この記事はこちらの記事の続編です。
タイトルにもある通り、理学療法士である私の妻は3学会合同呼吸療法認定士の試験に不合格になってしまいました。
ちーん・・・。
今回はなぜ不合格になってしまったか?と言うのを紐解いていきましょう。
今回、妻と同じように不合格になってしまい、また来年受験しよう!という方に向けた内容になっています。
合格した方はおめでとうございます!
3学会合同呼吸療法認定士の合格率
3学会合同呼吸療法認定士の合格率は6割程度と言われています。
合格者数を増やさず、資格の質を維持したいのか1000人受験しても10000人受験しても合格率は変わらず、平均点が50点でも80点でも合格率は6割程度だそうです。
つまり、どんなに頑張っても上位6割に食い込まなければ合格しないということ。
今回の妻は上位6割から漏れてしまった、ということになりますね。
ちなみに平均点とか問題の正誤とかは公開されていないのでわかりません。
過去問が出回らず、「予想問題」としか出回っていないことからもどれだけ問題文が保護されているか明白ですね。
なぜ3学会合同呼吸療法認定士に落ちたのか?
- 勉強時間の不足
- 苦手ポイントをおろそかにした
- 問題集周回不足
- 勉強開始時期の遅れ
これらがすべて起因していると考えられます。
勉強時間の不足
私の妻は急性期病院で主任をしています。
その仕事は忙しく、帰宅時間が7時を過ぎるのはザラ。
私が食事の用意とかしてますが、そこから夕飯を取って入浴して子供を寝かせて…
さらに自分も睡魔と戦いながら子供が寝てから勉強するというサイクルでした。
もちろん、毎日勉強できるわけではありませんし、なかなかまとまった時間が取れないのも現状。
結果、試験対策に取る時間が足りなかったと言えます。
苦手ポイントをおろそかにした
妻の苦手ポイントは計算問題です。
ここを疎かにしすぎたのが敗因です。
実際にテストでは計算問題が結構な割合で出てきます。
計算式自体は暗記してしまえば簡単なものが多いのですが、数学が苦手な妻はここを重点的に勉強するのを避けてしまったようです。
結果、良い手ごたえを感じることはできなかったみたいですね。
問題集周回不足
妻が勉強していた問題集がこちらです。
正直、これだけやっても合格できるかは微妙ですが問題をドンドン解いていけるというのは非常によい参考書です。
教科書はめちゃくちゃ重いしページ数もあるので、教科書を勉強するくらいならまずこの三共所を問いていくほうがいいです。
そうするとメイン教科書も読みやすくなってきます。
ただ、妻はこの参考書を2回ほどしか周回していなかった様子。
理学療法士の国家試験で考えると明らかに対策不足で、最低でも5周はしていないといけませんでしたね。
勉強開始時期の遅れ
呼吸療法認定士の申し込みは4月くらいになります。
実は、申し込みをしてすぐに勉強しなければ範囲的にもとても終わるレベルじゃないんですよね。
ましてや仕事と子育てを両立してるとなおさら。
妻が勉強を開始したのは8月から。
しかも8月は私が入院していたのでバタバタしていたので、勉強時間がガッツリ削られたのは言うまでもありません。
でもそれは結果論で、実際には遅くても6月には勉強開始しておくべきでしたね。
これが最大の敗因だと思います。
来年に向けた3学会合同呼吸療法認定士の対策
3学会合同呼吸療法認定士の対策自体は毎年変わりません。
基本的な所を抑えて、そこからさらに深めていく勉強法が一番です。
3学会合同呼吸療法認定士の試験対策はこちらの記事をご参照ください。
まとめ:1回落ちても諦めないで!
3学会合同呼吸療法認定士の試験は、1度落ちたら終わりではありません。
講習会参加による獲得ポイント(12.5点)は5年間、認定講習会は3年間の期限がありますのでまだ来年、再来年のチャンスがあります!
今回の反省を踏まえて、ぜひもう一度資格取得にチャレンジしてみてください!
3学会合同呼吸療法認定士はかなり強い資格なので、今後の発展が非常に期待できます。
おの資格を持っているだけで、その施設のリハビリテーションは呼吸療法(Ⅰ)も獲得できるのでめちゃくちゃ重宝されます。
呼吸療法認定士の資格が取れれば、給料もアップするかもしれません。
ぜひこちらの記事もご参照ください。