「このままでは成長できない」
そう感じる瞬間はありませんか。
理学療法士として働く以上、スキルアップやキャリアアップを目指したいと思うのは当然です。
成長が感じられないと、次第にやりがいを失ってしまいます。
最新の知識や技術に触れるチャンスがなければ、成長できているか不安になりますよね。
また、自分では自己研磨していても、それが評価されない環境にとどまるのは大きなリスクです。
そんな停滞感を覚えるときこそ、新しい職場でのチャレンジを検討するタイミングかもしれません。
この記事では『もっと成長したい』『もっとキャリアアップしたい』という願望がある理学療法士に向けた記事になっています。
成長願望がある人はぜひご覧ください。
なぜ今の職場が「物足りない」と感じるのか?
今の職場が「物足りない」と感じる理由はたくさんあると思います。
- 担当できる症例が少ない
- 幅広い経験が積めない
- 研修や勉強会が少ない
- 努力を続けても評価されない
こうした要素が重なることで、日々の仕事に「物足りなさ」を感じてしまいます。
満足できない職場にとどまるリスク
あなたが働いていて満足できない職場にとどまり続けると、それはかなりのリスクがあります。
理学療法士としての成長が止まるのはもちろん、症例や知識の幅が広がらないままでは成長もクソもありません。
数年後にあなたがどうなっているか考えてみて、今と変わらないのは、リスクであるというほかないですよね。
そして変わらないということは、自分が正当に評価されないということ。
こうしたリスクを避けるためにも、成長できる職場を選ぶことが大切です。
成長を求める理学療法士が転職で得られるメリット
転職はさまざまなメリットを生み出します。
- 新しい成長の機会を得られる
- 教育制度や研修機会を得られる
- 努力や成果を正当評価される機会を得られる
- 将来性のある病院で働く機会を得られる
などのチャンスを得ることができます。
転職はあなたが『物足りない、満足できない』と停滞した毎日が一変する可能性を秘めています。
その可能性を手にするには、行動するしかないんです。
転職で得られるメリットの数は計り知れません。
その一部を解説していきます。
専門分野・得意分野でスキルを磨ける(スポーツ・脳卒中など)
自分の得意分野や興味のある専門領域で経験を積みたいと考える人は多いです。
ある程度経験をしてきた人なら次第に自分の目指すべき理学療法士像が定まってくると思います。
- 整形外科
- 脳卒中
- スポーツ
- 小児
など特定の分野に集中して取り組むことで、技術や知識の深さを格段に高められます。
ある分野を突き詰めたい、自分の好きな分野で働きたい。そう思うことは自然だと思います。
そして、自分の興味のある分野であれば成長スピードは格段に速くなります。
急性期・回復期・在宅など別フェーズで経験を積める
働く医療機能を変えたいという人も多いです。
- 高度急性期機能
- 急性期機能
- 回復期機能
- 慢性期機能
の4つの機能があります。
それぞれの特徴や患者の質、求められるリハビリ能力が違うので、違う医療機能病院に転職するのはとても成長できます。
実際に私も整形外科クリニック→回復期リハビリテーション病院→急性期病院→スポーツリハと移動してきましたが、全てにおいて理学療法士の役割が違います。
こうした今と全く異なった医療機能に行ったり、より大きな機能をもった病院い行くというのは自分の成長とキャリアの幅を大きく広げることができます。
大学病院・総合病院で最先端の知識に触れられる
大学病院や総合病院で働きたいと考える理学療法士は多いです。
大学病院では超高度な医療と研究を、総合病院ではかなり広い患者や疾患を診ることができます。
さらに、学会発表や研究活動に参加できる機会も多く、知識を実践に活かすスピードが速くなります。
研究や論文は理学療法士として
最新の医療機器やリハビリ設備を使えることも、技術向上に直結します。こうした環境で経験を積むことは、理学療法士としての専門性や市場価値を大きく高めるメリットがあります。
管理職やリーダーへのキャリアアップのチャンス
理学療法士としてのキャリアは、臨床経験や研究のみではありません。
人の上に立つ、指導をする、リハ科を発展させていくという管理職やリーダー職も重要です。
管理職になれる人材はほんの一握りで、なかなかチャンスが回ってこないのも実情です。
しかしそれも転職によって、自分のスキルや今まで積み上げてきた知識を評価してもらえる職場に移れば、管理職の役割を任されることも可能です。
今の職場では全く評価されないあなたのスキルも、転職することで再評価されるチャンスを得ることができます。
研修・勉強会が充実した環境で成長できる
研修や勉強会が充実した職場は多くありません。
日々の仕事が忙しく、研修や自己研磨どころではないのが正直なところで、自己研磨したとしてもせいぜい院内・課内勉強会程度じゃないでしょうか。
院内外の研修に参加する機会が多い職場を探すことで見聞を広げ、人脈を広げ、思った以上の成長を生み出します。
実際に私の職場では、近隣大学と協力し研究を進めている人もいます。
こうした成長環境は普通の職場ではなかなか見られないので、もし手にすることができればかなりのスキルアップにつながります。
スキルや努力を正当に評価してくれる職場に出会える
いくら自己研磨しても、それを正当に評価してくれる人がいなければ意味がありません。
スキルや努力を正当に評価してくれる職場を選ぶこともとても重要。
どんなに専門知識を身につけても、評価されない環境では全くの無駄になってしまいます。
評価制度が整った職場に移ることで、経験や資格だけでなく日々の努力や成果が認められるようになります。
このような職場に出会うことは、これからの人生でも成長し続けるチャンスに恵まれると思います。
将来性のある病院・施設を選ぶことで安心できる
将来性のある病院や施設で働くことは、長く安心してキャリアを築くために重要です。
医療体制や施設の経営状況が安定している職場は、経営不安に悩まされるリスクが少なく、当然『教育』『投資』『研究』などに手を出す余裕も出てきます。
安定した職場・将来性のある職場を選ぶということは我々が安心して働ける基礎になります。
私たちがキャリアアップに専念できるのも安定した土台があってこそですね。
成長を求める理学療法士が考えるべきこと
理学療法士として本気で成長したいなら、まずは「自分は何を目指すのか」を強く想像してください。
- どんな分野でスペシャリストになりたいのか
- どんな患者に寄り添いたいのか
- どんなことをしていきたいのか
これらを鮮明に描くことが重要です。
ただ漠然と『成長したい』『キャリアアップしたい』と考えているだけでは絶対に無理です。
あなた自身が野望と信念を持っていないと、だれも手助けしてくれませんから。
そして絶対に欠かせないのは「自ら行動する」という姿勢です。
学会に参加する、興味のある分野に飛び込む、先輩に積極的に学ぶといった小さな一歩を積み重ねることで未来は変わります。
もちろん転職も同じ。
『転職なんて面倒だし、本当に成功するかわからないし・・・』とイジイジしていても光は見えません。
成長は待っていても訪れませんよ。
想像し、信じ、動く。
熱い思いを持って挑み続ける理学療法士こそ大きな飛躍をしていきます。
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成長できる職場を選ぶためのチェックポイント
成長できる職場を選ぶには、いくつかのポイントを確認することが大切です。
- 研修制度の有無
- 管理職への道はあるか
- 目指す分野に特化しているか
これらを判断して選ぶことで長期的に成長できる職場に巡り会えます。
教育・研修制度の有無
教育や研修制度が整った職場は着実にスキルを磨ける環境です。
- 定期的な院内研修会があるか
- 外部研修会の参加はできるか
- 研修費用の補助はあるか
- 資格手当はあるか
この4つがあるかを確認することで、研修制度の充実度合いがわかります。
教育制度が曖昧な職場ではスキル習得のスピードが遅れることもあります。
成長意欲の高い人は教育・研修制度の充実は職場選びの重要な判断材料になります。
キャリアパスや管理職の道があるか
キャリアパスや管理職への道があるかは、正当に評価される結果としても重要です。
- 管理職制度は明確か
- 管理職の報酬は十分か
- キャリアパス制度はあるか
これらを確認しておくといいですね。
管理職制度は、管理職登用制度や管理職研修の有無を確認すれば大丈夫。
単に年功序列で管理職になれる職場はキャリアアップという面では避けた方が無難です。
キャリアパスは同じ仕事を何年も続けるのではなく、在宅リハビリや地域連携など新しい分野にステップアップできる道があるかどうかを確認しておくといいでしょう。
分野に特化した医師や研究者はいるか
自分が学びたい分野に特化した医師や研究者が職場にいるかどうかは、意外と気付きにくいけど大切なこと。
専門性の高い先生や指導者がいれば知識や技術を効率的に学ぶことができるうえに、最新の研究や治療方針に触れる機会が増えます。
さらに研究のお手伝い等をすることで人脈も増えますし、あなた自身の名前を売るチャンスも。
理学療法士として専門性を高めたいなら、自分の目標に合った指導者がいる職場を選ぶことが重要です。
理学療法士が転職を成功させるステップ
スキルアップを目指して転職を成功させるには、計画的に準備を進めることが重要です。
単に給料を上げたい・ホワイトな職場で働きたいという希望よりも難しいから。
手順としては
- 自分のキャリアプランや希望条件を明確に整理する
- 転職サイトに登録して情報収集する(超重要!)
- 専門アドバイザーに相談する
- 面接や職場見学で確認する
このような流れをたどります。
キャリアアップを目指す場合、転職サイトに登録するのは必須です。
以下に詳しく解説していきます。
自分のキャリアプランを明確にする
転職を成功させるためには自分のキャリアプランをはっきりさせることが重要です。
- どの分野で専門性を高めたいのか
- 主任やリーダー職を目指すのか
- 在宅や地域連携に挑戦したいのか
- 外部研修で資格が取りたいのか
- 研究や症例発表をしたいのか
など、具体的に目標を整理しましょう。
目標が明確でなければ転職先を選ぶことはできません。
ここは妥協しないで、時間をかけてもいいのでじっくりと考えてください。
転職サイトに登録し情報収集を始める
希望するキャリアや働き方が明確になったら、転職サイトに登録して情報収集を始めます。
転職サイトに登録する理由は簡単で、『自分一人では情報収集が不可能だから』です。
【転職に必要なこと】
- 自分の強みを考える
- 自分の希望に合った職場を探す
- 地域(通える範囲)で絞る
- 自分の強みにマッチした職場を探す
- その他条件(給与や休暇)を照らし合わせる
- 面接日程を相談する
- 職場にマッチした職務経歴書を書く
これを個人でやるのはなかなか難しい上に、情報を網羅しきれません。
非公開求人や最新の募集情報を手に入れるのも難しいです。
でも一番難しいのは『キャリアアップできるか?』という情報はなかなか求人票では見えずらいんですよね。
だから転職サイトに登録して転職アドバイザーがあなたから情報を聞き取り、膨大な量の情報の中からあなたにマッチした職場を探し出す。
これをやってもらえるので、絶対に登録して転職アドバイザーの力を借りたほうがいいです。
求人票だけでは分からない職場の雰囲気や成長環境についても情報を得られるので、転職成功の確率を高めるための基盤となります。
実際に私が使っておすすめしている転職サイトがレバウェルリハビリと
PT・OT・ST WORKERです。
ぜひご活用ください。
アドバイザーに相談して職場を絞り込む
転職サイトに登録すると、専属のアドバイザーが担当としてつきます。
レバウェルリハビリや
PT・OT・ST WORKERに登録すると、担当者から電話がかかってくる(時間指定可能)ので、あなたの希望条件をお伝えしてあげてください。
ここで自分のキャリアプランがブレていると、求人を探せないのでしっかりとキャリアプランは練っておいたほうがいいです。
聞かれる項目は
- 基礎情報
氏名・年齢・経験年数など - 転職理由
なぜ今の職場を辞めたいのか(給与、人間関係、成長できない、働き方など) - 希望条件
勤務地・勤務形態・給与水準・福利厚生・勤務時間など - キャリアプラン
今後どんな分野でスキルを磨きたいか(回復期、在宅、スポーツ、研究など) - 転職時期
すぐに動けるのか、数か月後を想定しているのか
の5つです。
電話はだいたい15〜20分くらいかかるので時間を空けておいてください。
もちろん、LINEやメールでの対応も可能なので、相談してみてください。
実際にLINEでやり取りもしました
専門のアドバイザーに相談することのメリットは本当にたくさんあります。
アドバイザーは病院や施設の内部情報、教育制度の充実度、キャリアパスの可能性などを詳しく知っており、自分に合った職場を効率的に絞り込む手助けをしてくれます。
聞きたいことがあれば、代わりに聞いてくれるので面接などで直接聞きずらいことも聞けるので非常にありがたいです。
これは『通勤で高速を使用したいのですが、高速代は出ませんか?』とアドバイザー経由で聞いた結果のLINEです。
こういった聞きにくいこともズバッと聞けるのがいいですね。
また、履歴書や面接のアドバイスも受けられるため、応募準備がスムーズになり心強いサポートを受けられるのも魅力です。
これらの理由から、転職サイトに登録して転職アドバイザーの力を借りたほうが絶対にいいです。
面接・見学で「成長できる環境か」を確認する
求人情報やアドバイザーの助言だけで判断せず、面接や職場見学で実際に「成長できる環境か」を確認することが大切です。
- 教育体制や研修制度
- 症例の幅
- 研修の有無
- 職場の雰囲気
などを自分の目で確かめましょう。
聞きにくいこともあると思いますが、それで落とされたらそんな職場で働くべきではないです。
質問を通して、キャリアパスや評価制度の透明性もチェックできる上に、その職場がホワイトかブラックかもわかります。
妥協せずしっかり確認することが転職のポイントです。
まとめ:今の職場で満足できないなら一歩を踏み出そう
「このままじゃ成長できない」「やりがいを感じられない」
もしあなたがそう思うなら、それは行動すべきサインです。
現状に甘んじるのか、それとも未来を切り拓くのか。選ぶのは、あなただけです。
新しい職場には、これまで経験できなかった症例や専門分野を経験できるチャンスが待っています。
教育・研修の充実した環境で腕を磨き、正当に評価される喜びを味わう。
そうしたチャンスがあるにも関わらず、黙ってみている理由はないと思います。
転職は自分の夢に近づくための挑戦です。
環境を変えれば、得られる学びも、人との出会いも、あなたの人生を変えるほどの財産になります。
迷っている時間はありません。
まずは転職サイトに登録し、未来への扉を開く準備を始めるべきです。
この記事をここまで読んだあなたなら、わかるでしょう?
この小さな一歩が、やがてあなたを大きく飛躍させる原動力となります。
自分の力を信じて新しいステージへ飛び込んでみませんか?