「どうしても今日、休みたい…」
そう思う朝ってありますよね。
別に体調が悪いわけでも、用事があるわけでもないけど休みたい。
当日になってから『行きたくない』と思うことは誰でもあるはずです。
しかし、私たちの仕事は休みにくい職場が多いもので、患者のリハビリを休みにしたり、休みにできない患者を他スタッフに申し送ったり、そもそもスタッフが少なくて欠員が出たら困る職場だったり。
とにかく突発的に休みにくい仕事なんですよね。
でも、『行きたくない』と思ったら休んでしまった方がいいです。
自分一人休んだところでなんとかなりますし、それをなんとかするのが会社の仕事ですからね。
平日に休むのはとても気分のよいものです。
たまにはズル休みをして、心身ともにリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
この記事では、正当な理由の伝え方からバレにくい言い回しまで、「今日、どうしても休みたい」ときに使える安全な言い訳をお伝えします。
仕事を休む理由の伝え方は「正直さ」と「言い方」がポイント
仕事を休むときの理由で大切なのは「正直さ」と「言い方」のバランスです。
たとえズル休みとはいえ、休むための理由は必要ですよね。
休みの理由で嘘をつくと、意外とバレやすいもの。
そんなときは、無理のない範囲で理由を伝えることを意識すれば意外と大丈夫です。
つまり、正直の細かく言わず、なんとなく曖昧な表現で伝えれば大抵OKなので
- 体調が優れないため今日はお休みさせてください
- 急に家庭の用事ができてしまったのでお休みさせてください
など、なんとなく曖昧な表現でもいいので『休みたい』理由を伝えてください。
とはいえ、嘘の理由で休むとには、それなりに工夫が必要です。
実際には、多くの人が正直には言えない嘘の理由で休んでいるのですが、バレることは絶対に避けなければなりません。
- 休んだことをSNSで投稿しない
- 職場の近くで出歩かない
- 仕事復帰したあとに、休んだ日のことを喋らない
などを徹底してください。
私は、WBCの決勝戦の日に仕事をサボりました。
そう、絶不調の村上が本塁打を放ち、最後を大谷が三振で仕留めたあの試合です。
私は温泉に行き、風呂に入った後にビールを飲みながらマッサージチェアで試合を観戦していました。
それはそれは素晴らしい時間でしたが、そのことを誰にも言っていません。
仕事をサボるということは、その日に何をしていたかを絶対に誰かに話してはいけません。
それが守れる人が、仕事をサボれる人なんです。
当日朝に仕事をズル休みしたいと思った時に使える言い訳
「どうしても今日は仕事に行きたくない…」
そんな朝もありますよね。
そんな時は適当な言い訳を考えて、仕事を休んでしまいましょう。
ここでは、仕事をズル休みしたい時に使える言い訳をあげていきますので、ぜひ参考にしてください。
体調不良(頭痛・腹痛)
最も王道の仕事を休みたい理由が体調不良。
特に頭痛や腹痛は外から見えにくいため、バレにくい言い訳として有効です。
例:
- 「朝から頭痛がひどくて起き上がれません」
- 「夜中から腹痛でトイレから出られません」
ずる休みの言い訳ランキング1位といっても過言ではありません。
発熱
熱を理由にするのも無難です。
近年は「発熱=感染症リスク」と考えられるため、会社側も出社を強制しにくい状況になっています。
例:
- 「37.8℃あり、今日は安静にして回復に努めます」
ただしブラック企業の場合は体温計の画像を送れ、などと言われる可能性もあるので注意が必要です。
また、場合によっては感染症のリスクがあるため病院に行くよう指示されるリスクもあります。
だから熱も39度とかの高熱ではなく、37度ちょっとの微熱を装うとよいでしょう。
持病の悪化
「持病を理由にした欠勤」も自然で信頼されやすい言い訳です。
- 「喘息が強く出て、咳が止まらないのでお休みさせてください」
- 「腰痛が悪化して起き上がれません」
繰り返し使っても不自然にならないのがメリットです。
むしろ普段から調子が悪いように周りにそれとなく伝えておくとなお良いです。
家族の体調不良
「家族の看病」は、社会人にとって強力な休む理由です。
- 「子どもが熱を出して病院に連れて行きます」
- 「親の体調が悪いので看病しています」
プライベート事情は突っ込みにくいため、安心して使えます。
ただし、子供をダシに使ったその数日後、本当に子供が熱発したりすると面倒なので注意が必要です。
家庭内トラブル(鍵・水漏れ・配偶者)
家庭内のトラブルは、「その日しか対応できない」と納得されやすいです。
- 「自宅の水道が水漏れして業者を待っています」
- 「鍵を失くし、復旧作業に立ち会わなければなりません」
- 「嫁が出ていきました」
生活に直結する理由は強いです。
ただし、その後『大丈夫だった?』と聞かれる可能性が非常に高いので、もしそう聞かれたら『大丈夫でした』と一言だけ伝えてその場を離れましょう。
詳しく話そうとするとバレる可能性が高いです。
ペットの体調不良
ペットの体調不良も以外と使える言い訳です。
- 「犬が体調が悪く病院に連れていくので出社できません」
日頃からペットの話をしていて愛犬家だと思わせておくと、さらに説得力が上がります。
ただブラックな職場には使えませんし、まだまだペットへの理解が低い職場もあるのであまり使えない方法ではあります。
精神的な不調(メンタル面)
最近増えているのが「心の不調を理由に休む」ケースです。
- 「精神的に不安定で集中できる状態ではありません」
まだ言いにくい人もいますが、社会全体で理解が進んでいる理由なので活用しやすくなっています。
ただし、鬱などの診断書を求められたり、下手したら1日だけでなく長期の休暇を与えられてしまう可能性もあるので要注意です。
逆に当日休みに使えない言い訳
逆にズル休みに使えない言い訳もいくつかあります。
- 公共交通機関の遅れ
→調べられるとすぐにわかる上に遅刻してでもこいと言われる - 身内の不幸
→頻繁に使えない上に忌引休暇として書類提出が必要な場合あり - 通院・検査
→急に必要になるものではないので使えない
これらはおそらく当日休みの理由としては使えないので、使わないようにしましょう。
ずる休みの言い訳を使うときのポイント
せっかくの言い訳も、使い方を間違えると「サボり」とバレかねません。
以下のポイントを意識しましょう。
当日・前日・事前申請で変わる伝え方の違い
仕事を休むときは、「いつ伝えるか」によって最適な言い方が変わります。
事前申請の場合は、「家庭の都合で」「通院のため」など、理由を簡潔に伝えれば十分です。
前もって伝えることで印象は良くなりますし、前日だとしても「体調が思わしくないので明日は念のためお休みをいただきたいです」と伝えれば十分です。
当日の朝に欠勤をする場合は、なるべく早く連絡を入れるべきです。
- メールでの連絡
- 電話での連絡
この2つは同時に実施した方がいいです。
メールでの連絡では、患者の情報やフォローして欲しい内容を丁寧に書いてください。
そして、休む理由は簡潔に「朝から発熱があるためお休みさせてください」「急な体調不良で申し訳ありません」など、短く明確に伝えるだけで大丈夫です。
大切なのは
- 報告の早さ
- 誠実さ
- 早めの連絡
ですね。
【有給休暇】堂々と休むための理由と伝え方
有給休暇を使う際、理由なんて不要です。
労働者の正当な権利なので、いつ休んでもいいはず・・・ですが、有給を使う際に理由が必要な職場も多いと思います。
基本的に有給の申請は『用事があるから休む』という理由を付け加えればオッケーです。
先ほどのように体調不良や熱発などを理由にするのでなく、なんらかの用事があるから休むことを伝えればいいんです。
有給休暇取得の理由
- 私用のため
→基本的にこの理由でOK。 - 家庭の都合
→根掘り葉掘り聞かれたら適当な理由をつけてください
子供の行事、親との用事など - 通院・検査のため
→平日しかうけられない場合も多いのでおすすめ - 役所・銀行の手続き
→平日しかうけられない場合も多いのでおすすめ - 家の修理や立ち会い
→有給取得の理由としては良い - 冠婚葬祭
→やむを得ない事情として使える
などがあります。
本来、有給休暇の理由は「私用のため」で十分ですが、そう言いづらい職場もありますね。
しかし、そういった職場で働き続けるのは難しく長続きしないもの。
有給を自由に使えない職場はあまり良い職場とは言えません。
転職活動や面接など本当の理由を隠したいときの休み方
転職活動や面接のために休みたいときも『嘘の理由』が必要です。
なかなか『面接に行くので休みます』とは言えませんからね。
転職活動で休む場合の理由のコツは『何度か繰り返せる理由』にするといいと思います。
例えば
- 通院
- 役所や銀行の手続き
- 家の都合
などです。
これは施設見学や面接などで休みが何度か必要になるため、何度か繰り返し使えるような理由を準備しておくと無難です。
まぁ有給を使って『私用のため』で休める職場ならこんなこと考える必要もないのですが。
基本的に転職活動の休みは突発的な休みでなく、有給や公休を使うことをお勧めします。
その方が職場に迷惑がかかりませんからね。
よい印象で円満退職するためにも、休みは数日前に伝えるようにしたほうがいいです。
有給が取れない職場は危険
有給を申請しても休みが取れない職場もあるようです。
2024年の厚生労働省「就労条件総合調査」では、年次有給休暇の取得率は約 65.3%だそう。
さらに有給を「1日も取っていない・有給休暇がない」と回答した人は約30%もいたそうです。
有給休暇が取りにくい、取らせてもらえない職場はかなり多く存在するのかもしれません。
もしあなたの職場がそういった職場だったり、「休みたい」と言い出すことさえできないようなら危険です。
休みは健康管理やリフレッシュに必要なものなので、休めない職場はあなたの体調を害する恐れがあります。
有給を取りにくい職場の特徴
- 人員不足で常に忙しい
- 上司や先輩が有給を取らない
- 有給申請に理由が必要
- 休むと評価が下がる
- 休んだ人の悪口を言う
こういった職場は有給が取りにくいです。
特に休んだ人の悪口を言うような職場で、その悪口を聞いてしまうと『自分も休んだら何か陰口を叩かれるかもしれない』と不安になって休めなくなってしまいます。
休んだ人の悪口を言う職場はマジでヤバいですよ。
「休める職場」へ環境を変えるという選択肢
有給や公休などがうまく使えない、いわゆる「休めない職場」で我慢しながら働き続けるよりも、休みやすい職場に移るという選択肢もとても大切です。
しっかり休みが取れる環境って本当にありがたいです。
- 子供の体調不良
- 役所への手続き
- 疲労回復
- 平日の旅行
などメリットはめちゃくちゃあります。
実際に私も平日に休んでスーパー銭湯に朝から行ったり、平日に家族と旅行に行って格安&ほとんど人がいない施設で遊んだりしています。
休みが自由に取れることで、結果的に仕事のパフォーマンスも上がるのでとてもいいことだと思うんです。
年間休日120日以上・有給取得率80%以上など、働きやすさを重視する職場に移れば、こういったメリットを感じることができます。
「休みたいけど休めない」というストレスは、はっきり言って無駄でしかありません。
休みたいから休む、そんな当たり前を実現できる職場を見つけるべきです。
転職サイトを活用して休みが取りやすい職場を探す
あなたは知らないかもしれませんが、理学療法士でも年間休日120日以上・有給取得率80%以上の職場は多くあります。
そうした職場を探すには、自分一人ではなかなか難しいのでレバウェルリハビリや
PT・OT・ST WORKERなどの転職サイトを活用するのが近道です。
あなたが「休みたいけど言えない・休めない」というストレスは、環境を変えれば簡単に改善させることが可能です。
そんな『休むことが当たり前な職場』を探してみませんか?
また、休みの他にも『残業をしたくない』『通勤時間を短くしたい』など働く時間を短くする要求は多くあると思います。
そんなあなたのために、さらに『働かないための方法』をまとめた記事を書いたのでぜひご覧ください。

まとめ:ずる休みも“上手に言い訳”すれば怖くない
「仕事を休みたい」と思うのは誰にでもあることです。
ただし無断欠勤はリスクが高く、信頼を失う原因になります。
そこで役立つのが今回紹介したずる休みの言い訳です。
これらの理由をうまく使えば、サボりたい日でも自然に休むことができるはずです。
サボりという言葉が苦手な人は、リフレッシュという言葉に置き換えてください。
毎日一生懸命働いているんだから、たまには仕事を休んでリフレッシュしてみるのも悪くないと思います。
- 温泉に行く
- 美味しいものを食べる
- 朝からお酒を飲む
- ひたすら眠る
好きなことを好きなだけする時間は必要だと思いますよ。
ずる休みは「逃げ」ではなく、自分の心と体を守るためのリセット。
上手に言い訳を使って、仕事とプライベートのバランスを整えていきましょう。
そして、リフレッシュのための休みが取れない職場で働き続けるのは大変なので、職場を変えることも検討してみてください。
休みが取れるって、本当にいいものですよ。