【術後翌日~1週間】内側半月板損傷に対する術後リハの超急性期に実施するリハビリとは?




内側半月板損傷術後のリハビリテーションです。

今回は超初期(術後1日~1週間)の流れについてお話します。

 

術式は関節鏡視下で半月板の肥大化組織の扁平化、広がった半月板の中央化、大腿骨と脛骨の骨棘の切除です。

 

【術後1日~1週間】超急性期の理学療法

術後当日は理学療法介入は困難です。

体調変化の経過観察により、酸素マスク、点滴、バルーン留置されており、全身麻酔からの回帰もできておらず意識が朦朧(もうろう)としているので様子だけ見て終了となります。

 

術後翌日から理学療法介入を行いますが、かなり痛みは強いです。

VAS7-9前後の数値が多く、女性は「出産より痛い」という方も。

点滴による痛み止めを実施しているケースが多いですが、まずは離床させます。

 

移乗動作は患側下肢がほぼ使えないので片足での移乗となります。

術前にしっかりと片足での移乗動作の練習をしていれば、スムーズに移乗動作ができますが、練習していないと痛みと恐怖感で移乗は難しいです。

その場合、トランスファーボードを利用したり2人介助が必要になります。

 

 

理学療法の流れは以下の通り。

 

半月板損傷の術後1週までの理学療法
  • 荷重量は25%(4分の1)
  • 膝屈曲は90度

 

浮腫療法

術後は浮腫が多いので、浮腫の除去が必須となります。

患部の挙上、足指からのROM-exは積極的に実施しますが、足関節を動かすと術創部に強い痛みが出るので愛護的に実施します。

この原因は、腓腹筋の起始部が大腿骨であることが原因です。

同時にDVT(深部静脈血栓症)の予防にも努めていきます。

 

弾性包帯を巻いて下腿圧迫する場合が多く、看護師にお願いして1日2回まき直ししていただくと良いですね。

 

関節可動域練習

関節可動域練習は、まず足指・足関節・股関節を中心に行います。

この時点では自動運動困難なので、他動運動を行っていきます。

足関節・股関節の運動は筋の付着が膝関節をまたいでいることから激痛が走りますので、ポジショニングや運動方向を見極めながら愛護的に実施してください。

 

股関節に関しては、足を持ち上げる以外にも上体を起こすことで屈曲と同じ効果が望めます。

 

膝は痛みで動かせない場合が多いですが、術後3日ほどすれば徐々に動かすことも可能。

感覚的には3日目で70度、4日目で80度、6日目くらいに90度に到達します。

臥床位よりも車いす座位のほうがやりやすく、足の裏にタオルを引いて滑らせるように膝を屈曲させると不安感なく曲げることができます。

 

筋力強化

患側の筋力強化はこの時点では積極的に実施しません。

等尺性収縮を利用し、大腿四頭筋に収縮を入れることから始めるといいでしょう。

これも、術前から練習しておかないとできないので注意。


筋力強化で重要なのは健側と上肢です。

臥床期間・不動期間が長くなるのでドンドン筋力低下が進んでしまうので、1kgの重錘による強化や、徒手抵抗運動を実施します。

当然、患側に刺激が加わり痛みとなって出現しやすいので、それに留意して行っていきましょう。

 

腫脹に対する対応

術後超初期は腫脹と熱感が強く、いわゆる炎症症状が出ています。

炎症に対する対処法はクーリングが効果的なので、看護師に相談してアイスノンや氷枕を用意し、それを患部にあてがうことをおすすめします。

 

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冷やす時間が長いと、今度は熱感が増強するので10~15分を目途にアイシングを辞め、30分程度時間を空けてまた冷やす、といった作業をしていきます。

 

トイレ動作について

トイレは術後翌日から積極的に行きます。

片脚での方向転換となるので、術前リハビリでの練習が必須です。

 

下衣の上げ下ろしは介助が必要な場合が多く、トイレ自立は術後5日以降または1週間以降の場合が多いですね。

 

 

入浴

術後1週間は入浴は難しいと思います。

清拭や機械浴でのシャワーが基本で、自立できるのは術後1週間以降となります。

 

術創部はには防水テープを貼っていれば濡れても大丈夫。

このようなものがリハ室に1つあると、介入中に患部周辺を清拭できるので便利です。

抜糸

抜糸は10日目くらいです。

抜糸後は皮膚の短縮を改善するために皮膚の伸張性を高めるリハビリが必須となります。

 

まとめ:半月板損傷の超急性期リハビリ

術後の超初期は痛みが強く思うようにリハビリが進まないかもしれません。

そんな中でできることを見つけ、介入していくべきです。

 

患側のみならず、健側や上肢にも着目して運動をしていきましょう。

離床がスムーズにできるようになれば松葉杖の練習もドンドンやっていきましょう。

 

 

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