理学療法士の昇給・定期昇給とは?昇給すると手取りはどれくらい増える?

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理学療法士の昇給とは

勤続年数や職務上の昇格に応じて「基本給が増額」すること。

理学療法士では仕事の内容や成果に関係なく、毎年決まった時期に一定金額昇給する「定期昇給制度」が主流となっています。

職場によっては職務昇格に応じて不定期昇給も行うところもあります。

 

理学療法士の昇給・昇進・昇格の違い

理学療法士も一般的なサラリーマンも昇格・昇進・昇給の違いは特にありません。

  • 昇給:勤続年数や職務上の昇格に応じた賃金の増額
  • 昇進:課長や部長といった職位(役職)が高くなること
  • 昇格:職務遂行能力に応じて社員をいくつかの等級に分類し賃金の管理を行う職能資格制度において、資格が上がること

 

理学療法士では昇給は毎年4月に1,000~5,000円基本給が上がる「定期昇給制度」が一般的です。

昇進に関しては、「一般職」→「副主任・主任」→「係長」→「課長」「部長」と昇進していき、それに応じた賃金の上昇があります。

昇格は、理学療法士の仕事ではあまり導入されているところはありません。職場によっては導入されているところもあるかもしれません(一般職→班長→リーダーなど)

 

昇給・昇進・昇格の給与の違い

まず昇給は多くの病院では毎年4月に「基本給」が1,000~5,000円アップします。

基本給が上がるので、当然ボーナスにも反映されます。

ボーナスが4か月の場合、5,000円昇給すると年収が6万円アップする計算になります。

多くの病院では、この昇給の金額は一律です。

 

昇進は「一般職」→「副主任・主任」→「係長」→「課長」「部長」と昇進していくにつれて「手当」がつきます。

昇給との違いは

  1. 不定期であること
  2. 役職によって金額が異なること

が挙げられます。

ある病院では

  • 副主任:12,000円
  • 主任:15,000円
  • 係長:20,000円
  • 課長:25,000円
  • 部長:30,000円

とされています。

もちろん病院によってこの金額は異なります。

 

昇格は、一般職→班長→リーダーなどと業務内容が変化していき、管理を任される立場になります。

給与が増える職場と、特に変わらない職場があります。

 

昇給すると手取りはどれくらい増える?

理学療法士の仕事で、昇給額が5,000円はかなり良い方です。

 

では、5,000円昇給すると手取りはどれくらい増えるのでしょうか?

月に5,000円昇給すると…

  • 総支給額が5,000円アップ
  • ボーナスが2万円/年アップ
  • 年収は6万円アップ
  • 手取りは約1,200円アップ

という事になります。

 

5,000円昇給すると、「所得税」と「厚生年金」で引かれる額が増えます。

  • 所得税:所得金額に応じて、5~45%引かれる
  • 厚生年金:額面給与の約10%

つまり、年収が上がれば上がるほど引かれる金額も多くなるので、昇給で5,000円上がったとしても実際に手元に入ってくるお金は1,000~2,000円しか増えないんですよね。

 

理学療法士の昇給額の平均は?

理学療法士の昇給額の平均は1,000~3,000円と言われています。

だから昇給が5,000円あるのはなかなか良い職場だと思います。

理学療法士の昇給額に関してはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

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まとめ:昇給・定期昇給と手取りを増やす方法

【昇給・昇進・昇格の違い】

  • 昇給:年に1度1,000~3,000円程度「基本給」が上がる
    定期昇格は、毎年決まった時期に基本給があがること
  • 昇進:課長や部長といった職位につき「手当」が付く
  • 昇格:班長やリーダーなど役割が変わること、給料は上がるところと上がらない所がある

【手取りを増やす方法】

 

理学療法士の昇給額は1,000~3,000円が相場です。

もしも1,000円以下の昇給額や、昇給がない職場に勤めている場合はモチベーションが保てません。

ブラックとは言いませんが、経験年数に応じた給料を貰えるほうが良いと思います。

もし、昇給のない職場にお勤めでしたら、転職を考えてみることをおすすめします。

 

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