を与えてしまいます。

 

③採用されやすい答え方

面接で聞かれることは大体決まっています。

そして、その解答も大まかに決まっています。

 

よくある質問7つと、その答え方は次項で詳しく解説します。

 

 

理学療法士の面接でよく聞かれる質問7選と答え方

よく聞かれる質問7選
  1. なぜ当院を志望したのですか?
  2. 一生懸命取り組んできたことは?
  3. 今関心を持っていることは?
  4. 長所と短所は?
  5. 当院でやりたいことは?
  6. 理学療法士を目指した理由は?
  7. 何かご質問はありますか?

それぞれの意図と答え方を解説していきます。

なぜ当院を志望したのですか?

志望動機を求められています。

基本的に履歴書があるので、その志望動機と照らし合わせて「本当に自分の考えを持っているのか」を確認する作業です。

だから履歴書の内容に沿ってお話をしていきましょう。
採用したい!と思わせる理学療法士(PT)の「志望動機」簡単な書き方>>>

 

女性2

当院の○○に興味があり、その分野のスペシャリストになってみたいと考え、志望しました。

 

 

一生懸命取り組んできたことは?

あなたの「ひたむきさ」と「個性」を見ます。

ボランティア活動などは好印象ですが、それだけでは弱いので、なるべく具体的に出していきたいですね。

遊びやスポーツなど、いろいろなことが考えられる質問ですが、究極は「その分野にいかに真剣に取り組んだか」という所なので目いっぱいアピールしましょう。

 

女性2

私はロードバイクが大好きで、ツーリングにもよく参加しています。
1日100kmくらい走ることもあるんですよ。

  • ハワイが大好きで「ハワイアンジュエリー」を自分で作成している
  • 運動学だけは100点を目指して勉強してきた

など

 

今関心を持っていることは?

これも医療系に特に関係なくてもいいのですが、あまり大きく外れても良くありません。

あと政治的な問題なども避けるほうが良いです。

 

女性2
女性2

ロボットスーツに興味がすごくあり、東京ビックサイトの展示も見てきました。

  • 東京オリンピックに興味がある
  • NBAに興味がある

など

 

長所と短所は?

「自己分析力」を見ています。

長所を言うのは「照れくさい」し、短所を言うのは「気が引ける」と感じますよね。

でもここではズバッと伝え、「自分」という人間をいかに客観的に把握できているかを伝えましょう。

 

女性2
女性2

私の長所は、何事にも集中できることで、短所は集中しすぎて周りが見えなくなってしまうことです。

 

短所は伝えるだけでなく、そこから長所に繋げられるようにするといいですね。

 

  • 短所は飽きっぽい所ですが、おかげで色々な事にチャレンジできています。
  • 短所は忘れっぽいことなので、メモを活用しています。嫌なこともすぐに忘れられるので私は長所にもなると思います。

 

当院でやりたいことは?

「将来性」を見ています。

具体的な「未来の自分」をイメージして答えましょう。

「この職場をステップとし、さらに大きな病院に行きたい…」とは思ってても言っちゃだめですよ。

 

女性2

ゆくゆくは学生の指導をしていきたいです。

  • 役職についてリーダーシップを発揮していきたい
  • 1つのことを極めていきたい
  • 勉強会を開きたい

など

 

理学療法士を目指した理由は?

根本的な質問ですが、意外と答えられないような気がします。

就職先の面接で聞かれるというより、学校の入学面接で聞かれるイメージですが「病院側が特に質問が無くなった場合」に聞かれることが多いようです。

特に新卒の場合は聞かれることが多くなりがちです。

 

女性2

高校の時にスポーツで怪我をした時にPTを知り、そこから目指すようになりました。

怪我をしてリハビリを受けて目指した、というのは鉄板です。

自分がなぜ理学療法士を目指したのかは、自分で答えられるようにしておきましょうね。

 

何かご質問はありますか?

面接の最後に聞かれる質問です。

「特にありません」と答えてはダメです。

 

興味を持ってないのかな?と思われてしまいます。

給料や休日など、聞きにくいかもしれませんが、しっかりと聞いておきましょう。

 

女性2
女性2

貴院が求める理学療法士像を教えてください

こんな質問ができたらカッコいいですよね。

 

理学療法士の面接での質問対策「慣れ」が重要!

面接対策の為にいくつか解答を出しましたが、それを覚えているだけでは面接で失敗します。

やはり、実際に面接形式で質問をしてもらい、それに答えるといった「経験」を積むことが必要です。

 

転職サイトに登録することで面接対策を無料で行ってくれるところもあるのでぜひご活用ください。

 

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