こんな理学療法士・作業療法士は採用したくない|採用担当がチェックする落とし穴と改善法

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理学療法士・作業療法士(PT・OT)は全国的に需要が高い職種です。

「人手不足だから就職は余裕」と思っている人も多いですが、実際の採用現場では意外とシビアにチェックされています。

 

求人票を見ると「経験者歓迎」「ブランクOK」と書かれていても、応募した人全員が採用されるわけではありません。

特に、採用担当者が「こういう人はできれば採りたくない」と感じるポイントを持っていると、書類や面接で不利になってしまいます。

 

この記事では、採用側が敬遠しがちな理学療法士・作業療法士の特徴 と、そこからどう改善すれば採用されやすくなるのかを解説します。

 

こんな理学療法士・作業療法士は採用したくない

採用担当者が見るのは スキルや資格だけではありません。

  1. 長く働いてくれそうか
  2. チームに馴染めそうか
  3. 患者さんや利用者さんに安心感を与えられるか

このあたりが「人材としての安心感」として大きく判断されます。

 

そのため、どれだけ優秀な経歴があっても、以下に挙げる特徴に当てはまると「採用は見送りかな…」となりやすいんです。

 

応募書類に不備がある

採用担当が感じる不信感

  • 履歴書の誤字脱字
  • 写真がスナップや証明写真として不適切
  • 職務経歴書が空欄だらけ
  • 日付や署名の抜け漏れ

たったこれだけで「仕事も雑なのでは?」と思われます。

応募書類は「その人の仕事ぶりを映す鏡」と見られているんです。

対策

  • 書類は必ず2回以上見直す
  • 証明写真はスーツ着用で撮影
  • 職務経歴書には「経験したリハビリ内容」や「患者層」を具体的に記載
  • フォーマットは転職サイトやエージェントが提供するものを活用

書類の丁寧さだけで印象は大きく変わります。

 

第一印象が悪い

採用担当が気にするポイント

  • 面接で最初に会った数秒で、担当者の心の中では評価がほぼ決まります。
  • 挨拶が小さい
  • 清潔感がない(髪、爪、服装)
  • 表情が暗い

「患者さんと接したときもこんな感じ?」とイメージされてしまうんです。

対策

  • 入室時は明るい声で「よろしくお願いします」と言う
  • 清潔感のあるスーツ・髪型を意識
  • 面接練習で表情をチェック(スマホ撮影して確認)

第一印象=患者対応のシミュレーション と見られることを忘れないようにしましょう。

 

自分の言葉で志望動機を語れない

採用側の本音

  • 「ネットで拾ったような志望動機」を言う人はすぐにバレます。
  • 「地域医療に貢献したい」だけ
  • 「患者さんの笑顔のために」だけ

こうした抽象的な言葉は説得力ゼロ。

対策

  • なぜこの病院・施設なのか を具体的に語る
  • 自分の経験と結びつける
例:「回復期病棟での経験を活かして、貴院のリハビリチームに貢献したい」

「自分だからこそ言える志望動機」があると採用側は納得します。

 

臨床経験1年未満

採用側の懸念

  • 即戦力になりにくい
  • 教育コストがかかる
  • すぐに辞めるのではと不安

訪問リハや小規模施設では特にハードルが高くなります。

対策

  • 「学ぶ姿勢」を強調する
  • 研修制度が整っている職場を選ぶ
  • 経験が浅い分「吸収力がある」「柔軟に動ける」強みを伝える

経験の短さを「伸びしろ」としてアピールするのがポイントです。

 

転職回数が多い

採用側の疑念

  • 「またすぐ辞めるんじゃないか」
  • 「人間関係トラブルが多いのでは」
  • 「責任感が弱いのでは」

3年以内に3回以上転職していると、かなりマイナスに映ります。

対策

  • キャリアの一貫性を持たせて説明する
    例:「急性期→回復期→訪問リハと幅広く経験したいから」
  • 「今回の転職では長く働きたい」と強調
  • ネガティブな退職理由を正直に言わない(人間関係など)

「計画的にキャリアを積んでいる」と見せられれば評価は変わります。

 

体調不良による休職期間がある

採用側の不安

  • 「また休むのでは」
  • 「シフトに穴が空くのでは」
  • 「業務に支障が出るのでは」

どうしても気にされやすいポイントです。

対策

  • 必要最低限だけ説明する(病名や詳細は不要)
  • 「現在は体調が安定している」と明確に伝える
  • 「再発防止のための工夫」を話すと安心感につながる

採用側は「再現性」を見ています。再び同じことが起きにくいと示せればOKです。

 

コミュニケーションがとりにくい

採用側が重視する理由

  • 理学療法士は「患者」「家族」「医師」「看護師」「ケアマネ」など多職種連携が必須。
  • 会話がぎこちない
  • 一方的に話す
  • 協調性がない

こうした人は「現場で浮くのでは」と心配されます。

対策

  • 面接では「質問+一言補足」で自然に会話
  • 過去の「チームで成果を出した経験」を具体的に話す
  • 笑顔や相槌を意識する

会話力は練習で改善できるので、模擬面接を重ねるのがおすすめです。

 

まとめ|採用されにくいポイントを知れば逆に有利に

理学療法士・作業療法士が転職で不利になる特徴を整理すると…

  1. 書類の不備
  2. 第一印象の悪さ
  3. 志望動機が浅い
  4. 経験不足
  5. 転職回数の多さ
  6. 体調不良の履歴
  7. コミュニケーションの問題

これらは一見ハードルですが、改善策を取れば逆に「誠実で努力できる人」と評価されます。

採用担当が嫌がるポイントを事前に把握し、面接での伝え方を工夫することで 内定率はグッと上がる んです。

 

転職Q&A

Q. 臨床経験1年未満でも採用されますか?

A. 採用されにくいですが、研修制度の整った法人ならチャンスがあります。「成長意欲」を前面に出しましょう。

 

Q. 転職回数が多い場合、どう説明すれば?

A. 「キャリアの一貫性」を示すのがポイント。分野を広げたい・スキルを積みたいという前向きな理由でまとめましょう。

 

Q. 志望動機が浮かびません

A. 「なぜその職場を選んだか」を軸に考えましょう。回復期・訪問・急性期など、自分の経験との接点を言語化すれば自然な動機になります。

 

最後に

理学療法士・作業療法士は需要が高い職種ですが、採用されやすいかどうかは「ちょっとした印象や準備の差」で大きく変わります。

  1. 書類は丁寧に
  2. 第一印象を大切に
  3. 志望動機は自分の言葉で
  4. 経験不足やブランクは誠実に補足

これを意識するだけで「採用したくない人」から「ぜひ採用したい人」へと変わることができます。

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