「理学療法士を辞めたい。でも、給料が理由で辞めるのはダサい気がする。」
そんなふうに悩んでいませんか?
毎日忙しく働いて、記録を書いて、勉強会にも参加している。
それなのに、手取りはなかなか増えない。昇給も数千円程度で、「このまま10年後も同じ生活なのか」と不安になる人は少なくありません。
特に3〜5年目になると、頑張ってきたはずなのに、給料が思ったほど上がらないことに気づき始めます。
さらに周りを見れば、一般企業の友人が結婚や貯金、マイホームの話をしていて、将来への焦りを感じることもあるでしょう。
実は、理学療法士が「辞めたい」と感じる理由の中でも、給料への不満はかなり上位です。
ただ、ここで知っておいてほしいのは、あなたの努力不足ではないということ。
理学療法士の給料が上がりにくいのには、業界特有の理由があります。
だから給料が上がらなくても全然ダサいなんてことはありません。
しかし一方で、職場を変えただけで年収が50万円以上アップする人がいるのも事実。
この記事では、理学療法士の給料が上がらない理由、将来性、給料が上がりやすい職場の特徴、そして現実的に収入を上げる方法まで詳しく解説します。
理学療法士が辞めたい理由1位:『給料』が上がらない理由は?
理学療法士として数年働いていると、こんな疑問を持つ人は多いです。
- 毎日忙しく働いているのに、思ったより給料が増えない。
- 夜遅くまで記録を書いて、勉強会にも参加しているのに生活がラクにならない。
- 気づけば同期との差もほとんどない。
理学療法士の給料が上がりにくいのは、業界の構造そのものが原因なので、ある意味しかたないことかもしれません。
保険医療制度に頼っている病院やクリニックでは、昇給幅が小さく、年に数千円程度しか上がりません。(むしろ数千円上がれば良い方)
5年働いても手取りがほとんど変わらないケースが多いのではないでしょうか。
さらに、診療報酬制度の影響を受けるため、個人の努力がそのまま給料に反映されにくいのも特徴。
理学療法士は国家資格である一方、資格手当が大きく伸びる職種ではありません。
役職につかない限り、年収アップは難しい仕事といえます。
ただし、働く場所を変えるだけで20〜30代PTでは「年収50〜100万円アップ」という事例も珍しくありません。
今の職場で我慢し続ける前に、自分の市場価値を知ることも選択肢のひとつです。
▽市場価値を確認▽
理学療法士が給料が安いと感じるのは普通?
理学療法士が給料に不満を感じるのは珍しいことではありません。
特に3〜5年目になると、仕事に慣れて責任が増える一方で、給料が思ったほど上がらないことに気づき始めます。
学生時代は
- 国家資格だから安定している
- 将来的に困らない
- 手に職があれば安心
と聞いていたのに、実際に働いてみるとギャップを感じる人も多いのでは?
新人指導や委員会業務、書類作成など仕事量は増えるのに、毎月の手取りは大きく変わらない。勉強会や認定資格、学会参加など自己研鑽にもお金と時間がかかります。
友人(一般会社員)のボーナスや昇給の話を聞いたり、SNSで知って落ち込んだ経験はありませんか?
責任は重く、学ぶことも多い。それなのに給料がなかなか上がらない。そう感じる人はかなり多いです。
実際に「平成30年雇用動向調査(厚生労働省)」によると、平成28年1年間の離職率は産業全体で15.0%でした。
理学療法士を辞めたいと思ってしまうのは、ごく自然なことなんだと思います。
理学療法士の平均年収と現実
理学療法士の平均年収はおおよそ400万円前後と言われています。
ただし、これはあくまで平均なので20代後半〜30代前半の若手では300万円台後半が現実というケースも少なくありません。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると
- 平均年収 約430万円前後
- 月収 約30万円
- 賞与 約70万円
ここから税金や社会保険を引くと、手取りは300万円台が一般的です。
3〜5年目では年収350〜420万円程度が現実ラインといえます。
さらに問題なのは、昇給幅です。
毎年数千円程度しか上がらず、このまま働き続けても将来大丈夫なのか不安になる人も多いと思います。
そのため、理学療法士が辞めたいと感じる理由の中でも、給料への不満はかなり上位です。
頑張っても生活が楽にならない。
そう思い始めると、今の職場にいる意味ってあんだろうか?と、考え始めるようになります。
実際に理学療法士の給料が上がる職場の特徴
理学療法士として3〜5年働いていると、頑張っても給料があまり変わらないことに気づく時期だと思います。
私もそうでした。
新人の頃は経験を積めば自然に年収も上がると思っていたのに、実際は昇給が数千円程度という職場も少なくありません。
その結果、このまま働いていて将来大丈夫なのかと不安になる人も多いです。
では、実際に給料が上がりやすい職場にはいろいろな特徴があります。
基本的には
- 大学病院・共済病院などの大規模医療機関
- 規模の大きな病院・法人
- 専門的な医療を担う病院
- 都市部の病院
- 出来高制や歩合制がある訪問リハ
- 自費リハやスポーツ系リハビリ施設
このあたりを狙っていくと高収入な求人に辿り着きやすいです。
その中でも最も重視して欲しいのが、昇給制度が明確な職場です。
年功序列ではなく、役職手当や介入件数、資格手当など、努力が収入に反映されやすい環境は年収が伸びやすい傾向があります。
訪問リハなんかは、1件につき3000円などインセンティブがあるので、頑張っただけ収入が上がりますし、毎年2000円昇給する職場と、5000円昇給する職場では10年後に基本給は3万円、年収で48万円(賞与4ヶ月の場合)も差がつきます。
次に、病院だけにこだわらないことも重要です。
特に訪問リハビリや介護分野、成長中の法人では、病院より給与水準が高いケースもあります。
実際に転職後に年収が50万円以上上がったという理学療法士も珍しくありません。
もし今の職場で、昇給がほとんどない、頑張っても評価されないと感じているなら、一度ほかの求人を見てみる価値はあります。
今の職場が普通だと思っていたけれど、ほかの求人を見て初めて条件の差に気づくことはよくあります。
給料が高い理学療法士の職場ランキング
理学療法士として働いていると、頑張っている割に給料が上がらないと感じる場面は少なくありません。実際、職場によって年収差はかなり大きいです。
理学療法士の給与は、同じ資格を持っていても勤務先の種類によって大きな差があります。
- 一般病院:約23〜30万円/280〜400万円前後
- クリニック:約28万円/336万円〜504万円
- デイサービス:25〜40万円/300万円〜500万円
- 訪問リハビリ:30〜50万円以上/400〜650万円前後
※参考:
PT・OT・ST WORKER・コンパス求人サイト・マイナビコメディカル
一般病院の月給は安定していますが、年収は400万円程度が平均。
比較的給料が高い傾向にあるのは、まず訪問リハです。インセンティブ制度がある職場も多く、経験を積むと年収アップを狙いやすい環境です。
次に整形クリニックです。自由診療や自費リハを取り入れている職場では給与水準が高めなことがあります。
一般病院は残業代や各種手当がつきやすく、安定した収入を得やすい特徴があります。デイサービスも病院より給与条件が良い求人が見つかることがあります。
もし今の給料に限界を感じているなら、一度求人を見てみるだけでも価値があります。
今の職場では当たり前だと思っていた条件が、実はかなり低かったと気づくかもしれません。
理学療法士は3〜5年目が転職のベストタイミングな理由
実は、3〜5年目は理学療法士が転職を考えるうえで非常に良いタイミングです。
なぜなら、基本的な臨床経験があり、即戦力として評価されやすい時期だからです。
1〜2年目では経験不足と判断されやすい一方で、10年以上経つと職場に慣れすぎて転職のハードルが上がることがあります。
また、この時期は自分が何に不満を感じているのかもわかってくる時期。
- 給料
- 人間関係
- 将来性
- 働き方
など、自分が不満を抱いている職場環境がはっきりしてくる時期です。
もし今、給料に納得できず辞めたい気持ちがあるなら、今後のキャリアを見直すサインかもしれません。
実際に私も3年目で転職しました。
当時の私は回復期病院勤務で、残業代込みでも年収320万円ほどでした。
周囲の友人はボーナスで旅行に行く中、自分は貯金も増えず、「このまま結婚や住宅ローンは無理かもしれない」と焦っていました。
そして、別の病院に転職したら年収が320万円から410万円にまで上がり、とても嬉しかったことを覚えています。
3年目くらいのスタッフは、いちばん需要のあるタイミングだと思います。
理学療法士が給料を上げたいならやるべきこと
もし給料を上げたいなら、精神論ではなく現実的な方法を知ることが大切です。
方法は大きく3つあります。
1つ目は、給与水準を調べること。
今の職場の給料が低いのか、高いのかは、外を見ないと判断できません。実際、同じ経験年数でも職場によって年収に100万円以上差が出ることもあります。
2つ目は、条件の良い職場を知ること。
病院だけでなく、訪問リハビリやクリニック、介護分野など、働く場所によって給料や待遇は大きく変わります。知らないだけで、もっと条件の良い求人が見つかるケースも珍しくありません。
そして3つ目が、転職相談をしてみること。
ここで大事なのは、すぐ転職すると決める必要はないという点です。まずは登録して求人を見てみるだけでも構いません。
特に重要なのは、自分の市場価値を知ることです。
- 今の経験なら年収はどれくらいが相場なのか
- 自分でも応募できる職場はあるのか
こうした情報は、実際に求人を見たり相談してみないと分かりません。
もし今の給料に少しでもモヤモヤしているなら、一度相場を確認してみるだけでもいいと思います。
誰に相談するかわからない、上司に相談してもいいの?という疑問がある方はこちらの記事を読んでください。

まずは情報収集から始める
給料が低い。このまま理学療法士を続けていて将来は大丈夫なのか。
そう思った時大事なのは、すぐに辞めるかどうかを決めないことです。
まずは情報を集めてください。
今の職場しか知らない状態だと、給料が低いのが普通なのか、それとも環境が悪いのか判断できません。
実際、同じ理学療法士でも職場によって年収や待遇はかなり差があります。
訪問リハビリや整形クリニック、回復期病院など、働く場所が変わるだけで収入が上がるケースも珍しくありません。
転職するかどうかは、情報を見てから決めれば大丈夫です。
まずは無料で求人や条件を確認し、自分の市場価値を知るところから始めてみてください。
相談だけでも問題ありません。
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- 「今の給料が低いのか知りたい」
- 「転職するかはまだ決めていない」
そんな段階でも大丈夫!
実際に求人を見るだけで、
- 自分の市場価値
- 今より条件の良い職場
- 年収アップできる可能性
が分かります。
それを知ってから転職活動をしても、全然遅くはありません。
あなたの給料は上がる可能性が高いです。
ぜひ相談してみてください。




