理学療法士国家試験の自己採点で168点に届かなかった!
そんな時どうしたらいいんだろう!あぁ…どうしよう!
【この記事で分かること】
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理学療法士国家試験の自己採点が167点以下だった時の行動
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点数によって持つべき心構え
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来年に向けてどう動くか
168点
これが国家試験の合格ラインです。
この点数に届いていなければ、たとえ1点の不足であろうと不合格になってしまいます。
ここでは、もしも自己採点が167点以下だった場合の対処法、行動についてお伝えします。
国家試験の自己採点で合格ライン以下だった時どうする?
まず最初に伝えておきたいことは、自己採点はあくまで自己採点だということです。
あなたが自己採点をした『解答』は、あくまで国家試験のスペシャリスト(専門サイトやアカデミー)が出した解答であって、本当の解答ではありません。
最終的には厚生労働省が発表する解答が基本となります。
自己採点の点数が、あなたの正式な点数ではない!ということを覚えておいてください。
ただし、その点数によって行動の仕方が変わってきます。
- 166点、167点だった場合
- 164点、165点だった場合
- 163点以下だった場合
について解説します。
国試の自己採点が166点、167点だった場合
自己採点が166点、167点だった場合は合格する可能性が残されています。
- 自分のマークした解答が、本解答と違っている
- 厚生労働省の発表する解答と、アカデミーの解答が違っている
- 不適切問題により、合格点が引き下げられる
このようなことも想定され、合格の可能性も十分あります。
基本的には合格している人と同じように行動し、入職準備を進めてください。
関連記事>>>自己採点で合格ラインを超えたらすぐにやるべきこと
国試の自己採点が164点、165点だった場合
自己採点が164点、165点だった場合、かなりの確率で不合格になると思います。
しかし、過去には不適切問題による除外で、合格点が引き下げられたケースもあります。
- 第53回:165点以上が合格
- 第51回:165点以上が合格
このような場合、まだ合格の可能性は残されていますので希望は捨てないようにしましょう。
もちろん、自分の採点ミス、問題用紙への記入ミスなどで点数が上がる可能性もあるのでまだまだ諦めないでください!
一応入職準備は進めておきますが、学校の先生と相談しつつ指示に従ってください。
また、複数の解答サイトを確認して自己採点をしてみてください。
サイトによって点数が5点上下することも珍しくありません。
3つのサイトの解答で自己採点を出し、その平均が168点を超えるようであれば合格している可能性もあります。
国試の自己採点が163点以下だった場合
国家試験の自己採点が163点以下だった場合、不合格の可能性が極めて高いです。
しっかりと学校の先生に連絡し、指示を仰ぎましょう。
そして、来年のこともしっかりと考えておいてください。
自己採点が合格点以下だった場合の動き方
自己採点で不合格だったとしても、正式な合格発表まであきらめる必要はないのですが、来年の事や4月からどうするか少し考えてもいいかもしれません。
- もういちど国家試験を受験する
- 理学療法士は諦めて就職する
どちらにせよ、すぐに動いたほうがいいかもしれませんね。
もう一度国試を受験する場合、合格率は極端に下がるので今すぐにでも勉強を開始しないといけません。
場合によっては予備校に通うのもいいでしょう。
これに関しては国家試験に落ちない方法>>>で少し説明してあります
もう国試は受験しないのであればすぐに就職先を探すベイです。
新卒である今のうちに職場を決めたほうが就職は決まりやすく、「ちょっと一休み」なんて言って4月を過ぎると途端に就職難に見舞われるのでご注意を。
どちらを選ぶにせよ、先生や親とよく相談してください。
受験する場合、働きながら勉強もできますが学校にいるときと違いモチベーションの維持が大変です。
しかも、ある程度生活できてしまうため
PTにならなくてもこのままでもいいかぁ。
と考えてしまう人もとても多い。
しっかりと次の国家試験を見据えて生活しましょう!
働くにしても国家試験に理解があり、1月から試験日まで長期休暇をくれるような職場で働いていきたいですね。