理学療法士の面接はこれで通る!質問例・答え方・NG対応まとめ

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「面接になると緊張してうまく話せない…」
「質問にどう答えたらいいのか分からない…」

理学療法士として転職を考えているなら、面接対策の出来が合否を分けます。

あなたがどんなに働きたいと思っても、相手から「不要だ」と思われれば入職することはありません。

 

もちろん、面接にはあなただけでなく、何人も応募があるはず。

よい求人なら尚更です。

 

そんな多くの面接者の中からあなたが選ばれるためにも面接対策は必須です。

  •  何に注意すべきか?
  • どんな質問をされるのか?
  • どう答えればいいか?

このような疑問・不安にこたえられるようにしていきます。

 

この記事では、実際に転職エージェントから教えてもらった“受かる面接のポイント”と“よく聞かれる質問・答え方”を紹介します。

最後に、面接に強い転職サイトも紹介しますので、準備の参考にしてください。

 

新卒と中途で違う?理学療法士の面接で見られるポイント

新卒と中途採用(転職)では、病院が求めているものが違います。

  • 新卒:「これからどう頑張っていけるか
  • 既卒者:「病院にどんな利益を与えるか

これが病院が求めているものです。

 

転職するということはいままでの経験がモノを言います。

  • どんな経験をしてきたか?
  • それをこの病院でどのように提供できるか?
  • どう貢献できるか?

それをアピールしていくことが大切です。

 

病院は、あなたに即戦力としての力を求めています。

これらをアピールすることが成功へのヒントになります。

 

理学療法士の面接で好印象を与える3つの心構え

ここでは、PT・OT・ST WORKERからのLINEをそのまま抜粋します。

 

男性1
エージェント

面接の方が、リハビリ職に求めているのは下記の3点です。

  1. お人柄の良さ(患者様が頑張れるよう)
  2. 長く働く覚悟(法人として長期就業してほしい思いです)
  3. 態度(笑顔で明るく第一印象がとても大切です)

下記は不採用になる可能性がございます

  1. 面接官と目線を合わさない・反らす
  2. 人当たりが良くない、笑顔が無い

特に目線を合わせない・反らすといった態度はご印象が下がる可能性がございます。

面接では「何を言えば良いのか」悩む人が多いのですが、実際は見た目や態度のほうが重要になってくるそうです。

 

見た目や話し方などの重要性をエージェントの方も言っていました。

事実、美男・美人ほど受かりやすい・採用したいという部分も多くあります。

もちろん顔の良し悪しだけでなく

  • 清潔感
  • 笑顔
  • 話し方

などを総合的に判断するので心配なし。

靴の汚れ、シャツのしわ、爪の手入れ、派手すぎない化粧など自分でなんとかできる部分はたくさんあるので、最低限のマナーと身だしなみは重要です。

これ、臨床実習でも言われてきたことですよね。

 

服装や身だしなみに不安がある人は、面接当日の服装マナーの記事もチェックしておきましょう

転職の面接は服装が合否を左右する!不採用を避ける必勝ルール
転職面接で服装や身だしなみを間違えると不採用の危険大!男女別の正解コーデやNG例、Web面接やスーツがない女性向けの対策まで徹底解説。第一印象で合否を決めないための必読ポイントをまとめました。

 

理学療法士の面接でよく聞かれる質問と答え方

面接で聞かれそうな質問なんてのはたいてい決まっています。

なので面接前にある程度は準備しておくことが可能です。

良い答え方と悪い答え方も知っておくと良いでしょう。

 

なぜうちを選んだのですか?

これは100%聞かれます。

絶対に答えられるようにしておきましょう。

良い例(採用されやすい) 悪い例(印象が悪い) 解説
「法人の理念に共感し、地域リハビリに力を入れている点に魅力を感じました。」 「給料が高かったからです。」 条件面より、理念や方針への共感を伝える方が好印象。
「整形外科での経験を活かし、貴院の外来リハで貢献できると感じました。」 「なんとなく雰囲気が良さそうだったので。」 自分の経験やスキルが活かせる理由を具体的に伝えると◎。

 

施設形態や条件面のみでなく、なぜその「法人」(病院・施設ではありません)を選んだのかなどをホームページを参考にして答えていきます。

 

純粋になぜこの職場に決めたのか?(給与面・福利厚生以外で)を伝えられればいいと思います。

また、自分は〇〇を経験してきたので、ここで活かせると思いました。などの答えもいいかもしれませんね。

 

給料が高いから、休みが多いからという理由だけではちょっと無理です。

本音と建て前を使い分けましょう!

 

前職を辞めようと思った理由は?

これも絶対に聞かれます。

良い例 悪い例 解説
「回復期で患者さんとじっくり関わりたいと思ったため。」 「人間関係が良くなかった。」 前向きな理由は意欲的に見える。不満は悪印象。
「急性期の経験を活かし、在宅支援にも挑戦したいため。」 「忙しすぎて休めなかった。」 成長目的は好印象。待遇への不満は避ける。
「専門性を高めたく、整形外科で学びたいと思ったため。」 「上司と合わなかった。」 向上心が伝わる理由が◎。人間関係の話はNG。

 

何か不満があって辞めたんなら、面接官は「うちも同じ理由ですぐに辞めるのでは?」と勘ぐってしまいます。

「人間関係が良くなかった。」「仕事が合わない。」などでもいいのですが、あまり悪口にならないようにしたいですね。

意外と病院同士のネットワークって良いので、変な噂が流れたりしますから。

 

「回復期をやりたい」「じっくり患者に向き合いたい」など前向きな理由を答えられると良いですね。

 

これまでの経歴は?

やりたい事、与えられるメリットに対して一貫性のある答えが出来ると良いです。

良い例 悪い例 解説
整形の認定理学療法士で、整形外科患者を多く担当。後輩指導もできます。 認定理学療法士を持っています。 資格だけでなく、経験と貢献を具体的に伝える。
脳卒中患者のリハビリを5年担当。歩行訓練プログラムも作成。 経験があります。 「何を」「どのくらい」経験したかを示す。
臨床経験を活かし、回復期リハビリに貢献したいです。 頑張ります。 抽象的な意欲ではなく、貢献内容を伝える。

 

単に「認定理学療法士を持ってます」とかではなく、「整形の認定理学療法士を持っているので整形外科患者を多く見ており、後輩指導もできます」など具体的エピソードを伝えるのが良いです。

 

長所と短所は?

自分を客観的に捉えられているかどうか。

長所はそのまま自分の良いところを伝えれば良いです。

 

短所の答え方はその短所をどのように克服しようと努力しているか、また、その短所をいかに長所に繋げているかがポイントです。

短所の答え方は以下のようにうまく変換してください。

項目 良い例 悪い例 解説
報連相が苦手 毎日のスケジュール表にやるべきことを書き、チェックして改善 「報連相が苦手です」だけで終わる 短所だけを言うのではなく、改善策と成果をセットで伝えることで長所につなげられる
急ぎすぎてミスが多い 重要な作業は二重チェックを行い、優先順位を整理してミスを減らした 「急ぎすぎてよくミスします」 短所を改善する具体策を示すことで、面接官に前向きな印象を与えられる
人前で話すのが苦手 週1回の勉強会で発表を繰り返し、少人数でも堂々と話せるようになった 「人前で話すのが苦手です」 短所の克服努力を示すことで、成長意欲や学習力もアピールできる

 

例えば「報連相ができないとよく注意されていたので、毎日のスケジュール表にやるべきことを書いてチェックしていました」など。

 

今後どういう事をしていきたいですか?

仕事をするうえで、今後どのようなキャリアプランを持っているかを聞いています。

 

無難なのは

  • 「ガンガン現場で積極的に第一線を駆けていきたい」
  • 「後輩指導に力を入れ、ゆくゆくは管理する立場になっていきたい」

など、今後どうなりたいのか?何をしていきたいのか?それを伝えてください。

 

特に考えていない、定年まで勤め上げたい、頑張りたいなどは避けた方が良いと思います。

 

今後、引越や転勤の可能性はありますか?

引越の予定、結婚の予定など聞かれる可能性もあります。

これは、長く勤めてほしいという意図があり、もしも引越や結婚を機にまた退職してしまうのでは?という危惧から来る質問です。

 

この質問に関しては多少ウソをついてもいいと思いますが、できるだけ正直に言ったほうが良いかも。

「来年結婚予定ですが、転居の予定はありません、また、転居をしたとしても夫・妻は職場を変えるつもりはないので市内に住む予定なので変わらず通勤するつもりです。」

と伝えればOK。

 

ここで重要なのは「妊娠」です。

妊娠を理由に入職を断るのはダメなのですが、もし妊娠しているのなら正直に伝えてください。

妊娠・出産・育休という制度がありますが、たまに入職して1年以上経過していないと産休・育休が取れない場合があります。

その場合、転職せず今の職場に残って育休が明けてから転職したほうがいい場合もあります。

 

いつ頃から働けますか?

採用後の人事配置を考慮するために必要な質問です。

いつから働くつもりなのか、お伝えすればいいだけです。

 

今の仕事のボーナスの時期・給料の締め日・有給の残数などを考慮し、あらかじめ検討しておきましょう。

 

通勤方法は?

電車・バスなどの公共交通機関か、自家用車か。

職場によっては、駐車場が有料の場合もあるので逆にこちらから質問してもいいくらいです。

 

また、今後引っ越しの予定があり、履歴書の住所と変わる可能性があるならその旨も伝えておきましょう。

 

何か不明点・ご質問はありますか?

条件面でなく、業務や1日の流れ、法人の今後の方向性などを中心に1つか2つ質問できればいいと思います。

 

もし特に思いつかない場合は「おかげさまでとても働くイメージができましたので、質問は特にありません。ぜひ前向きにご検討頂けると幸いです」と伝えてください。

 

面接対策は転職エージェントを活用するのが近道

さて、この記事の大本になったのはPT・OT・ST WORKERの転職エージェントからのLINEです。

転職サイトのエージェントに相談すると、職場内部の詳しい事情まで教えてくれ、さらにこちらの情報も前もって伝えてくれるので面接でとても有利になります。

 

私も転職サイトに登録し、転職したのですが、絶対に1人で転職するより良い結果に結びつきます。

転職サイトに登録することで

  • 希望に合った職場を探してくれる
  • 履歴書の添削、面接対策を教えてくれる
  • 転職先への連絡をしてくれる
  • 福利厚生・給与などを教えてくれる

など、自分でやるにはちょっと面倒なこともサポートしてくれます。

面接が不安な人こそ、プロのサポートを使うべきです。

PT・OT・ST WORKER なら、LINEで気軽に相談でき、履歴書添削から面接練習まで完全無料。

「自分に合った職場が分からない」「面接で何を話せばいいか不安」なら、今すぐ登録しておきましょう。

 

レバウェルリハビリ

レバウェルリハビリは最近話題の転職サイトです。
リハビリ職に特化しているため、理学療法士の転職で登録必須!

リハビリ専門のキャリアパートナーが専属でつき、全国の求人に対応。
質もかなり拘ってます。

求人数も多いので、多くの情報を得ることができるのでおすすめです。

PT・OT・ST WORKER

PT・OT・ST WORKERは、リハビリ職に特化した専門の転職サイトです。
非公開求人もかなり多く、条件の良い求人が多いのも特徴。

全国に対応し、エージェントが直接医療現場に足を運んでいるのも信頼性が高いです。

リハ職は登録して損はありませんね。

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