まわりと同じことをしてても「なんでそんなことをするんだ」「それはおかしい」
自分は悪いことをしていないつもりなのに。
仕事でもあの人と同じように忘れ物をして報告したのに、私だけメインで怒られてしまう。
なんでいつも自分だけ?
アイツもコイツも同じようなことしてるじゃん!
そんな人、いませんか?
特に新人さんは注意される回数も多いとは思いますが、その中でも「自分ばかり注意される」と感じている人はちょっと読んでみてください。
新人が怒られる理由を整理して、その対処方法を解説していきます。
この記事を読めば注意されたり怒られたりする日々を解決するヒントになるかもしれません。
新人が注意・怒られやすい理由
当たり前のことができていない
新入社員が怒られるのは、当たり前のことができていないから。
社会にでて当たり前のことって、学校でも当たり前と言われていることなので、これができていないと注意を受けたり怒られたりします。
あたりまえの事って何?
- 敬語を使わない・使えない
- 挨拶をしない・返事をしない
- メモを取らない
- 時間を守れない
- 報告・連絡・相談ができない
- 電話を取り次げない(相手の名前や要件を聞き忘れる)
- 偉そうに接している
- 言い訳をする
- 同じ失敗を繰り返す
このようなことを繰り返していると、当然注意されます。
これらは学生の時代から当たり前だと思うんですよね。
これができていないと「ダメな新人」という印象を与え、細かいことでも注意を受けたり何でもない事で怒られたりします。
謙虚に行きましょうね。
悪い意味で目立っている
新人は良くも悪くも目立ってしまいます。
初々しいのもそうですが、仕事に慣れていないから目につきやすいんですよね。
でも、そんなの全ての新人さんがそうです。
あなたばかり目立つわけではありません。
でもあなたは「悪い意味で目立ってしまうから」注意を受けるんです。
目立つ=周囲と違うことをしている
こう考えるのが一般的です。
- 場の雰囲気に馴染まない発言をしたりていませんか?
- 何か口癖はありませんか?
- いつもオロオロしていませんか?
- 無駄に元気すぎじゃありませんか?
実は職場で気に入られやすいのは「落ち着いた雰囲気の新人」だそう。
初々しさやガッツを前面に出すのもいいですが、まずは大人の落ち着いた雰囲気を出せるようにしましょうね。
新人が仕事で注意・怒られる場合の対処法
指導してもらっていると考える
私は「注意されてもいいじゃん!」と考えています。
もちろん、注意されたり怒られたりするのは気持ちの良いものではありませんが、考え方を少し変えてみましょう。
注意される=指導してもらっていると考えるべきです。
人は期待している人にはきちんと指導し、間違っていたら注意します。
逆にクソどうでもいい人には注意なんかしません。放置です。
だから注意を受けたときは「教えてもらっている」と考えることで、ネガティブな発想からポジティブな発想に変えてしまったほうがいいです。
そうするとあなたの態度に変化が出ます。
怒られていると感じている時の態度より、指導されていると感じている態度のほうが、人の目にも良く映ります。
そうすると、先輩や上司が気にかけてくれたり、手伝ってくれたり、気に入られたりします。
素直な姿勢で受け止めると、必ず良いことが訪れます。
私もよく注意してきた病棟の看護師さんがいたのですが、「指導してもらっている」という意識でハイハイ言ってたら今ではよき仲間になっています。
何か失敗しても「キミがやったの?仕方ないなぁ、次は気を付けてね!」で済みます。
新人さんは周りに敵を作らないというのは非常に重要なスキルです。
その為にも、「怒られている」というマイナスの発想を「指導を受けている」というプラスの発想に変換するようにしましょう。
なんでも「ありがとうございます」と言ってみる
なんかよくわからないけど、とりあえずお礼を言っておくとなぜか良い印象を与えます。
怒られた後「じゃあ仕事に戻っていいよ」と言われた後、あなたはどうしますか?
「すみません」と言ってトボトボと無言で仕事に戻ったり、不機嫌なまま返事もせずに部屋を出たりしていませんか?
これを「ありがとうございました」といって部屋を出てみてください。
怒った側の受ける印象もかなり変化します。
「ありがとうございます」は魔法の言葉。
感謝してなくてもとりあえず口に出すことで悪い雰囲気はなくなります。
あなた、この書類昨日までじゃない!すぐにやりなさいって言ったよね!
すみません、すぐにやります!ありがとうございます!
という感じ。
この場合、(教えていただき)ありがとうございます!というニュアンスで伝わります。
相手が重度のサイコパスでもない限りね。
ぜひ試してみてください。
なぜ怒られるのか気になる部分を友人に聞いてみる
自分が注意されてしまうという事は、なんらかの問題があり、それを周りの人(特に友人)は気づいている可能性が高いです。
「なんで自分ばっかり注意されちゃうのかな?」と相談してみると、意外な答えが返ってくるかもしれません。
私の場合は
- 話を聞いていない
- せっかち
- 生返事
- 話すとき目を見ない
と言われました。
あー、なるほど。心当たりがあります。
自分では気づいていない所で相手を不快にしたり仕事に支障の出る問題点はいくつかあるはずです。
それを直接先輩や上司に効くのは難しいので、同期や1つ年上くらいの年の近い先輩に聞いてみるのも1つの手です。
それによって自分のどこが悪いか明確にし、対策を練れます。
印象を良くする努力をする
自分ばかり注意される場合は、もしかしたら見た目に問題があるかもしれません。
仕事に合った服装、仕事に合ったメイク、仕事に合った髪型、仕事に合った立ち振る舞い。
これらをきちんとこなしてみませんか?
おしゃれ は「楽しむもの」、身だしなみは「整えるもの」です。
仕事で必要なのは身だしなみです。
身だしなみをきちんとすると小言を言われなくなってくるものです。
普段の行いや振る舞いって本当に大事なんですよ!
リハビリ職の身だしなみの基本は以下の通りです。
- 髪は、眉毛と耳が出ていること(長い場合は結ぶ)
- 女性のメイクは薄く、男性のひげは整える
- ユニフォームは正しく着る
- 爪は伸ばさない
- 匂いの強い香水・柔軟剤は避ける
十分気を付けましょう。
メモを取る
怒られないようにするにはしっかりメモを取っておくのも大事です。
メモは後で見返したりするためのものですが、「ちゃんと聞いてます」というアピールにも使えます。
実際には全然聞いてなかったとしても、メモを取るフリをしているだけで「この子はちゃんと聞いてるな」と思ってくれるもの。
また、きちんとメモを残せば、記憶にも定着しやすいので同じミスを繰り返しにくくなります。
メモを取るときは全て残すのでなく、要点だけをパパッと書いておくのがおすすめです。
例えば誰かが怒られているのを見て、それをメモに残しておいて自分が怒られる前に対処する、なんて使い方もできます。
クヨクヨと引きずらない
怒られたり注意を受けるのは誰だっていやです。
でも済んだことをいちいち引きずっていては勿体ないのでスパッと気持ちを切り替えたほうが良いです。
何かミスをして怒られても「この程度で済んでラッキー」くらいに思っていても良いと思います。
逆にミスを恐れてビクビクしながら仕事をしているほうがミスを誘発します。
そんな状態で仕事をしても楽しくないでしょうしね。
いま怒っている先輩も、昔は同じように怒られた経験があるはず。
あぁ、この人も昔はこんな感じで怒られてたんだろうなぁ。と客観的に見ることでダメージを最小限にすることもできます。
とにかく、あまり長く引きずらないことが重要です。
甘いものでも食べて、またリセットしなおせばいいんです。
業務後・休日は仕事以外のことに没頭する
仕事は仕事、プライベートはプライベートで割り切ってしまうのも大切です。
職場を出たら友人と話したり、自分の好きな事に熱中するなどして仕事の事を忘れ、ストレスを発散しましょう。
私は深夜にドカ食いしたり、車でドライブに出かけたりしていました。
ストレスは本当に大敵なので、ストレスは貯めないに限ります。
落ち着けば仕事のミスなどで怒られたことも冷静に考えることが出来ます。
そして次はどうすべきか、良いアイディアが浮かんでくるかも。
反論してみる
「なんで自分ばっかりに言うんですか!あの人もやってますからあの人にも伝えてくださいよ!」
なーんて言ってみるのも手です。
私は言えませんけどね。
反論することで「あ、コイツに小言言うと面倒なだ」と思われ、注意されなくなります。
ある男性は「言うと面倒なことになりそうなヤツは放置してる、どうでもいい。」と、ガチで突き放していました。
最終手段としてどうぞ。
まとめ:新人が怒られる原因と対処法
- 当たり前のことができていない
- 悪い意味で目立っている
- 指導してもらっていると考える
- なんでも「ありがとうございます」と言ってみる
- なぜ怒られるのか気になる部分を友人に聞いてみる
- 印象を良くする努力をする
- メモを取る
- クヨクヨと引きずらない
- 業務後・休日は仕事以外のことに没頭する
- 反論してみる
それでも自分だけ注意される場合
いくら気を付けても注意が減らない場合、その職場で「いじめ」や「嫌がらせ」に合っている可能性があります。
職場いじめはパワハラとも言われ、小さな小言から徐々に大きな嫌がらせへと発展していくのが特徴。
もしも自分が身だしなみや行動・言動に気を付けていても注意されてしまう場合は「パワハラ」を疑ってみましょう。
そういった職場で長く務めるメリットは全くないので、すぐに転職することをおすすめします。
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