幼児の心と言葉を発達!感受性豊かな子になる新しい経験と反復練習の重要性




幼児期の脳は大人より未熟ですが、それでも5歳までには脳の機能の80%が完成すると言われています。

残り20%は、5歳までに積み上げてきた基礎を使って構築していくとのことなので、5歳までの脳の発達がその後の学習に非常に重要な役割を持つと言えます。

 

5歳までに『新しい体験』と『反復した体験』を経験することで、より脳のネットワークが頑丈なものになり考える力(思考力)や表現する力(感受性)、伝える力(表現力)が伸びていくとのこと。

【参考|母子健康協会

 

幼児の心と言葉を発達させる脳へ『新しい経験』の重要性

脳は今まで経験したことのない刺激を受けると活発に動き出します。

それは大人も子供も変わりません。

 


  • 新しいおもちゃ
  • 新しい公園
  • 新しいスマートホン
  • 新しい自動車

 

人間は新しいものを手にするとワクワクし、惹きつけられます。

思えば人間の進化は新しい発見の連続だったはず。

 

もちろん、物を変えるだけじゃなく場所や環境を変えることでも、新しい経験はできますね。

 

脳は新しいものが大好きだ!

脳が『新しいもの』を認識するのは中脳の黒質あたりであると言われています。

黒質は海馬など記憶力に長けた領域と密に接しているので、中脳の中でもより学習や記憶に特化している部分であると言えます。

 

さて、脳をMRIで撮って被験者に『新しいもの』を認識してもらう実験をある研究者が行いました。(オドボール課題

すると、これまでに経験させたことのない体験や、見せたことのないものを見せたときに、中脳の黒質付近が強く反応したという事です。

 

自分の知らないモノを診たり、体験すると脳が『もっと知りたい』『試してみたい』という欲求を訴えていくようで、それが脳の興奮に繋がっていくんだとか。

つまり、まだ脳の発達しきっていない幼児期に新しい経験をさせることで中脳の黒質を中心に記憶や学習をつかさどる海馬も興奮し、より強い脳のネットワークと基礎が構築されると考えられています。

 

この研究は『Nico Bunzeck氏とEmrah Duzel氏による論説』が元となっています。

興味があれば読んでみてください。

【一文抜粋】
新しいものを目にすると、私たちは、何らかの形で報酬が得られる可能性があると考えます。
この可能性が、報酬を見つけ出そうとする意欲を高めるのです。
刺激に慣れた場合、脳はそれが報酬と結びつくものではないと学習し、報酬の可能性は消えます。
まったく新しいものだけが中脳を活性化し、ドーパミン濃度を上昇させるのは、このためです

 

幼児の心と言葉を発達させる脳へ『反復練習』の重要性

脳は新しい経験ばかりを与えても成長しません。

今度は反復した体験を与えることで、脳はさらに複雑なネットワークを構築するんです。

 

例えば、スーパーマリオのテレビゲームの1面を思い出してください。

最初の敵はクリボーのはずです。

 

そのクリボーに当たってやられてしまったとしましょう。

みんな通る道

 

まさに初体験なので脳は活性化して最高の状態になっていますが、新しい体験が終わったから、別のゲームソフトに切り替えようと考える人はいないはずです。

 

失敗した人も、そこで打ち切られてしまうと強いストレスを感じる事になるでしょう。

 

脳は反復体験で修正力を身に付ける

1度失敗した、成功したことを反復して繰り返すことで、脳は『手順』を覚えていきます。

  • 成功した→何度も成功して確立を高めていく
  • 失敗した→何度も挑戦して成功する道筋を発見する

これが脳には重要なんです。

 

幼児期は失敗ばかりすると思います。

その失敗も、1度で諦めず何度も繰り返しチャレンジしているはずです。

 

この繰り返しの体験を与えることで、脳の基礎的な部分が強固になっていくんです。

だから幼児期には『新しい体験』と『反復した体験』がとても重要なんですね。

 

こういった経験をすることで、脳が発達し、それに伴って心と言葉の発達にも繋がっていきます。

感受性豊かな子供になるには、5歳までの脳の発育が重要であると言えます。

 

幼児期にお勧めの遊びや学習

幼児期にやることで、脳のネットワークが頑丈なものになり考える力(思考力)や表現する力(感受性)、伝える力(表現力)が伸びていく遊びや学習があります。

 

フラッシュカード

リハビリでも幼児教室でも使われる定番!おすすめフラッシュカードの紹介【医療従事者おすすめ】
フラッシュカードはリハビリでも良く使う脳に良い遊びです。知育としても優秀ですので、フラッシュカードの紹介をいたします。

フラッシュカードは絵を目の前に出して、書かれている絵を言ってもらうといた遊びです。

どんなカードが出てくるのか?という新しい経験と、何度も繰り返し遊ぶことで反復練習ができますので、非常にお勧めできる学習です。

 

絵本

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絵本は子供の知育にとても良い影響をあたえます。ここでは、医療従事者目線で選ぶ、子供の脳に良い絵本を厳選して紹介いたします。

絵本も、フラッシュカードと同じで、どんな話なのか?どんな絵なのか?という新しい経験と、絵本の内容を反復して理解しようとすることで脳にかなり良い効果を与えます。

 

通信教材

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通信教育は幼児から使えるものも多く、しかも月齢に合わせて学習内容が変わるので非常に有効です。

毎月内容も変わるので新しい経験をずっとできますし、何度も繰り返せるのも嬉しいですね。

 

私がお勧めするのはスマイルゼミで、幼児期からやっててもよかったかな?なんて思っています。

 

まとめ:5歳までにいろいろな経験をさせよう!

子どもの成長は早いですが、脳の成長はめちゃくちゃ早いです。

5歳までに80%が構築されてしまいますから、それまでにいろいろな経験をさせてあげたいですよね!

 

脳を育てるには
  • 新しい経験をさせる
  • 反復練習をさせる
  • 環境を変える

 

というのが大切です。

ぜひ早めに知育していきましょう!

 

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