
理学療法士は、頭が良くないとなれないの?
理学療法士は、運動神経なくてもいいの?
【この記事で分かること】
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理学療法士になるために必要な能力
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どんな人でも理学療法士になれる可能性があるということ
理学療法士を目指している人はどんな人でしょうか。
勉強が出来ないとダメ?運動ができないとダメ?
特に勘違いされやすいのが、運動音痴は理学療法士になれないのでは?という意見。

運動療法を実践する仕事ですから、そのような誤解も生まれてくるのですがそんなことはありません。
理学療法士になる為には
- 小中高と良い成績を取る
- 運動部に入っていた方が良い
ということは全くありません。
理学療法士になるために必要なものは2つ。
- 一生懸命勉強ができる
- 怠けない
これだけです。
この2つを3年、または4年続けた者は、ほぼ100%理学療法士になれます。

そう、たとえ高校時代に成績が悪くてもね。
▼理学療法士の仕事の疑問に答えた記事▼

頭が悪くても理学療法士になれる!
理学療法士には頭が悪くても、一生懸命勉強できればよいのか?というと、
YES
理学療法士になるためには養成校に通う事が必須条件です。
養成校は
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大学
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短期大学
-
専門学校
と3種類ありますが、全てにおいて入学試験があります。
もちろん、学校によって格差はありますが、この試験に通らなければ理学療法士の学校に入れません。
ということは、この試験に通る程度の学力は必要!ということですね。
ふつうに高校を卒業できるレベルの頭があるということなので、養成校に入れるレベルであればあまり問題にはならないと思います。
▼養成校に必要なお金の記事▼

運動はできなくても大丈夫!
運動も普通に体育をこなせるレベルであれば問題ありません。
あまりに運動音痴でも理学療法士になれると思いますが、自分ができない運動を人に教えるというのはできませんから、それなりに苦労するでしょう。
- ボールつきが出来ない
- ボールが投げられない/取れない
- 止まっているボールを蹴れない

このレベルでは苦労すると思います。
- スキップができない
- 10m泳げない
- 縄跳びができない

このレベルであれば問題なく理学療法士はやれると思います。
理学療法士になるために必要なもの
理学療法士の学校には、ふつうの知識があれば行けるということが分かりました。
しかし、理学療法士の免許を取るには普通の知識がいくらあっても取ることは不可能です。
必要なものは『一生懸命勉強をすること』
理学療法士の勉強は特殊?しっかり学ぼう!
理学療法士の学校で学ぶ学科は、小中高で習ってきたどの分野とも異なります。
- 運動学
- 解剖学
- 生理学
- 病理学
- 心理学
ほかにもたくさんありますが、どれも小学校、中学校、高校で習う事は少ないでしょう。
つまり、みんなが素人、みんなが横一線でスタートするということ。
- 私は頭が悪いから
- 勉強できないし…

そんなの全く関係ありません。
ここで必要なのは『努力』
全く新しい事を覚えるの今までの成績の良さは関係ありません。
もちろん、今まで勉強が出来た人は勉強をするノウハウがあるので強いのは間違いないのですが、いままで勉強ができなかった人でも努力をすればなんとかなります。
実際にぼくも中学、高校と成績は散々で、140人中130位とか普通でした。
テストだって一桁の点数を取ったりしていましたし、赤点じゃなければOKみたいな感じで高校生活を過ごしていました。
しかし、専門学校に入ってから一生懸命勉強をしたので、成績は学年で最高2位でしたし、国家試験も220点(274点満点)で合格しました。
これがカギとなります。
まとめ:理学療法士は特別頭が良い訳ではないし、運動ができるわけでもない
理学療法士になる人は極めて普通の人たちです。
ただし、専門分野を学ぶ時、つまり学校時代にそれなりに努力してきた人であることは間違いないです。
中学・高校の時のように勉強をサボっているようでは、国家試験には受からないでしょう。

学校で勉強なんかしてないよ!
国試も1か月前から勉強して受かったし。
そんな人もいるかもしれませんが、そんなことありません。
全員が全員、それなりの努力をしています。
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一生懸命勉強ができる
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怠けない
この2つがそろっていれば、理学療法士になることはたやすいでしょう。
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